人外になった者   作:rainバレルーk

25 / 124

さて・・・どうなる事やら・・・



第参章『金の想い銀の願いと偽物の剣』
金の髪と銀の髪・・・


 

 

 

インサイド

 

 

教室にて・・・

 

今日は朝からなんだか騒がしい・・・

 

食堂でも教室でもだ・・・なんかあんのか?

なんかあるにしても静かに出来ねーのか?

こっちはヒエログリフの解読に簪の「専用機作り」を夜中まで手伝ってたんだよ・・・いくら俺が吸血鬼でも頭脳疲労は勘弁願うぜ・・・

 

 

「ねぇねぇ?聞いた?」

 

「何を?」

 

 

おや?どうやら騒がしさの真相を話してるようだな・・・

 

 

「転校生が来るみたいよ?」

 

「え!?また~?」

 

「最近多いわね~」

 

 

まったくだ・・・鈴が転校してからそんなにたってないってのによ・・・そーいやぁシュバルツからホムンクルスについての電子メールがきてたな・・・見てねぇが

 

 

「大丈夫ですか?アキトさん?」

 

「おん?セシリアか・・・大丈夫大丈夫・・・寝不足だがな・・・」

 

「またヒエログリフの解読をしてたんですの?お体に障りますわよ?」

 

「それもあるが、簪が中々に寝かせてくれなかったんでな・・・フワァ~」

 

「へ~・・・はっ!?それは一体!ど、ど、どういう事何ですの!?」

 

 

簪のヤツめ・・・なんで俺がアイツの専用機の制作なんぞ手伝ってやらなきゃなんねーんだ?

なんだよヒエログリフの手伝いしてやる代わりに専用機の制作手伝って・・・まぁ・・・夜食に釣られた俺も俺だが・・・

夜中の3時までやらせるか?普通?

簪も簪で徹夜しようとしやがったから、眠らせたけど・・・やっぱ夜更かしは肌に悪いもんな・・・

 

 

「ちょっと!アキトさん!どういう事か説明してくださいっ!!!」ズイッ

 

「っ!?うるせぇよセシリア!耳元で怒鳴るんじゃあねぇ!キィーンとしたぞ!キィーンと!」キィーン

 

「そんな事よりも!どういう事か説明を――」

 

 

ガラァ・・・

 

「お前達!静かにせんか!今からHRを始める!席につけ!」

 

「っ!アキトさん!逃げないでくださいね?!」トトト・・・

 

 

ヤレヤレ・・・助かったぜ・・・おん?・・・教室の外に二人か・・・たぶん転校生ってのはそいつらか・・・興味ないし・・・うん、寝よ・・・Zzzzzz・・・

 

 

サイドアウト

 

 

 

ノーサイド

 

 

「皆さんおはようございます!今日は皆さんに新しいお友達を二人紹介します!それでは入ってきてください!」

 

 

山田の元気な声に呼ばれて転校生が入ってきた・・・

 

 

ガラァ・・・スタスタスタスタスタ・・・

 

「え!?あれって・・・」

 

「マジ?!」

 

 

転校生の一人は金の髪を後ろにまとめた少女のような「少年」

腰までのびた銀の髪を持つ黒い眼帯をした少女だった

入ってくると金髪の少年が口を開けた

 

 

「初めまして、フランスからきた3人目の男性操縦者の「シャルル・デュノア」です・・・こちらにいる同じ男性操縦者の――」

 

 

デュノアが自己紹介を終える前に・・・

 

 

「「「「「「「きゃ、きゃあぁぁあぁぁぁあああぁぁぁっ!!!」」」」」」」

 

「っ!?」

 

 

クラスから黄色い叫びがあがった・・・

 

「男子!3人目の!」

 

「キタ!可愛い系男子!」

 

「エメラルドグリーンの瞳・・・綺麗~!」

 

「え、え~と・・・」

 

 

新たな男性操縦者に熱くなるクラスメイトにデュノアは引いていた・・・

一方、他の男子共はというと・・・

 

 

「み、耳が・・・耳がキィーンとする・・・」キィーン

 

「Zzzzzz・・・」

 

 

一夏は黄色い叫びに耳をやられ、アキトは気にせずに眠りこけていた

 

 

「静かにせんか!お前達!あと、いつまで寝ている?!暁!」スパァッン!

 

「フガッ・・・おん?誰?」

 

「寝ぼけるな!」スパァッン!

 

 

アキトは千冬の出席簿連続アタックをうけた

ダメージはあまりないようだ・・・

教室は静かになった

 

 

「よし・・・「ボーデヴィッヒ」、自己紹介しろ」

 

「ハッ!わかりました教官!」コツコツコツコツ

 

 

千冬にボーデヴィッヒと呼ばれた銀髪の少女は前に出ると・・・

 

 

「「ラウラ・ボーデヴィッヒ」だ」

 

 

素っ気ない自己紹介をした・・・

 

 

「え・・・それだけですか?」

 

「以上だ」

 

 

そんな素っ気ない自己紹介をしたラウラは次にした行動とは・・・

 

 

「貴様が・・・!」ツカツカツカ  ヒュッ

 

「へっ?」

 

 

一夏に向かっていき、手を振り上げた・・・しかし!

 

 

パシッ

 

「っ!?貴様!何をする!?」

 

「・・・」

 

 

ラウラの振り上げた手を掴んだのはアキトだった

 

 

「・・・アンタ・・・ドイツ人だろ?」

 

「それがどうした!さっさと手を――」

 

 

グイッ

 

アキトはそんなラウラを抱きよせた

 

 

「スンスン・・・なんだ、アンタ強化人間か?」

 

「っ!?き、貴様!」バッ

 

 

ラウラはアキトから距離を置き、自分の腰に手を伸ばしたが・・・

 

 

「っ!?」

 

「おやおやおや~?お探し物ってこれかい?銀髪ちゃん?ケケ♪」プラーン

 

 

ラウラに見せつけるようにアキトは軍用ナイフを持っていた

 

 

「!?貴様!何時の間に?!」

 

「ヒッヒッヒ~♪一体何時でしょう?」

 

「何をしとるか暁」スパァッン

 

 

ニンマリと自慢気なアキトの後ろ頭を千冬は叩いた

 

 

「お前もだボーデヴィッヒ、このナイフは没収だ」

 

「しかし教官!」

 

「教官ではない、織斑先生だ・・・席につけ、暁もだ」

 

「ヤレヤレ・・・しかたねぇなぁ~」

 

「・・・」

 

 

千冬の言葉でアキトとラウラは席についた

 

 

「え?え?え?」

 

「あ、アハハハ・・・」

 

 

一夏は何がなんだか分からず、デュノアは苦笑いを浮かべていた・・・

 

 

 

 

 

 

 

←続く

 

 

 




なんとか出せた・・・次、どうしよ?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。