……デキは、ぶっちゃけ言うとあまり進んでいません。時間列で言えば琴理が士道を精霊を助ける為協力しやがれ!と言っているあたりです。
うん………なんかいろいろ考えていたら、やっぱりチートに直そうかな………チートだから負けないなんて法則なんてないし、紅夜設定上ならパワーバランスブレイカー(つまりチート)だし。
区切りを考えたら、こんなに短くなってしまった……
………早く、戦闘シーン書きたいなぁ
「………ぁ」
静かな吐息と同時にオッドアイの瞳が開いた。
見えるのは、武骨な束ねられたケーブルが天井に巡らされている光景だ。
鼻を微かに刺激する薬の匂いに、起き上がってみれば先ほど連れてこられた<フラクシナス>の医務室だ。
頭を掻きながら、右往左往する意識をはっきり目覚めるまで光が宿っていない目で、暫くその場で停止する。
「…………ぁあ、そっか」
要約、息を吹き返した思考をクルクルと始動させ、紅夜は先ほどの出来事を思い出した。
この艦の艦長から言われた内容、士道から言われたとんでもない真実に、
紅夜は腰に装着されている【
「……あった」
目的のページに開いた紅夜は、指を口に含み力強く噛んだ。
指には、皮膚を突き刺した歯の痕から、湧き出るように血が溢れてくる。
紅夜は、この世に存在しない文字が羅列されたページの中央に血を誑して、魔法陣を描いていく。
「……よし」
血で描かれた魔法陣が完成した。
紅夜は、魔法陣に手を置き己の魔力を込め始める。
【
それは、召喚魔法を応用したもので、相手の意識だけを【
ただしこれは、相手の了承がなければ、簡単に弾くことができる。ただし、使用魔力量によっては強制で写すことも出来なくはないが、紅夜が通信しようとしている相手は、
「ふぅ………」
しかし、紅夜は無表情から少しずつ頭部を後ろに下げていく。
【死霊秘法(ネクロノミコン)】の輝きは、少しづつ収まっていき、描かれた魔法陣は回転し始め、そのページの中央に人間らしき口が生える。
その中央部分に亀裂が走り、広がっていくそれはまるで口のように開き、紅夜はーーーー叫んだ。
「ニャァァルゥゥラァトォホォォテェェェプゥゥゥさぁぁぁぁん!!!!!!!!!!」
とてつもない災厄を突っ込んできた這い寄る混沌に向かって、とてつもない大音量が放たれた。
その波動により隣に合ったパイプベットは横転して、薬の収められた棚のガラスは粉々に破壊された。
『…………ククク』
最早、音波兵器と言っても過言ではないその盛大な叫ぶ攻撃から返ってきたのは、氷のような冷笑だった。
『どうだい?。私のとっておきのプレゼントは』
「ど・こ・が、プレゼントですかぁぁぁ!?」
落して、粘膜関係を取ることで邪霊の力を封じて意識共有することできる魔法は確かに素晴らしいが、紅夜にとって封印条件が悪意しか感じられないのだ。
『蟻の如く機械の様にしか働かない君を想い。私が直々に編んだ魔法(混沌)だよ。……その様子だと、まだ使用はしていないようだね』
「当たり前ですよぉぉぉ!!!」
『因みに、洗脳などの堕ちでも効果がある。あぁ、君が発情期の獣のように邪霊を襲う姿を思い浮かべると………クハハハ。ギャップww』
「俺はあんたみたいな思考はありません!」
『純愛はつまらん』(キリッ
「どうでもいいですよっ!!」
『
「あんた、よく奥さんもらえましたね!!」
確か女神イホウデーと言って、凄い母性がある女性だった。
『はっ、永遠のパートナーというのは、力づくで手に入れる者だ。己の魂を愛すべき物の魂に刻めば、他の男どもに臭いすら気にならなくなる』
「独占欲パネェ……」
しかし、それもいいかもしれないと心の片隅で思ってしまった紅夜である。
『イホウデーマジ女神』
「………奥さん自慢なら余所でやってください」
『ふっ、君も
「俺にとって、そんなことは、高嶺の花ですよ」
今見えるこの手にどれだけの罪があるのか、どれだけの血を浴びてきたのか、こんな罪深い自分は幸せなんて求めてはいけない。
自分にできることは贖罪、他の幸せを掴ませることでしかできない償い。
「俺は……禁忌の中の禁忌の存在で天上の神々からは、血走りで処理してほしいランキング文句なしの第一位ですよ?。」
『しかし君の上司……破壊神は君に溺愛しているぞ。それこそ命を投げ出すほどのな』
その言葉に紅夜は罪悪感を現す様に顔を歪めた。
あのバカは、自分の信念を、命を投げ捨てる覚悟で、たった一つの約束の為に自分を救ってくれたのだ。
狂い狂った復讐者は、救われ自身の過ちに一時は廃人になっていた時期もあったが、肉体的にも精神的にもかなりのダメージを受けていたバカは、自分の身より先に紅夜に優しく支えるように寄り添ってくれた。
そのおかげで、自分はーーー今を生きている。
『ゆっくりと考えるがいい。まだ貴様は
「…………」
旧き輪廻を破壊する者ーーーバカは、彼らのことをそう呼んでいた。
今の円環の理を全て破壊し、新たな時代を創造の準備係だと、それがどんな意味を成すか嫌でも分かった。
元より彼らの神性は破壊に特化している。そしてーーー
『貴様が最後だ
「………!」
這い寄る混沌、闇を吠える者、膨れ女の様々な別名を有する千の貌を持つと言われる邪神『ニャルラトホテプ』は、積もり積もった怨嗟を吐く様に口を開いた。
それには、この世を呪殺するほどの憎悪を肌で感じ紅夜の意識は一瞬、消えた。あまりの殺気に
『まぁ、しかしだ。貴様の行動には興味が不思議と湧く。貴様の結末がどうなるか、ぜひともこの目で見たいな』
「それは、光栄ですね………なにせ、初めてなんでしょ?普段なら餌扱いの人間が、いつの間にか自分と同格まで上り詰めたのが」
『はっ、正にその通りだ。零崎 紅夜……っと』
ニャルラトホテプが声を詰まらせ彼の意思を添うようにドアの方へ向く。
それに習って紅夜も目を向け、耳を傾けると、この場に走ってくる音が聞こえた。
紅夜の魂の咆哮と
「……やべっ」
周囲を見渡し、紅夜の頬に冷たい汗が流れた。
先ほどの咆哮でこの部屋は紅夜の座っているベットを以外は化物でも襲撃したかと思うほどの惨状だ。ぶっちゃけると転移という一気に移動するワープ的な魔法を使えばいいが、この艦には【
『最後に零崎 紅夜。悪魔には邪神を、天使には神をーーだ。』
彼らしい冷笑の声音と共に亀裂から生まれた口は閉じ、【
「ちょ、そんな伏線みたいなこと言っても、やってることはただの逃亡じゃありませんか!ちょっと!!ニャルラトホテプさーん!!」
【
「ふむっ、零崎君。」
「………はい」
扉が開き入ってきたのはこの艦の副指令である神無月恭平である。
周囲の惨状を何度か観察するように見て、最後に紅夜を見た。
紅夜は不味いことをしてしまい反省する子犬の様に体を縮めた。
「これは君が?」
「……はい」
「そうですか。とりあえず、司令に報告しますね」
紅夜は内心、もう少し冷静になるだったと相変わらず、周囲を考えずの自分の行動の呪った。
因みにそのあと、部屋を滅茶苦茶にした修復費は全額、紅夜が負担することになり、この艦の司令に罵倒の雨嵐を浴びたのは、当然の報いである。
紅夜とニャルラトホテプさんの会話でだけで終わったね。……うん(やり過ぎた
露骨な伏線(バットエンドの鍵)だけ残して消えてしまった。
因みに旧き輪廻を破壊する者だとか言っていますけど、実際のクトゥルフ神話とは全く関係ないので……はい、自己解釈で彼らの存在を考えた結果です。(オリジナルの塊)
さぁ、次回は士道と紅夜の会話、そして訓練(?)まで行ったらいいな……今の士道は精霊(十香)と面識ない=折紙の過去を知るというイベントが起こらないというフラグブレイカーが起きていますからね……。
とりあえず、次回で勿論琴理の陽動説得により士道に精霊を助けたいと心に決めるんですか……やっぱり実物を見た人に感想が聞きたい……まぁ、そんな内容を考えています。ではでは