シルバーウィーク・・・皆さん楽しんで!
―――統合しました―――
インサイド
教室にて・・・
・・・生物がイライラするのはある一定の理由があるものだ・・・
飯が食えなくてイライラ・・・
友人や恋人と喧嘩をしてイライラ・・・とかとかとか・・・
それは人間をやめちまい吸血鬼になった俺にも無関係ではないと・・・
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~・・・」イライライライライラ
今・・・いやでも実感している・・・・・・クソがぁ
「ねぇ?なんで暁くんイライラしてるの?」
「知らないの?なんか食堂に貼り出されたのが気に入らなかったみたいよ?」
「それで職員室の千冬様まで怒鳴り込んでいったみたいよ」
「それで返り討ちにあった・・・と」
「哀れ~・・・顔だけは良いんだから黙ってればいいのに」
「ちょっと、聞こえるわよ」クスクス
・・・聞こえてんだよ、クソガキども・・・
昨日、あの貼り紙をみて職員室に怒鳴り込んだわいいが・・・なに?なんなの?「お前にはボーデヴィッヒの世話を任せる」って・・・俺はあの銀髪ちゃんと戦っていたのを知らんのか?!嫌われてんのを知らんのか?!!元はテメェがほったらかしにした教え子だろうが!何俺に任せてんの?!フザケンじゃねぇ!!!
マジであの時、朧に鎮静剤射たれなかったら襲ってたね!確実にあの首に牙を突き立ててたね!血が飲みてぇ!マジで血が飲みてぇ!簪には悪いが血が足りねぇ!WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY !!!
「「王ヨ、大丈夫デスカ?殺気ガ漏レマスヨ?」」
「・・・あぁ・・・わかった・・・」イライラ
危ない危ない・・・何をイライラしてんだか・・・俺とした事が・・・あ、そういやぁ・・・
「なぁ朧?」
「「ナンデゴザイマショウ?」」
「シェルスからの折り返しの連絡は?」
「「・・・マダデス」」
「そうかぁ・・・」
シェルスには頼みたい「仕事」があるんだけどなぁ~・・・マジで着信拒否にされてる?マジであのセシリアとの決闘が原因で嫌われた?・・・あれなんだろ?目からお水がでてくるよ?・・・ドヨーン
「・・・なんか暁くん、今度はションボリしてる」
「そんな事より聞いた?」
「何を?」
「今度のトーナメントで優勝したら織斑くんかデュノアくんと付き合えるんだって~!」
「マジ!?」
「マジマジ!」
「と言う事は暁くんとも付き合えるの?」
「「「「え?」」」」
「ど、どうしたの?」
「アンタまさか、あの男の事!」
「そ、そんなんじゃないわよ!///」
「だよねぇ~!」
「あの男、顔はいいんだけどね~」
「でも他のクラスでは人気みたいよ?」
「あんなののどこが良いんだか?」
・・・なんかイラっとしてきた・・・
「「ダメデスヨ、王ヨ」」
「・・・何がさ?」
「「王ノ事デスカラ、アノ人間達ヲ闇夜ニ紛レテ・・・」」
「な、何をバカ言っての?」
「「ダト良インデスガ・・・」」
・・・なんて勘の良い・・・さすがはノアだな・・・
このあと、織斑とシャルロット、並びに睨みを利かせた銀髪ちゃんが入って来たり、ムカつくブリュンヒルデが入ってきて今日の授業が始まった・・・
―――――――
イライラしながら1日の授業を終えたアキトは気分転換のために屋上に来ていた・・・
「ふわぁ~・・・なんか・・・食欲ねぇなぁ~・・・」
「「大丈夫デゴザイマスカ?王ガ食欲ヲナクストハ・・・」」
「俺を食欲の塊みたいに言うんじゃねぇ・・・」
「「シカシ王ハ、ココ最近食欲ガフルバーストシテイマシタノデ・・・御体ガ悪イノデスカ?」」
「なんだよ「食欲がフルバースト」って・・・いや、体の方は大丈夫だ・・・ただ」
「「タダ?」」
「いや・・・なんでもねぇや」
「「?」」
アキトと朧がそんな他愛もない話をしていると・・・
ガチャ キィィー
「む・・・貴様は・・・!」
「おん?・・・テメェは・・・」
屋上に入って来たのは・・・
「銀髪ちゃん・・・」
「暁アキト・・・貴様が何故ここに?」
「それはこっちのセリフだよ銀髪ちゃん?今、夕飯どきだろ?」
「誰があんな者達と夕食を食べるか!」
「・・・なるほど・・・ボッチか」
「「ボッチ」?ボッチとはなんだ?」
「いや気にすんな、些細な事だ・・・それより・・・」
ツカツカツカツカ ヒョイ
アキトは話を切るとラウラに近づいていき、掌を出した・・・
「なんだこの手は?」
「一応あの独裁先生の暴挙でトーナメントのペアになっちまったから・・・その挨拶かな?」
「ふん!誰が貴様などと!いくら教官の指示であるとしても貴様とは相容れない!」パァッン
ラウラは差し出されたアキトの手を叩いた・・・
「ヤレヤレ・・・困った銀髪ちゃんだねぇ~・・・まぁ良いや・・・」カツカツカツ・・・
「待て!暁アキト!」
屋上の出口に向かって歩いていたアキトはラウラに呼び止められた・・・
「なんだよ?銀髪ちゃん?」
「貴様は、私と初めて会った時に何故私の事を「強化人間」などと言った?」
「おん?・・・あぁ、あれか・・・」クルッ
アキトはラウラの方に体を向け、自分の鼻を指差しながら・・・
「臭いだよ、臭い」
「「臭い」?」
「実は俺の友人に強化人間がいてな、ソイツと同じ臭いがしたんだよ」
「・・・」
「ところで、なんでそんな事聞くんだよ?」
「いや・・・こちらの話だ気にするな・・・それより暁アキト、貴様はトーナメント戦で私の邪魔をするなよ!」
「へいへい、わかったよ・・・じゃあな銀髪ちゃん」
ガチャ キィィー バタン
「・・・」
アキトが屋上から出ていき、一人取り残されたラウラは夕焼けに染まる空を黙って見上げ・・・
「私は・・・私は・・・一体誰だ・・・・・・?」
そんな言葉を呟いた・・・
廊下にて・・・
カツカツカツ・・・
「「王ヨ」」
「なんだよ?朧?」
「「彼女、ラウラ・ボーデヴィッヒカラ何カヲ感ジラレタノデスカ?」」
カツカツカツ・・・ピタッ
アキトは朧からの問いかけに歩みを止めた・・・
「「出来損ないのドッペルゲンガー」だろうな・・・」
「出来損ないのドッペルゲンガー?」
「あぁ・・・なりたい者になれずに歪んでいく、ドッペルゲンガーだ・・・」
「「・・・私ニハ解リカネマス」」
「そっか・・・」カツカツカツ・・・
アキトはそう言いながら、自室に向かって再び、歩きはじめた・・・
←続く
シェルス[あら?・・・うわぁ~・・・]
ノア[どうしたんや?シェルス姉?]
シェルス[アキトからの着信歴がイッパイ・・・]
ノア[あちゃあ~・・・]
シェルス[アキト、怒ってるかなぁ~?]
ドン[大丈夫であろー]
シェルス[どうしてドン?]
ドン[アキトはこんな事で怒るほど器の小さいヤツではないであろー]
シェルス[そ、そうかな?]
ドン[そうであろー]ニヤニヤ
ノア[そうやな]ニヤニヤ
シェルス[・・・何をニヤついてんの?]
ドン・ノア[[さぁ?]]