あらゆる自然の中に生息する特殊な生命
「 モンスター」
ある者は鋭き爪を
ある者は大地を焼く尽くす炎を
ある者は天を裂く雷を
あらゆる力を武器にこの世界を支配する
そしてそれに争うように人間たちもまた力を求め
一つのある集団ができた
己の勇気と力と技量と手にした一本の武器を頼りに
大地を駆け 武器を振るい 人々を 街を 国を守る
人々はその者たちを「ハンター」と呼んだ
ハンター達は今日も強力なモンスターと相対し雄叫びをあげる
大切な何かを守るた 自らを鍛える為 自分自身の未来の為に戦う戦士
願わくば「モンスターハンター」とならんことを
広大な世界の中心に位置する中央大陸
に作られた巨大な都市ドンドルマ、多く物が食材が情報があつまり、その多くの富を求めて商人や観光客、夢を見て出てくる移住者たち。
街のいたるところに風車がありカラクリによって水や燃料物などを運ぶ技術が発達している、さまざまな物が集まる街にはそれを守るための戦士が必要だ、犯罪から人を救う憲兵、他国から人を守る騎士、そして強化な力をもつ魔物モンスターから人々を守るハンター、ドンドルマの周辺は豊かな自然や生き物が多くそれを食らう肉食のモンスターが多くの存在する。
ハンターはそれらから人々を守り、そのモンスターから取れる素材で富を育む。
ドンドルマは初めこそハンターの数は少なかったが陸路が整備され移動技術が進歩したのもありハンターの数は増え続け現在は一万人以上に達したと言われてる、そんなハンターの増加に伴い新たに作られたハンター専用の居住及び仕事用の区間その名もメゼポルタ
人々にはメゼポルタ広場と言われ親しまれていた広場をハンターのために改装さらには広げることで増え続けるハンターのために解放した。
極めて簡単な依頼から、街の大規模な防衛作戦まで多くの依頼がとどき、
その依頼で得られる多額の報酬金目当てに多くのハンターが夢を求めて集い、そして去っ時に夢に敗れ去っていく。
今日もまたその広場に新人ハンターの一団が降り立ったのであった。
数台の馬車の隊列から大勢の人が降り立ち広場の前に整列していく。
彼らは勢員黒と肌色の布地の制服を身にまとい背中にはそれぞれ武器を背負っている。
彼らはハンターと言われる戦士たちだ、この世界に存在するモンスター達と戦い人々の生活を助け命を守るため日々命をかけて戦う、その強さを磨き上げ熟練した者はたった一人で強力な炎を操る飛竜と言われるモンスターと一対一で戦い勝利をするほどの力を持つものが多くいる。
しかしいまここに降り立った者たちはみな新人のハンターだ、彼らが待とう服はホープシリーズと言われる防具でメゼポルタを拠点にする新人ハンターに無償で配布されるものだ。
見た目はただの布の服だがその防御力と耐久値はモンスターとの戦闘を想定しているためにとても丈夫な作りをしている。
そして彼らが背負っている武器はそれぞれ微妙に形は違うが皆メゼポルタに配属になる新人に配布される初期武器を背負っている。
そんな一団の中に彼は
ユーク・ナイトウォーカーはいた
白い髪に青い瞳の少年
彼も新人ハンターの1人で防具はもちろんホープシリーズ、背に背負っているのはヘビィボウガンと言われる武器が背おわれている。
ハンターは大きく分けると剣士とガンナーの二つに分かれる。
剣士は接近戦を行う近接武器をつかって戦闘をする
ガンナーは中距離、遠距離から攻撃する飛び道具を使うスタイルでヘビィボウガンは後者に属する武器だ。
ヘビィボウガンは銃と似た原理で動かし戦う武器で全武器中最も射程距離が長く攻撃力も高い、何種類もの弾丸を打つことができとても高性能な武器だ。しかしその性能を搭載しているだけあってその重量は重く移動速度は最低と言っていいほど遅い。
危険なモンスターと戦うのに動きが鈍くなるのはかなりデメリットがあるが
そのリスクを上回る技量とセンスがあればその可能性は無限大だ。
「とうとう来たんだ」ユークはそう言うと自分の右手の拳をギュッと引き締めた。
ドンドルマの街のメゼポルタ地区、中央大陸の中で最もハンターが多く集まるこの場所では、新種モンスターの目撃情報や記録が多くあつまりそんなモンスターに対抗するための新技術も開発している、新たな素材、新たなモンスター、新たな新天地、
ここはハンター達の開拓前線フロンティアを行くための拠点であり始まりの場所なのだ。
この場所は多くのハンターの憧れであり夢である、そんな誇らしきフロンティアへの出発の地にいま僕は立っている。そう考えただけで底知れない冒険心とワクワクする気持ちが心の底から湧き上がってくる。
そんな思いを膨らませているのは彼だけではない、ほかの新人ハンター達もみな期待と夢をあるものは心の中であるものは叫びを上げて思いを語る。
「ぜってー強くなるぜ」
「私が一番早くベテランにらなるんだからね!」などとあちこちで声をあげる。
そんな声を一掃するかのごとく大声が響きわたる。
「いいか、お前ら注目!!」
1人の男が声を張り上げ新人ハンターの
一団を恐喝する、男は年齢は50代ほどに見え髪はほぼ白髪を生やし彫りの深い顔をしていてまさに歴戦の戦士といった出で立ちの男だ。
「私は諸君たち新人ハンターを指導する教官の1人であるハインツだ!
よろしく頼むぞ!」
ハインツ教官はそう言って拳を振り上げた
「さあて諸君たちは勢員合わせて合計56人だ!これから諸君には早速だが訓練を行ってもらう、ハンターとしていち早く実力を付けてもらう必要があるからな!これから行くのは浅島と言われる狩場で訓練をかねて狩りと採取をしてもらう!」
その言葉に新人ハンター達はザワザワし始める
「訓練?」
「今から狩りに行くのかよ?街の案内は?」
「モンスターと突然戦うなんてハンター志望でもさすがに…」
などと弱気なことを言うものもあれば
「やっとモンスターをぶっ倒せるぜ!」
「どんなことがあっても勝つ!」
などと無駄に自信を出すものもいる。
ユークはそのどちらでもなくただ黙って教官の話を聞き続けた
「狩りと言っても、まさか大型モンスターと突然戦えとは言わん、基本的な薬草や鉱石の採取と小型のモンスターそうだなランポスなどを狩ってもらおう、今のところ浅島には大型モンスターの確認情報は入っていないので心配はいらんが観測漏れがあることもある十分注意する様に!」
「それから今回は初めてということもあり諸君の護衛件指導役として教官ハンター十数名が同行する、訓練中何かわからないことがあったり不測の事態が起きたら必ず近くの教官に助けを求めること!いいか?必ずだぞ!」
新人ハンターたちは口を揃えて
「はい」と返事をした
いくらハンター志望でも初めから誰もがうまく戦えばしない、ハンターの死亡率が一番高いのはやはり新人の時期だ、少しでも判断を誤れば怪我をし最悪の場合死に至る、ほとんどの場合は新人のハンターはベテランのハンターと組んで鍛えてもらい技術をあげるが村や地域によってはそれができないほどハンターが少ない場合がある、そんな時は現役ハンターを引退した教官ハンターが訓練してくれるのだ。
メゼポルタではハンターの数は十分多いが多いが故に教育が行き届かず新人のハンターの死亡率が上がってしまうのを防ぐために新人のハンターたちを一定の強さになるまで教官が面倒を見てくれる制度を導入したのだ。
「浅島に現れるモンスターは基本そう強くはない、飛竜が出たとしてもイャンクック程度だ。その為我々教官に任せれば君達が怪我をすることはない、ないとは思うがもしイャンクックと遭遇したらすぐに我々に知らせるように」
「それとこれは追加だが大分前の新人ハンターが訓練中にそこらじゅうにあるキノコを食べまくり酷いショック症状を起こす事件があった、そのハンターはやたらと知らないものを取り敢えず食べてみると言う考えの持ち主だった…そのせいでそいつは3日間寝込む羽目になった…」
これには皆笑いをもらしケタケタと笑いが起きるだが…
「笑い事ではない!そいつは運が良かっただけでもしかしたら死んでいたかもしれないんだ、キノコの中でもマヒダケやドクテングダケは特に強い毒を持つ、絶対に興味本位で食べてはならんぞ!特にマヒダケはモンスターに効くほどの麻痺性があり食べると最悪呼吸困難におちいって死ぬ!だから絶対に食べるなよ!」
再び新人ハンターは達はしーんとなる
「っとまあ禁止事項やルールばかりになってしまったが、今行ったことを守れば特に怖いことは無い、安心して訓練に励んでくれ!
それでは今から4人一組の仮チームを組んでもらう!今から名前を呼ぶから順に集まるように!仮とはいえ今日1日の訓練を共にする仲間だ、自己紹介も各自で行ってくれ!それでは呼ぶぞ」
ハインツ教官が次々に名前を読んでいき14のチームに分けられる。
ハンターのチームは基本4人一組で行動する、これは5人以上で戦うと死人が出ると言うジンクスがあり、それを起こさないために4人で行動する。
ユークも名前を呼ばれチームのメンバーと顔をあわせ早速自己紹介がはじまる。
「えっと僕はユーク ナイトウォーカーです、ユークと呼んでください。
武器はヘビィボウガンのアルバレスト
、防具は皆さんと同じホープシリーズです。今日1日よろしく」
そう言うとユークは軽く頭を下げた。
次に少しガタイのいい男が口を開く
「俺の名前はランダガス 武器は大剣だ
細かい種類は…よくわからん、だがこのチームの中では火力が強い方だな
武器は一撃の重さが命だと俺はおもっている!防具は…どうせ同じだからな割愛だ、よろしく頼む!」
そう言うとランダガスは拳を両脇に構えて武道風の礼をする、
「はーい、こんにちは!私の名前は
フリーア ジョセフだよ!よろしくね!
武器は片手剣のハンターナイフ、ランダガスくんの武器と比べると攻撃力は少ないけどアイテムとかでバッチリサポートするよっと言いたいとこらだけど今回は戦闘は少なそうだしその出番は無いかもねよろしく」
チームの中で唯一の女ハンターであるフリーアは髪は燃えるような赤で瞳も同じくレッドだ新人なのにランダガスと同じくやる気満々といった感じだ
そして最後の一人は…
「えっと…その…うんとぼっぼぼ僕は…名前はその…」
少し頼りなくどもっている
「おい落ち着け誰も、殴ったりしねーよ!しっかり話せよ」
とランダガス
「ひっ!すすすすすみません、えっと僕の名前は ホーク 、ホーク ローレンスです、よよよよろしく!ぶぶ武器は一応双剣を使ってますがトラップとか爆弾とかをたくさん使っていきたいなーと思っていますすす、よろしくおねがい…します…」
ホークは見るからにやせ細っていて剣を握れるのか?と思うほどだ髪は短く黒い色でせはチームの中では一番低い
「ホークくん面白い!面白いよ!どもりまくりだね、今からそんなんじゃランポスに食べられちゃうかもよ?」
「ひっ~」
「なんてジョーダンだよ冗談!、もう面白いな~」
「二人ともあんまりホークくんをいじめないようにね、仮とはいえチームなんだし、それにランポスは身を守るために人を襲ったりはするけど食べたりはしないから大丈夫だよホーク」
ユークはそう言ってホークの方を軽くポンポンと叩く
「あっありがとうユーク」
「ふははユーク、お前優しいな?確かにランポスは人を食べないな、でも噛み殺したりはするけどな!」
「ひっ~ひっ~」
「ふはは!面白いよほんとビビリだね~」
などと言っているうちに馬車の準備が整いハインツ教官が
「自己紹介はそこまでにして皆馬車に乗り込め!」
と指示が出る
ランダガスとフリーアはすぐに馬車に駆けていく
がホークはブルブルと身震いしている
「教官が呼んでる、さあ行こう、
ホーク大丈夫かい?」
「だだだ大丈夫だよユーク、いっいっ行こうか」
ユーク達新人ハンターは初めての狩り場へと出発する自分達を乗せた数台の馬車の隊列が森の中へと消えていった