そして最近のIS小説はもっとふざけていいと思う
女敬男卑
IS、通称インフィニット・ストラトス
女性にしか扱えないこの兵器の登場により
発生した風潮である
この風潮はIS学園でもあるが
ジャックにとっては大した事に思ってはいなかった
誰かを見下すのは男と女のどちらにも居り
ジャックの経験上、どこにでもそう言った者は
大抵居ると考えているのだから―――
ジャックが予期せぬ公開パージを行ったその後
休み時間に生徒達の大体はジャックと距離を取って
それぞれ話し合っていた
す、凄い筋肉だったね
男の体・・・・初めて見ちゃった
目が、目が潰れるぅ
あれ絶対十代の体じゃないって!
本物の筋肉見れて本がはかどるわー
は、はしたない!
反応は人それぞれにあったがそれほど酷くもなかった
自己紹介時の落ち着いた声と態度が頭に残り
幾分か印象を良くしていたらしい・・・・裸以外は
そしてその本人ジャック・O・Iの現在は
キュ、キュ、キュ、キュ
まるでなにもなかったかのように頭に被ったままの
ヘルメットらしき物をハンカチで丁寧に磨いていた
「やはり動き回るからには清潔にしなければな」
裸体を晒した後だろうが平然している
そんなジャックに近づく髪を後ろに縛った生徒がいた
「少しいいか?付いてきて欲しい」
「・・・・いいだろう」
―――――
―――
移動した二人は空が見える学園の屋外に出ていた
「それで、用件はなんだ」
「・・・・・・のか」
「?」
「ほ、本当にお前は・・・・一夏なのか!?」
「私の名前はジャック・O・Ⅰ、Oが織斑でⅠが一夏だ
そしてそちらの名前が箒で間違いなければ・・・・久しいな」
「・・・・・・一夏、なのだな」
箒は震えた声でそう言ったあとに下を向いて
「どうしてこうなった・・・・!!」
両手、両膝を勢い良く地面に着いて言葉を出した
「なりゆきでこうなったとも言えるな」
ムキッ
ジャックは筋肉を主張するようなポージング取った
「どんななりゆきで幼馴染が筋骨隆々で
バケツを被った2メートルの巨漢になるんだ!!」
「これをバケツと言うがそう言うお前はモップじゃないか」
「モップ!?馬鹿にしているのかお前は!」
「そう言えば剣道の大会で優勝したそうだな
祝いの言葉を送ろう、おめでとう」
「む、ありがとう・・・・
ってそうだがそうじゃないっ!!」
箒はどこかやるせない気持ちと一夏の変貌に正直言って
『認めん、認められるかこんな事!』な気分だった
「せめて・・・・せめて顔を見せろ!」
「顔か、いいだろう」
スッ
スポン
ジャックは被っていたものを脱いだ
「これで満足か?箒」
「あっ・・・・」
被り物を取ったその顔は箒が知る幼き頃の織斑一夏の
面影を残し、凛々しく、逞しく、威風堂々たる面構えであり
だがどこか涼しげで落ち着いた雰囲気を持つ
ジャック・O(織斑)・Ⅰ(一夏)の顔がそこにはあった
「い、一夏ぁ・・・・私が知らない間に
こんなにも凛々しくなっていたのだな・・・・!」
箒はやっと合えたまともな状態の一夏に近づくが
スチャ
「なっ!?」
「ふぅ、やはりこの頭は落ち着く」
ジャックは興と読めるものを被った状態に戻っていた
「なぜまたそれを被るんだ!?」
「私はこのヘッドパーツを気に入っていてな
日常的に愛用させてもらっている」
「態々そんなものを被らなくてもいいだろう!
それに・・・・被っていないほうが、その・・・・」
箒は顔を隠すように下を向いてなにか言いたげに
もじもじとし始めた
「(いかんな、そろそろ休憩時間が終わるが・・・・)」
「その・・・・・・あの、いや・・・・」
箒は顔を赤くして更にもじもじとしている
「(これではまだ時間が掛かるか・・・・仕方がない)」
「すまないがそろそろ授業が始まってしまうのでな
・・・・先に戻らせてもらう」
ジャックはそう言うと足早に教室へ歩いて行った
それから20秒後~
「か、かか!・・・・かっこいいぞっ!!」
大きな声ではっきりと伝える、しかしなんの返事もない
「・・・・・・一夏?」
そこにジャックは既にいなかった
「どこに行った一夏ああああああああ!!!」
この後、箒は顔色を真っ赤に走って一夏ことジャックを探し
教室にて見つけるが、千冬に見つかり授業時間の遅刻と
同時に説教を言い渡されたあと大人しく自分の席に座り
授業中、少し涙目でジャックを睨み続けたが
ジャックはどこ吹く風と言わんばかりにキッチリと授業を受けていた
今回はちょっと穏やかなの話しでした
次の投稿は信用できない活動報告にてー