トロル物語   作:永遠の二番煎じ

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前回までのあらすじ
勇者ザーク兼ザーク王はジャックにザーク王国に使いを出した。
旅の道中、ギーガとはぐれたホイミスライムが仲間になった。


暗黒の森

ジャックたちは暗黒の森をひたすら北に進んでいた。

ジャックは常に右手に棍棒を持っていた。

 

ジャック「なあ?どうしてギーガと一緒にいたんだ?」

ホイミン「ギーガと僕は人間を襲うためにパーティを組んでました。しかし、魔物の町周辺は人間の兵士ばかり町から行き来していて、たまたま人間と戦闘になり離れ離れになりました。」

ジャック「お前が町の方にいたということはギーガは暗黒の森にいるかもしれないな。」

ホイミン「その可能性は大いにありますね。ギーガは北に僕は南に逃げましたから。」

 

ジャック「それにしても魔物が襲って来ないな。」

ホイミン「きっと魔王討伐遠征の時にザークの軍隊がほとんど森の魔物を殲滅したかもしれませんね。」

 

すると腹を空かしたドラゴンキッズが集まって来た。

ホイミン「森に入って初めて魔物と出くわしましたね。」

ジャック「あいつらは同族だろうが容赦なく襲ってきそうだな。」

 

ドラゴンキッズは4匹いた。そのうちの1匹がジャックに向かい火を吐いた。

ジャックは左手で棍棒の先を持ち防御した。

そしてジャックは棍棒でドラゴンキッズを殴り飛ばした。

他のドラゴンキッズたちはそれを見て逃げだした。

 

ホイミン「大丈夫?ジャック。」

ジャック「ああ、棍棒が木製だから少し焦げちまったけどな。」

ホイミン「一応ホイミかけましょうか?」

ジャック「いや、俺は対してダメージを食らってないから非効率だ。」

ジャックはホイミンに戦闘の助言を言って先に歩いた。

 

ホイミン(なんて、タフなんだ。さすが悪魔系最高クラスのモンスター!!)

 

ジャックは北に進んでいたつもりだった。

ジャックはリュックからコンパスを取り出すとコンパスはバグっていた。

ジャック「畜生!コンパスがいかれちまってるぜ。」

ホイミン「どうします?」

ジャック「そうだな・・・手つまりだな。」

 

ジャックとホイミンは暗黒の森の道路を避けてきたために森に迷ってしまった。

道路を北に行けば、ザーク国近郊の川に出るが森の道路には盗賊やモンスターが多いために避けてけもの道を通って来たのであった。

 

ジャック「とりあえず、一旦森の外を目指そう。」

ホイミン「でも結構深い所にいますよ。」

 

その時二体のアークデーモンが現れた。

ジャック「またモンスターか!」

ジャックは棍棒を強く握り、戦闘に入ろうとした。

すると一体のアークデーモンが話しかけてきた。

アーク「待て。落ち着けトロル。ベリが話したいそうだ。」

ジャック「ベリが俺に?」

アーク「ホイミスライム、お前も来るか?」

ホイミンも恐る恐るついていった。

 

ジャックたちはアークたちに洞窟に案内された。

洞窟の穴の前に見張りのブラッドハンドがいた。

ジャック「この中にベリがいるのか?」

アーク「ああ、もうすぐ会える。」

 

洞窟の中をしばらく歩くと奥でベリが木製のイスに座っていた。

ベリ「久しぶりだな、ジャック。」

ジャック「ああ、200年ぶりくらいだな。」

ジャックは周りに強力なモンスターたち(ドラゴン、キメラ、ゴールドマンなど)がいたが堂々としていた。

ベリ「もはや魔物の町もなくなってしまった。お前は森を抜け北のザーク本領に何しに行くつもりだったんだ?」

ベリは千里眼でジャックの動向を監視していたのである。

 

ジャック「魔王亡き今俺は傭兵をやっているんだ。ザーク王直々の御命令でな。」

ベリ「そうか、お前の気持ちは分からなくもないがはっきりさせておこう。」

ベリは真剣なトーンで言った。

ベリ「お前は魔物の味方か人間の味方か、どっちだ?」

 

ジャックは冷静に言った。

ジャック「俺はどっちの味方でもない。俺はもう傭兵だからな。」

ベリ「まだバロムは生きているぞ。またバロムが完全に復活した時こそ選択を間違えるなよ。」

 

ジャックたちはアークに連れられて洞窟を出た。

アーク「ここから下って行けばザーク領の川に出る。元気でな。」

ジャック「ありがとう、アークデーモン。」

ジャックたちは森を下って行った。

 

ホイミン「まだ魔王が生きてるなんて信じられませんね。」

ジャック「生きていても、少なくても100年はなにも出来ない。」

ホイミン「ジャックさんは魔王に復活してほしんですか?」

ジャック「さあな。」

ジャックは悪魔神バロムが復活するよりも新たな魔王を望んでいた。

ジャック「だが、竜王魔城で復活の呪文を魔導師がバロムに向かって唱えなければ完全には復活しない。」

ホイミン「じゃあ、今ザーク王が魔城に構えてるのは二度と魔王を復活させないためですか?」

 

ジャック「その通りだ。ザーク王は城を封印すれば魔王は誕生もしないし魔王は復活しないとも思っているがそうじゃない。」

ジャックは1000年生きてきた強力な悪魔系モンスターだから知っているのである。

他にも魔王復活の方法があるが、ベリは魔王の復活と魔王継承が竜王魔城でしか出来ないと思っている。

ジャックはベリがジャックの手下時代の時あえてその方法しか教えなかった。

 

 

 

 

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