いろはにほへと。   作:gnoe1c

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お久しぶりです。
サボっててスンマセン(棒)


3.比企谷八幡は再び会長に振り回される。

 

「っべー!古典の補講のテスト覚えらんねえよ〜隼人く〜ん」

「自分でやれよ、戸部。自分のせいなんだから」

「だな。戸部は毎回補講だもんな」

「だってムズクない?《らうたし》がかわいらしいとか全く意味わかんないっしょ!」

 

HRが終わった後、うるさい奴の声が聞こえる。

リア充どもは相変わらず五月蝿いですね。特にあれ、ヘアバンドみたいなのしてる奴。名前忘れたけど。部戸だっけ?

ま、関係ないか。

 

とかなんとかで席を立ち、奉仕部へ向かおうとする。

すると、目の前にたわわに育ったデカメロンが二つ。

…………そういえばデカメロンと言えば世界史でボッカチオのデカメロンってあったよな。デカメロンのボッカチオだっけ?忘れた。

 

「ヒッキー、今日部活行くでしょ?」

 

声の主はもちろんガハマさんこと由比ヶ浜結衣である。

 

「………おう。」

「じゃあ一緒に行こ?」

「無理だ。」

「ノータイムで断られた!?」

 

いや。普通に考えて無理でしょ。レジェンド級ぼっちの俺には2人で行動とかありえないし。

あれ?レジェンドってレベル低くない?

 

「だいたい近いんだから勝手に一人で行けばいいだろ」

「だって………ヒ…ヒッキーと2人で行きたかったから…」

 

…爆弾発言ガハマちゃん。

顔を真っ赤にしながら俯いて喋るなよ……こっちまで真っ赤になるだろ…

 

「……じゃあ…一緒に行くか」

「…うん!」

 

お互い顔を真っ赤にしたまま2人でクラスを出る。

…てかガハマさん?何ちょいと俺の袖つまんでんの?惚れて告白して振られちゃうだろ。

いや、振られちゃうのかよ。そろそろOKされろよ俺。

 

「っべー!結衣とヒキタニくんまじやべー!」

「戸部、うっさい。」

 

クラスを去る時に聞こえたオカンの戸部への鉄槌を聞いてにやけちゃう俺ガイル。

 

________________________

 

「やっはろー!」

 

と部室に突っ込んでいったガハマちゃんに続いて俺も部室に顔をだす。

 

「こんにちは、由比ヶ浜さん、比企谷くん。」

「せんぱーい、おーそーいー!」

 

…そこには、いつもいる雪ノ下と何故か最近しつこく付きまとってくるあざとい後輩。

なんだっけ、二色だっけ?三色だっけ?

 

「いや、なんでお前いんの?生徒会出ろよ」

「大丈夫です、仕事は副会長に押し付けてきたので」

 

きゃぴ♡という音が出てきそうな表情で答える四色。

副会長かわいそうに……アーメン

 

「いやじゃあサッカー」

「そ!う!い!え!ば!」

 

俺の言葉を遮るように大きな声を出す五色いろは。あ、一色いろはだった。やっと思い出した。

 

「私ってモテるじゃないですかー?」

 

いや知らねえよ。いきなり何言い出すんだこいつ。

 

「モテるじゃないですかー?ね、せんぱーい?」

 

なんでピンポイントに俺に聞くの?他に二人いるでしょ。

ここは適当に返しとくか。

 

「んー、ああ、モテんじゃねえの?知らねえけど。お前可愛いしな。」

 

あれ?言葉の選択肢間違えた?

まわりを見渡すとあたふたと顔を赤くして慌てる一色と冷徹の眼光と笑みでこっちを見てくる氷の女王、雪ノ下と口を開けてポカーンとしているガハマさん。ガハマちゃん、それやると余計にバカに見えるからやめたほうがいいよ。

 

「…はっ!何ですか今の私の言葉に乗っかって口説こうとでもしてるんですか後でもう一回2人だけの時にお願いしますごめんなさい」

「あーはいはい。」

 

もう何回振られればいいのやら。もはや聞きすぎて聞こうとしてないまである。

 

「で、要件は何なんだよ。」

「あ、そうでした!えっと〜私ってモテるじゃないですか〜?だからいろんな男の子からデートに誘われるんですよ〜」

「へー、それは良かったな、それで終わりなら帰らせてもらうぞ」

「まだですよせんぱい!なので先輩と一緒にデートにいってどうやって流れの中で好意がないことを伝えるか練習したいと思いまして」

 

……………………………?

何を仰ってらっしゃるの?

てかなんだよそれ。俺な意味あるの?

俺それ何もしてないのに無駄にふられるだけじゃん。

 

「嫌だから。外でたくないし。しかもお前意味わからないから。」

 

と言うと、一色はニヤニヤしながらこっちに歩いてきて、俺の耳元で囁く。

 

「………本物」

 

一色は耳元から離れると再びこう告げる。

 

「あーどうしようかなぁ〜先輩が一緒に行ってくれないとこれを集会で暴露しちゃおうかな〜」

 

 

やはり、俺はあざとい後輩にはかなわないのである。

 





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