ジャック「それより国王、牛魔人や系統リーダーを処刑したのは本当か?」
ジャックは真面目な顔で聞いた。
ザーク「ああ、だが人間に殺意のない魔物は処刑しなかった。」
ジャック「あと一ついいか?」
ザーク「ああ、いいぞ!」
ザークは堂々としていた。
ジャック「これから人間同士の戦争が始まるのか?」
ザークは顔色を変え言った。
ザーク「かもしれない・・・」
ジャック「それはさけられないのか?」
ジャックは悲しそうな顔で聞いた。
ザーク「残念だが、人間と魔物の戦争は終わっても、人間同士の権力争いはこれからだからな。」
ジャックは残念そうだった。
それを見たザークは言った。
ザーク「今無職か?」
ジャック「ああ。」
ザーク「なら魔城に来ないか?」
ジャック「まさか、俺に番兵を?」
ザーク「違う、トロール君。君の戦争経験を聞かしてほしいんだ。」
ジャックはしぶしぶ200年ぶりに竜王魔城に行った。
人間と魔物はザークと悪魔系の魔物がいっしょに歩いているのを不思議に見ていた。
魔城最上層にザークとトロルは上がった。
ジャック「ここは魔王の間。懐かしい。」
ザーク「ここに来たことがあるということはかつては幹部だったのか?」
ジャック「いや、魔王の手下の時によく報告に来たんだ。」
ザーク「そうか、ところで君はなんて名前だ?名前がトロルではないだろ。」
ジャック「トロル自体少ないから、普段はトロルや旦那って呼ばれるが、俺はジャックだ。」
ザーク「ところでバロムについて何か知らないか?」
ジャック「悪魔神バロムは滅びたんじゃないのか?」
ジャックはするどくつっこんだ。
ザーク「君を信じて言うが、俺はまだバロムは生きていると思う。最後に自分に呪文をかけていた。」
ジャック「なるほど、多分シンプルにルーラかリレミトを唱えたかもしれない。やつはかつて人間であった。そう200年前お前と同じ勇者だった。やつは一代前の破壊神ディアボロスを倒した後、やつは人間をやめ破壊神となった。やつはお前と同じザークの先祖だろ。」
ザーク「まるで『ジョジョの奇妙な冒険』だな。」
ジャック「呪文で生き延びたかどうかは推測だが。後は本当の話だ。」
ザーク「俺も魔王にならないように気をつけねばならないということか・・・」
ザークは少し気分が悪くなったが、聞き直した。
ザーク「ジャック、君は何歳なんだ?」
ジャック「俺は1000歳だ。あと500年俺は生きれる。」
ザーク「1000年もこの混とんとした世界を生きたのか・・・」
ザークはジャックの長生きに感心した。
ジャック「お前は何歳なんだ?」
ザーク「俺はまだ20歳だ。」
ジャック「そうか、だが人間の国王がこうやって魔物の町を統治に来るのは初めてだ。1000年で4人の勇者を見てきたがお前が一番世界のことを考えてる勇者なのかもしれない。」
ザーク「まあな、初対面で申し訳ないが俺の願い聞いてもらっていいか?」
ジャックはザークの話を聞き城から去った。
魔城最上層からザークと兵長はジャックが去っていくさまを見ていた。
兵長「本当にいいのですか?」
ザーク「ああ、あんなに人間らしい魔物は見たことない。」
ザークは清々しい顔をしていた。
ジャックはいつものようにキーマ宿屋に帰ってきた。
キーマ「トロルの旦那、おけーりでございやす。」
キーマはなぜか興奮していた。
キーマ「旦那、国王と歩いてたじゃないそうですか。」
ジャック「まあな、キーマ今までありがとう。宿代は絶対返すからな。」
キーマ「旦那、遠出ですかい?」
ジャック「ああ、ザーク王国に行くんだ。ザーク王直々の御命令だ。」
ジャックは次の日の朝竜王要塞を出て北のザーク王国に向かった。