テイルズオブザ王様対談〜アリーシャ&リチャード〜 作:ふぁみゆ
しかし、本当にゼスティリアなんだろうか?…
「アリーシャ、テイルズオブゼスティリアがアニメ化するようだね…」
リチャードはアリーシャに笑顔を向けた。それを見てアリーシャの顔が綻ぶ。
「ありがとう、リチャード。私も、正直驚いている…」
「これで、君の出番も待遇も良くなる訳だね…」
「……」
その一言で一気にアリーシャの顔が曇った。
「なっ!?一体どうしたんだ!?」
「これを見てくれ…」
それはアニメ版テイルズオブゼスティリアのpv…
え、なんでこの世界でpvが見れるかって?
と、突然しりとり大会ー!あんぱん!あ!終わってしまいました
「こ、これは!!」
エクシリアのopエクシリア2のopの一部が流れたあと、主要キャラが順番に写されていくのだが…
「アリーシャ、最後なんだね…」
ガン!と甲冑をはめた手で床を殴りつけた。
「何故だ!アニメ版になっても私の出番は来ないという暗示か?そういうメッセージなのか!?所詮私などスレイを旅立たせるためだけの役割に過ぎないというのか!!スレイやミクリオが肉や魚なら、私はソースになりたいって言ったのにこれじゃパセリじゃないか!ただ見た目だけのために添えられて、誰にも食べられずに捨てられるパセリじゃないか!!」
「お、落ち着いてアリーシャ。多分今の発言で君から凄い穢れが生まれてるから…」
「あ、あぁ、そうだな…すまない」
(あ、本当に落ち着いた。穢れって便利な言葉だね…)
設定をうまく利用しアリーシャが憑魔化するのを防ぐという見事な働きをするリチャード。
だが、問題は解決していない。とりあえず、励ますリチャード。
「心配しなくてもいいよ。アリーシャ。最初からこの扱いなら誰も君をメインヒロインだと言わなくなるから」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
とうとうアリーシャは泣き出してしまった、
一応確認しておくがリチャードは励ましたのである。
「気に病む必要はないぞ!アリーシャ!!」
突如…威厳のあふれる声が聞こえてくる。そこに現れたのは…
「が、ガイアス王?…」
「アリーシャ。そのpvの最初を見てみろ。エクシリアとエクシリア2の映像が含まれている。」
そう、このpvはテイルズオブエクシリアとエクシリア2のopも含まれているのである。
「これは…どういうことでしょうか?」
「これはつまり…そもそもゼスティリアのアニメではない可能性があるということだ!!」
「な、なんだってぇぇぇぇ!?」
そう、このpv完全新作なりテイルズオブ20thアニバーサリーなりは書いてあるがゼスティリアという表記はどこにもないのだ!
「つまり我々の出番もあるかもしれないということだ。リチャード…」
「……」
するとリチャードは立ち上がった。
「ちょっと、エステに行ってくるよ。」
「え?」
「俺も少し、美容院に行ってくる」
「え?」
そう言って二人は出て行ってしまった。部屋に一人残されたアリーシャはただ一人でつぶやいた。
「私も努力すれば、アニメでの出番、増えますか?…」
これひょっとしてスレイが色んなテイルズの世界に行くんですかね?
世界の破壊者スレイ!9つの世界をめぐりその瞳は何を見る!