とある忍びの二度目の転生生活   作:龍神王聖人

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はい。3日連続投稿です。誤字、脱字あれば言ってください。あ


第四話

 

 突然だが、世の中には信じられないことが多々ある。

 

 七草こと、真由美と仲良くなって遊んだり、七草の家にお邪魔して原作に出てくる噂の狸(真由美の父親のこと)に遭遇したり、真由美にだけ修行場を見せて(忍術やチャクラコントロールは見せてない)秘密を共有したり、と、なんだかんだで、小学六年の夏休みになり、修行の方では仙人モードが出来るようになって、感知系がかなり鋭くなり、それを試しながら歩いていると、いつもの感知では感じなかった(というより、仙人モードに頼り切っていたため感知系はあまりとくいではなかった。)チャクラを捉えた。しかも、そのチャクラは他の一般的なチャクラに比べて異質な特徴があった。

 それは、

 

(これは・・・二尾 又旅のチャクラか?)

 

  

 

 

 

 二尾 又旅

 

 尾獣と呼ばれる一尾から始まり九尾までの膨大なチャクラを持った生物たちの内の一体。

 見た目は猫科のような姿をして、全体的に黒い模様と青い毛並みで覆われている。そして、もっとも分かりやすい特徴は尾獣の代名詞である尻尾にある。そして二尾の又旅の特徴は二尾と名前が示す通り二つある尻尾である。

 

閑話休題

 

 

 さて、これからどうするか、しばらく、思考の海に沈む。

 二尾の又旅。この時、この単語を聞いた時、俺の脳裏を過ぎるのは、ある女性の横顔。 

 腰ほどある金髪の長い髪を後ろで一つに縛った髪型が特徴で顔立ちやスタイルも抜群。里中から慕われ、責任感が強く、2歳の頃から二尾の人柱力を努め、暁に狙われ攫われ、救出に来た仲間たちに見送られながら俺の腕の中で息を引き取った、忘れることはなくその存在を心に刻まれた俺の親友。第四次忍界大戦の時にオビトによって蘇らされ戦った後に来世で再会を約束して以来の気配に胸から込み上げて来るものがある。

 

 俺は居ても立っても居られなくなって、思わず走り出す。

 

 チャクラを仙人モードで辿っていく。 

 

 周りの人混みを縫いながら、ぶつからないように走る。途中で七草がこちらに手を振っているが、今はそれどころではない。

 早く会いたい。かつての親友に再開する為に走りつづける。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どのくらい走っただろうか。

 

 端末の時計を見ると一時間程であることがわかる。

 今は仙人モードを解いて公園で休憩中である。流石に修行しているとはいえ、一時間ぶっ通しで全力疾走は身体に堪えるものがある。

 今の時代でも存在する自販機で買ったコーヒーを一口飲み調子を整えホッと一息つく。

 

「あんた、コテイかい?」

 

不意に一人、目の前に立ち止まる気配がして女性の声で聞かれた気がした。

 

「はい?」

 

 いや、気のせいではない筈だ。

 そう思い顔を上げて聞き返してみる。

 

「いや、だからさ、あんた、コテイ・・・赤銅コテイかい?って聞いているんだ。」

 

 目の前には声の通り、長い黒髪を後ろに束ねた女性が立っていて改めて訊ねてきた。

 『赤銅コテイ』、この言葉は名前で前世で俺が名乗っていた名前だ。この世界に生まれ変わってから今まで一度たりともその名前を口にしたことはない。つまり、この名前を知っている奴はこの世界では前世の記憶があり、俺と面識があるあの世界の住人しか有り得ないのだ。

 

 俺は改めてその女性を見てみる。

 黒髪を後ろに束ね、瞳は切れ目っぽくて黒い。スタイルは普通抜群で大人の色気を醸し出している。その中でも特に胸が大き過ぎず小さくない丁度いい大きさが魅力的である。服装は青い長ズボンのジーパンに上は夏に合った長袖の白いシャツを腕まで捲り腕を組んでいて胸が強調されている。

 

 しかし、今はそんなことはどうでも良い。いや、良くないけど、兎に角、横に置いとく。

今、目の前に立つ女性が何者なのかを知る必要がある。

 

「あんた、ユギトか?二位ユギト。」

 

「ああ、そうだよコテイ。また会ったね。」

 

意を決して訊ねてみる。

 すると女性は笑みを漏らし嬉しそうに答えた。しかし、その表情には複雑も隠れていた。




転生者がいないとは一言も言っていない。
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