ハンター日記メゼポルタ   作:空杞憂

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投稿が停止してしまい3ヶ月近くたってしまいすいませんでした…また少しづつ投稿していきますのでよろしくお願いしますm(__)m
大変申し訳ありません
サボっていた分文章力が落ちているかもしれませんが回復するように頑張りますのでご了承ください…


進め!強さに

 

クワを握る 持ち上げる 振り下ろす

 

それだけの単純などうさでも、繰り返し行えば大量を消耗し息が荒くなる、

クワは勢いよくつき刺さるとその場にあった土を深く掘り上げた、ユークは上がる息を落ち着かせようとクワを置き肩にかけたタオルで汗を拭う。

玉のような汗と汚れた土がタオルを汚し顔や手についた汚れを落としていく。

 

「ふぅ……やっと一列か……」

ユークは自らが耕した土の尾根を見る、クワによってふわりと土が盛り上がっているが畑全体を耕し切るにはあと9列の尾根を掘り上げ無くてはいけない……

 

「ハハッ大変そうだなユーク」

畑を囲っている柵の向こう側でユークが畑仕事をしに苦戦している様子をランダガスがおもしろがっている。

 

「普段はこんなに腕を振らないから、狩りの時より案外大変かも……」

ユークは再びクワに手を掛けて二列目の尾根を掘り上げ始める、だが慣れないユークはクワを振るたびに身体が左右に大きく揺れる。

 

「確かにお前はガンナーだから、俺らみたいに狩りの時に武器を振り回さねえからな!俺も初めの頃は大剣振るうと軌道がブレて大変だったぜ!」

 

他人事の様に言葉を発すると近くに生えていた木からランダガスが赤々とした綺麗な果実をもぎ取りカブリついた

 

メゼポルタに配属になるハンターに与えられる農業区間、そこにはいろとりどりの野菜や果物、キノコ、薬草類が栽培されている言わば共同の畑の様な場所だ。

ハンター生活に必要な作物が手に入り便利だがハンターは普段はクエストなどで遠方にいくこともあり常に畑の世話を出来るわけではない、そのため普段は農業区間に雇われているアイルー達が丹精込めて野菜を育てている、彼らはどんな時でも畑仕事を投げださず一生懸命働き、ハンター達がクエストから帰り農業区間に顔を出すと新鮮な野菜や果実を手に入れることができる、

特殊な肥料を使っているらしく種から育てても2~7日程で収穫できる。

なんとも便利な栽培であるがそれだけ早く育てられるが故に常に付きっ切りで管理する者が居ないとほんの数日でジャングルになってしまう……

 

「そうなんだよね、やっぱりガンナーと言えどある程度手の力は必要かな……」

 

「…まあそうだろうな!力は大事だぜ!攻撃こそ最大の防御ってな!」

再び赤い実をもぎ取るとランダガスはかぶりつく、ちなみに5つ目のである。

 

「そんなに食べたらダメだよ……ぼっ僕いけないと思うよ」

 

「うっせえなホーク、どうせすぐ生えるんだから良いんだよ」

そう言ってランダガスは6つ目の赤い実を食べる飛んだ食いしん坊である。

 

「みゃみゃっ、随分と食い意地の張ったやつにゃね?」

畑の世話をする農業アイルーの一匹が

呆れたような素振りでユークの横に立っている。

 

「そうなんだよ、狩りの時も食料の消費が大変なんだ」

とユーク

 

「わかるにゃ、野菜もおいら達が育てた野菜を食べるのは一瞬にゃ」アイルーは少し残念そうに肩を落とす。

 

「そうだね…嫌になったりしないの?

一瞬の為にこれだけ手間を掛けて育てるのさ」穏やかな口調でしユークが問いかける。

 

「そりゃあにゃ時々嫌気もさすにゃ、でもああやって美味しそうに食べられる様子を見れば作って良かったって思うものにゃ、何事も良い気持ちになるからやるのにゃ」

アイルーは両腕を腰に当てて堂々としたそぶりを見せる、なんとも誇らしげで嬉しそうだ。

 

「お前もそうにゃろ?」

不意にアイルーにそう言われユークは戸惑う

「何が?」

 

 

「何ってそりゃあハンターを続ける理由にゃ、続けたいと思う何かがあるからハンターをやってるんにゃろ?」

 

ハンター狩り人、人々を守る戦士であり尊敬される強き存在感、多くの者が憧れるその仕事は危険を伴う、命をかけなくてはいけない。

街を襲う飛竜や時に強力で危険な古龍おも相手に戦いそして勝利すれば英雄の如き栄光が手に入る…

 

「確かにね……やりがいはあるよ凄く、強くて尊敬されて……でもそれ以上にハンターは自由な存在だとおもうんだ……」ユークは遠くを見るような目で語る。

 

「自由にゃ?」

 

「そう自由だよ、飛竜を倒すのも村や街を助けるのに力を振るうかどうかも結局はハンターの自由なんだ、だけどだからこそ自由に動けるからこそ助けなくちゃいけないんだよ、国も言葉も人種もアイルーだろうが人間だろうが竜人族だろうが関係なく壁なく助け合える助けられる存在だって思う新人ハンターのざれごとだけどね……」

 

アイルーは少し感心したような表情を見

せた

「自由にゃねハンターは、でもそう考えられるのは良いハンターにゃ…」

 

ユークは少し照れた素振りを見せる

「そうかな……そんな良いって程じゃないよ……まだ弱いしさ」

 

「それでも、おみゃあは良いやつにゃハンターの中には狩場や環境を破壊してでも古龍を狩ろうとする様な残酷な奴もいるにゃ…でもおみゃあは違うにゃ邪心が無い純粋なハンターにゃね」

 

そうハンターの中には残酷な破壊行動を好んで行い、目的のためには被害を惜しまない悪道非人なやり方を好む者たちもいる。まだハンターになって日が浅いユークはまだそういったハンターに出会ったことは無い…

だがいづれその様な嫌な出会いもあるのだろうと言う感はする、もしそうなった時自分の身を守れるだけの力が無くてはいけない。その為には…

 

ユークは拳を握りしめ、思いを告げる

 

「もっと強くならないとな!」

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

「無理だよ!絶対に無理だ!」

ハンターで賑わう大衆酒場の中で、ホークがいつも以上にハッキリと声を上げた。

少なくとも数百人のハンターが一度に利用できる巨大な酒場の中なので他のハンター達の声が大きく響きさほど大きな声で無いにせよ目立つ行為だ。

 

「まあ落ち着けって、俺様も簡単に行くとは思ってねえよ!でもなこれまで上手くいってたんだ!今回だって俺らの連携でどうにか行けるって!」

ランダガスが珍しく穏やかな口調でなだめる。

 

「…なんとかって規模が違うじゃないこれまではなんとかなったかもしれないは、そりゃあ簡単でわなかったにせよ中型飛竜も倒せるようになってきたし前回のフルフルだって勝つことができた、でも流石に無理よ私達でリオレイアを倒そうだなんて…」

 

リオレイア、陸の女王の異名を持つ飛竜種で強力な脚力と硬く強靭な鱗に包まれた体を持つ。

鍛え上げられた両足には毒爪があり一撃でも食らおう者なら猛毒状態にされ、突進を食らえばひとたまりもない。そして最大の攻撃はブレスだその強力で高速な炎ブレスは大地を焼き土や木を抉る程の激しさがある。

 

「確かに僕たちはリオレイアに余裕で勝てるほどの強さは無いかもしれない…でもハンターとして強くなるには通らなきゃいけない道なんだ。」

ユークは自信を持ち真っ直ぐな面持ちでそう語る。

「…そうかもしれない…でも私達だけで本当に倒せるのかしら…」

 

「リオレイアは…」ユークの話は続く

「リオレイアはリオレウスと違って空中に留まる事は少ない、だから剣士の攻撃とガンナーの攻撃両方を当てる事が可能な相手だ、落ち着いて敵の動作を確認してブレスや爪攻撃の予備動作をしたら回避を心がければ大丈夫だよ」

 

「…でも僕たちは…よよ予備動作なんて見た事無いよ…今回が初めてのリオレイア戦になるんだし…」

ホークはいつも以上に心配そうにそう言う

 

「確かにそうだね、だから今回はしっかりと他の先輩ハンター達にアドバイスを貰ったり情報を収集してしっかりといつも以上に下準備をして万全の体制で挑むんだ、そうすればきっと勝て無い相手じゃ無いよ、これまで僕たちがモンスターと戦ってきた経験と知識があればきっと。」

ユークは三人を真っ直ぐな眼差しで見た、その目に迷いは無い。

「それに根性と気合もな!」とランダガス

 

「…そうね…私達ならいけるはよね、そうと決まれば早速情報収集ね、早速行ってくるは!」フリーアは素早く行動に移る。

 

「ちょちょっまってよ…僕の意見は…?」ホークは慌てふためき跡を追う。

 

ユーク達は約半日の間リオレイアの特性や討伐に使える作戦や連携、対策などを聞いて周りそれを元にアイテムや弾丸、罠を選んで準備を進める。

 

仮に出る前からこれまで以上に緊張感が走る。一行は馬車へと乗り込み狩り場へと出発した。

 

移動中もリオレイアの特性について念入りに話し合い作戦を細かくねっていった、自ら切り出しただけあってユークは率先して意見を述べ皆はそれに対して意見を述べる。

「…というわけでリオレイアはブレスの前に首を回転させるような動作を行うからそこを注意して…」

 

話し合いの進む中馬車は、戦闘とはほど遠いように思える緑の世界へと進んでいた、今回の狩り場は「森と丘」と言われる狩り場だ。

青々とした葉を空に向けて広げた木々達が大地を覆う緑の丘には暖かい日差しの恵みをめいいっぱい浴びようと様々な色の花々が咲き乱れている。

赤、黄色、緑、青、それぞれの色を持つ花が風になびき緑の芝生の上に花の香りお漂わせ…

 

ゴゴゴゴゴッ…一瞬花達を覆う黒い影が現れたかと思うと風がピタリと止み代わりに激しい音と共に土埃が舞う、美しい花々は一瞬にして蹴散らされその上を巨大な二本の足が土を入れ抉るように降り立った。

その足のに支えられた胴体は硬く強靭な緑の鱗に覆われその中央から左右に向けて巨大な翼を広げている。

ソレは翼をゆっくりと畳むとドシン、ドシンと大地を揺らすように地を歩く。

花々を蹴散らし強欲に大地を進むその姿はまさに女王…

 

バキッ…

 

不意に音がして女王はふと木の影に目を見張る、ギラギラとした黄色い瞳で刺すような眼差しを送るのだ…

 

「誰だ?そこにいるのは?」そう言うかのようにゆっくりと木の影に潜む者に向かって歩いていく…

 

ドシンドシンと大地を揺らし、ゆっくりと確実に木に進むそして跡一歩で侵入者をおがめるというちょうどその時…

 

バギュゥゥン

 

不意に破裂音に似た音が響き女王の頭を鋼の塊が貫いた

 

木の影から躍り出た者によって放たれたのだ…

 

「こい!リオレイア!」

ユークは女王リオレイアに銃口を向けて真っ直ぐ間に向き合う、そしてすぐにランダガス、ホーク、フリーアの三人も武器を構えリオレイアの前へと躍りでる。

 

「ゴォアアアアア!」リオレイアは爆音ににた咆哮を響かせ4人の侵入者を威嚇する、吐かれた咆哮は空気を激しく振動し森全体に響き渡る。

 

命をかけた狩りの開戦を伝えるように

 

 

 

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