トロル物語   作:永遠の二番煎じ

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ジャンの軍勢がザーク国に攻め込む、そんな噂が町であった。
しかし、噂ではなく本当に攻めてくるのである。
ジャック・ビアンカ・近衛兵長の選択は?


守るもの

ジャックは人間のまま兵士として訓練していた。

ジャックは朝から詰所に行った。

ホイミン「ジャック、僕は一度死んで以来君の本当の姿を見てないよ。」

ホイミンは心配そうに言った。

ジャック「大丈夫だ、この姿が気にいってるし、ビアンカによれば俺はいつでも戻れるそうだ。」

ホイミン「ならよかった。」

ジャック「そっちは慣れたか。」

ホイミン「ん、けが人が少ないからMPかけ疲れしないから楽な仕事だよ。衛生兵は。」

ジャック「まあ、そのうち人間同士の殺し合いが始まるから気にするな。」

ジャックはそう言って去って行った。

 

ジャックが城内を歩いていると、一人の兵士が伝達した。

ジャック「どうした?」

兵士「と、とと、特技の千里眼をしたら、我国民の666、6倍のジャンの軍勢がこっちに向かって進軍してます。」

兵士は恐怖におびえていた。

ジャック「そ、そうか。それは非常だな。休んでおけ。」

兵士はその後詰所に行った。

 

ジャックはすぐジャンの軍勢のことを近衛兵長とビアンカに知らせた。

そして会議室で今後の方針を話し合った。

ジャック「どうするんだ?」

近衛兵長「お前、千年生きててそれはねーだろ。こういう時こそお前の出番だろ?」

ジャック「俺が1000年生きてこれたのはこういう戦争から逃げてきたからだ。」

近衛兵長「まじかよ・・・ザークもよくこんなやつよこしたな・・・これなら兵長の方が・・」

ビアンカがびしっと男らしく言った。

ビアンカ「嘆いても仕方ないわ。乗り切る方法を考えましょう。」

ジャック「確かにそうだな。」

 

みなさんも考えただろうが、『ルーラすればいいんじゃね?』みたいな発想もありますが。

ルーラはごく一部の強い存在だけが覚えれる呪文でしかも一度にルーラ出来る人数は最大でも一桁です。

だからこの世界の移動手段は浮遊、徒歩、馬車、船くらいですかね。

今頃ですが設定はそこそこあやふやです。設定不安定にお詫びします。

 

ジャック「方法は二つある。」

近衛兵長とビアンカは息を呑んで聞いた。

ジャック「国民皆兵か、ザーク本領を放棄し、竜王魔城に全員で逃げるかだな。」

 

近衛兵長「だったら男は皆兵、女・子供は南に避難でどうだ?」

近衛兵長は異常に汗をかきながら言った。

ビアンカ「それじゃあ1:12で玉砕みたいなもんよ、全員で放棄したほうがいいわ。」

この侵攻に備えての作戦には打開策が見つからなかった。

 

短い議論の結果国民全員南の魔物の町に避難、その間に少数の兵士で遊撃で時間を稼ぐという作戦であった。

遊撃班と避難班に分かれ、即座に行動を開始した。

 

ザーク城南でビアンカとジャックは国民が兵士たちとともに暗黒の森に向かうのを見ていた。

ジャック「ビアンカ女王、あんたはいいのか?」

ビアンカ「私も魔法僧侶よ。遊撃班とともに戦うわ。」

ジャック「1:24だぞ。」

盗み聞きしていた近衛兵長が言った。

近衛兵長「ビアンカ女王、どうか避難を!!でなければザークが悲しむぞ!」

近衛兵長は熱弁していた。

近衛兵長「旅の道中、女王が力尽きた時何回ザークが泣いたか。しかも女王が何回力尽きても同じ感情で嘆いていた。」

ビアンカ「・・・それでも人はいつか死ぬ、いや生き物には死が待っている。」

 

ビアンカはそう言って詰所に行った。

ジャック「お前たちの気持ちわかりすぎてつらいぜ。俺は兵士たちの士気をあげてくる。」

ジャックは城下町北に行った。

近衛兵長「女王がそう決めたなら俺は近衛兵として従うしかないな。」

 

ビアンカは詰所で神秘のビスチェを装備し、天罰の杖を装備した。

ホイミン「本当に行くんですか?」

ビアンカ「ええ、あなたは避難班の兵士たちを補助してあげて。」

ホイミン「あの時は生き返らしてくれてありがとう。」

ビアンカ「戦闘で力尽きるのはよくあることだわ。だから礼なんていらない。」

ビアンカとホイミンは抱擁した後ホイミンは南に続く難民について行った。

 

ジャックは城下町北の見張り台でジャンの軍勢を見ていた。

ジャックは半分以上が魔物で出来たジャンの軍勢に驚いた。

ジャック「ほとんど魔王軍じゃねーか。あんなに魔物が統率された軍は600年ぶりに見たぜ。」

 

ジャックは思った。ジャン王国はもう人間が統治しているのではないと、王は魔物だと悟った。

だがジャックもジャン王国の王がバロムだとは分からなかった。

ジャックがいるべき軍はジャンの軍であった。

しかし、ザークとの約束を果たすと誓ったのである。

 

兵士たち「兵長!!!御命令を。」

ジャック「町の北にマホカンタを唱えて、遠距離攻撃の用意をしておけ!!」

ジャックの命令通り魔法使いたちはマホカンタを唱えた。

 

主な戦争に参加している種族・職業

遊撃班[兵士、武闘家、魔法使い、さまようよろい、がいこつ剣士、キラーマシン]

避難班[兵士、僧侶、おおきづち、キメラ]

近衛班[熟練兵士のみ]

敵軍勢[兵士、魔導師、ばくだん岩、スライムナイト、ドラゴンキッズ]

 

ビアンカはザーク城最上層から北の戦況を見ていた。

近衛班は城を厳重に見回りしていた。

ビアンカが最上層から見ていると近衛兵長も来た。

 

近衛兵長「この緊張感、バロムの手下・悪魔神ガジラを倒した時くらいありますね。」

ビアンカ「そうね。同じころザークと兵長はバロムを倒してたから。」

近衛兵長「ザーク王国は儚い平和でしたね。」

ビアンカは目をキラキラさしながら言った。

ビアンカ「いえ、この戦争が終われば永遠の平和がやってくるわ。」

近衛兵長「さすが勇者の花嫁ですね。」

近衛兵長はビアンカの考えに感心していた。

 

 

 

 

 

 

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