ハンター日記メゼポルタ   作:空杞憂

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第16話 勝利と栄光の先

 

 

空には一面に飛行船が飛び、そこから次々に降りてくるハンター達は凄腕と一目でわかるような装備をしている…

 

そしてそのハンター達は着陸するや否や風のように駆け抜けクシャルダオラ、テオ・テスカトルその両方に向けて剣を振るう、銃弾を放つ!

 

「さあ、おいで古龍よ、我が槍によって手を下そう!」

 

エドワードは凄まじい速度でランスを振るい、テオ・テスカトルの体を貫いていく、その攻撃は正確にテオ・テスカトルの喉一点を狙っている、なんという腕だ!ランスは扱うの難しく中級クラスのハンターでもうまく使いこなせないようなハンターも多くいる、だがエドワードはそんな扱いの難しい武器を自分の体の一部かのように繊細に動かし確実にテオ・テスカトルに傷を負わせている。

 

テオ・テスカトルが腕を振り上げるとその腕を迎撃するように素早く突き刺したかと思うと一気に接近して盾で力ずよく殴る!衝撃でふらつくテオ・テスカトルに息もつかせぬ4連撃!

古龍の燃えるような真っ赤な血が飛び散り空を舞う…

 

「ゴォルアアア!?」稲妻の如く閃くランスの突き刺しにテオ・テスカトルは悲痛の声を上げ空に逃げようとする…

だがエドワードはそれに気づき喉への攻撃から翼への攻撃に変更、目にも止まらぬ3連撃で翼に大穴を開けて逃走を防ぐ、

 

「ゴォルアアア!?ゴォルアアア!?」

空への逃走を防がれ体制を大きく崩したテオ・テスカトルは倒れこみ痛みにもがく…

 

「…銃よ歌え風のように…」

ティアラがライトボウガンを構えて銃弾を嵐のように激しく撃ち込む、何度もその小さな銃身が反動で震えそなたびに死の弾丸が、テオ・テスカトルの体を貫いていく、着弾するたびに赤い血の雫が吹き荒れる…

 

エドワードとティアラ、二人の連携が、

炎王龍テオ・テスカトルの体を破壊していきく一方的でクシャルダオラも又他の凄腕ハンターの餌食となっていた…

 

 

「我が奥義、いざ月光の舞」

全身を東北に伝わる兜と鎧の様なファルコシリーズと言われる防具を身にまとった武士?否ハンターが太刀を振るう、その装備された武器はキースブレイドと言われる武器でG級の素材を使った強力な一本だ、鋭い一太刀が空を裂きクシャルダオラの鋼の体に傷をつける、左の羽が見事に裂け赤い血が垂れる…クシャルダオラはその傷を負わせた太刀使いに向かい風のブレスを連続して放つ…だが…

 

「否!否!否!」真正面から直撃を受けたにもかかわらずその場に踏み止まると再び斬りかかる、右上から半月を描くように振り下ろし後ろに回転させて右上に切り上げる、そして振り上げた太刀を重力にしたがって振り下ろす、

鋭い3連撃でクシャルダオラを裂く!

 

 

「いくよ!きつい一撃!ドッカーンと!」

太刀使いの後ろでヘビィーボウガンを構えた少女がクシャルダオラに標準を合わせると引き金を引く、するとヘビィーボウガンの中に溜まった熱のエネルギーが一気に一筋の熱線となって放たれる、それは一筋のレーザーのような暑く強力な一撃!

クシャルダオラの体の真ん中を貫き体を内側から破壊する!

強力な熱線に体を貫ぬかれたクシャルダオラは体内が焼き焦がされ呼吸が荒くなる…

 

「さあ、さあ、我が剣撃の見せ所でごさるいざ参らん!」

太刀使いの男が、叫ぶと太刀を凄まじい速度で振るい始める、一撃一撃が深くクシャルダオラの体をえぐり引き裂いていく、水平に構えた刀身を叩きつけ体を回転させて逆向きに切り上げそこから重力にしたがって切り下げると地を蹴って真上に切り上げ再びバネに弾かれたかのように左右に剣を振るう、

刀身は地によって赤く染まる、鋼の体を斬りつけているのに刃には刃こぼれ一つない…

 

そしてその間にクシャルダオラの周りを囲うようにヘビィーボウガンを構えた男達が囲い込む、

 

「よしみんな私と一緒にフィニッシュコンボ!」

先ほど熱線を放った女のヘビィーガンナーの掛け声でほかの4人の男のヘビィーガンナーたちも銃を構えて標準を合わせ引き金を引く、放たれた5本の熱のレーザーがクシャルダオラの体を焼き焦がしクシャルダオラの体を破壊する!

 

そしてそれとほぼ同時にテオ・テスカトルに二発目のティアラの爆撃弾が炸裂しテオ・テスカトルの体を破壊する!

 

高熱の排熱レーザーと激しい爆発の嵐に飲まれて、クシャルダオラとテオ・テスカトル二頭の古龍は最後こ咆哮と共に二本の足で立ち上がると、そのままゆっくりと眠るように動かなくなった…

 

一瞬の静寂…そして次の瞬間割れんばかりの拍手、歓声、勝利の喜びが要塞全体に響き渡った…

 

 

 

二頭の古龍に勝利を収めた瞬間出会った…

 

 

◇◇◇

 

 

歓声と拍手はしばらくの間続いたのち鳴り止んだ…

皆が勝利に湧く頃ユークは救護テントに来ていたホークの安否を確かめるために…

 

救護役のハンターがホークの所に案内してくれた、そこにはすでにランダガスとフリーアも来ていた…

 

「…ホークは?」

 

「大丈夫、命に別状は無いって、火傷が酷いけどでもすぐ治るって救護アイルーが言ってたわ…」

 

「そうか…ホーク聞こえるか?」

 

ユークは小さい声でホークに話しかける、ホークわわずかにピクリと反応し

ゆっくりと口を開いた…だが全身を包帯で巻かれているのでうまくしゃべれていない…

 

「やあ…ユーク…あいつは?…ゲホッゲホッ…テオ・テスカトルは?」

 

「大丈夫倒したよ、みんなでね、G級のハンター達のおかげで、クシャルダオラもテオ・テスカトルも二頭とも」

 

「……そうか…よよっよかった…倒されたんだ、もう安全なんだね?」

 

「ああ、もう大丈夫だ…」

 

「そっか…よかった…」ホークは安心したようにそう言う…

 

「復習しようとしたんだろ?ホーク?

 

「復習?なんのことなのユーク?」

フリーアが不思議そうに言う

 

「ホークの村は昔テオ・テスカトルに焼かれて破壊されたんだ…」

 

「そうだったの!?それであの時一人でホークは…」

 

「……そうだよ…でででも負けちゃったけどね僕は…我を忘れてただ恨みをぶつけていた…僕は一瞬ほんとにおかしくなってたんだ…でもみんなが助けてくれて…僕は…嬉しい…ゲホッゲホッ…」

 

「ホーク、大丈夫か?」

 

「…うんなんとかね…ゲホッゲホッ…」

 

「おみゃー達もう面会終了にゃ、あとはおいら達に任せてしばらく出て行ってにゃ…」救護アイルーにそう言われユーク、ランダガス、フリーアの3人は救護テントを出た…

 

「…ホーク、大丈夫かな…」

 

「喋ってたんだし、意識はあるし何より死んでねえんだから大丈夫だろ!」

 

「あんたね、本当に考えが大雑把ねランダガス、でもまあ大丈夫よホークは

火傷はアイルー達秘伝の塗り薬ですぐ治せるくらいだし、救護アイルーも一週間すれば狩りに出られるようになるって言ってたわ…」

 

「本当に?よかった~~~」

 

ユークは安心した様に笑顔になる…

今回の狩は本当に大変な戦いだった、でも諦めずに叩き続けたからこそ勝利できた…ユークはいつの間にかすごく眠くなっていた…きっと戦いの疲れが出たのだろう、イャンクック亜種の狩りが終わるとすぐに作戦に参加したので今日は一日中狩りをしっ放しだったのだ…今日は部屋に戻ってゆっくり寝よう、ユークはフリーア、ランダガスと一緒に新人ハンター寮に向かう、

 

新人ハンター寮の入り口に着くと早速自分の部屋に全速力でかけて行って布団へダイブ!としようとしたのだが突然入り口に立っていた男に呼び止められる…

 

「おい、お前!ユーク=ナイトウォーカーか?」

 

「そうですが…なんでしょう…」

 

「貴様には今から付いてきてもらう、こい!」

そう言うと男はスタスタと歩き出す

 

「ちょっと…まってください…」

ユークは男の後についていく、ユークは男の装備している服を見た、その男が装備しているのは赤い騎士の制服じみたローブとズボンに頭には赤い羽

帽子をかぶっている、そしてその帽子には一つのエンブレムがはめられている

十字架の付いた盾のエンブレムだ…

…まさか…

 

「あの?あなたはギルドナイトですか?」

 

ギルドナイト、ハンターズギルドに所属するハンターの中でもギルドに忠誠心の強い者、あるいは特殊な訓練によって育てられた者のみがなれる職業で

主にモンスターの調査やギルドの管理などを行っているとされているが噂ではギルドに背くハンターを逮捕、追放、する権限も持っていると言われている対人用ハンターでもあるらしい…

 

「だとしたら何だと言うのだ…」

ギルドナイトの男は静かに言う…

 

「あの僕が何かしたんでしょうか?」

 

「さあな、私は知らん…着いたぞ…」

 

案内されたのは巨大な神殿のような建物であった、白い柱に囲まれた巨大な建物はいかにも神聖な場所の用に思える…ここは大老殿と言われるドンドルマのギルドの重要な施設である。

 

中に入るとそこは巨大な一つのホールになっていて天井は見上げるほど高い位置にある、床は全て大理石で作られ左右にそびえる何本もの柱は純白の白亜の石造りで金の装飾がなされている

 

そしてそのホールの一番奥には巨大な椅子がありそこに6メートルはあろうかという巨大な男が座っている…あの人は大長老!ユークは大長老を見上げながらゆっくりと歩いていく…

 

 

「おお、若きガンナーよ、待ち兼ねたぞ!」

大長老は穏やかな顔つきでそういう…

 

「あの、お怒りでしょうか…」

 

「お怒でしょうか?だとそんな訳無かろう例を言おうと思ってな!」

と大長老

 

「例ですか…?」

ユークはさっぱり訳がわからない…

 

「そなたは先ほどわしの前で銃を取り戦ったじゃろ、そして見事にテオ・テスカトルの目を貫いて見せた、見事じゃったぞ!」

 

「はっはあ…ありがとうごさいます」

 

「うむ、それでじゃそなたには褒美としてこのチケットをくれてやろうと思っての…わずかながらじゃが受け取ってくれ…」

大長老はそう言ってある紙切れをユークに渡した…

 

 

 

◇◇◇

 

「いやー飲んだ飲んだ!うまかったぜ!」ランダガスはそう言ってツマヨウジではをグリグりとやる

 

「もお、ランダガス飲み過ぎよ」

フリーアはをランダガスの酒飲みを注意する

 

大衆酒場と言われるギルドの施設にランダガスとフリーアは訪れていた、ここはクエストの受付やメンバーの募集、

などができ、他にもハンター達向けに食事や飲み物を提供してくれる…

だがハンター達が集まるだけあって酒とタバコの臭いがプンプンしている…

 

「だけどあれだなこんだけ食っててもやっぱり安物じゃあな…」

 

「仕方ないじゃない、ゼニーあんまりないんだし…私たちみたいな新人にそんな大金…」

 

 

そこへユークが駆けてきた、手には何故か袋を持っている…

 

「ユーク、遅かったな!そな手に持ってるのは何だ?」

 

「これ?これはねえ…じゃあん!」

ユークは袋の中身をみせる、なんと中には黄金に輝く金貨がたっぷりと入っている。

 

「…なっなんじゃこりや!」

 

「そんな驚いて何よっ……てえっ?これ金貨!こんなにたくさん!どうしたの?」

 

「実はね…」

ユークは大老殿に呼び出され大長老から褒美をもらったのだがそれは金色のチケット20枚であった、なんのアイテムなのかわからず説明を求めると大長老はとにかくギルドのショップに持っていけと言うだけだった仕方なくギルドショップにそのチケットを渡すとショップの店員さんが慌てて店の奥から金貨の入った袋を持ってきたのだ…

あとで知ったのだがそのチケットはポルタチケット桜と言うチケットで一枚5万ゼニーの値段がするゼニー引換券なのだ、そしてユークはそれを20枚貰ったのでこの袋に入っているのは100万ゼニー分の金貨と言うことになる……

 

「…なあそれって、お前が全部使うのか?」ランダガスは物欲しそうにその金貨の入った袋を見る…

 

「いや…まさか…今日はパァっと飲んで食べてって皆んなでしよう!」

 

「本当か?」

 

「とおもったけどまだホークの傷が治ってないからホークが退院したらパーティがてらお祝いしようかなって…」

 

「なぬ…今じゃないのか…」

と落ち込むランダガス

 

「あと一週間の辛抱だよ、ホークが退院したらすぐにパァッとやろう!」

 

そしてそれから一週間後、無事退院したホークと共に4人は大衆酒場で飲めや歌えの大騒ぎ、余りにもはしゃぎすぎてホークが食べ過ぎで吐いてしまうと言う苦い事件が起きてしまった…

全く病み上がりにとんだ災難を浴びるホークである…

だがそんな事もいずれ笑える思い出になる…ずっとこの4人で仲良く狩りをしていきたい…そう心から思うユークであった…

 

 

 

 

 

 

 

 

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