人外になった者   作:rainバレルーk

38 / 124
他の作者さんの作品をイッキ読み・・・
やはり、自分は読書が好きなんだなと実感・・・
あと、アンチってどう書けばいいのかを模索中・・・


一方その頃・・・

 

 

ノーサイド

 

 

 

一方その頃、屋上にて・・・

 

 

満天の星空を独占するように立っていた、織斑千冬は何処かに電話をかけていた・・・

 

 

トゥルルルルル トゥルルルルル トゥルルルルル ガチャン

 

 

『ハッピ~!ウレピ~!ち~~ちゃ~ん!おひさ~!』

 

「・・・切るぞ・・・」

 

 

電話の相手はISを作り出し、世界を色々と変えてしまった、天災科学者「篠ノ之 束」であった・・・

 

 

『わぁ!待って待って待ってよ!ちーちゃん!ちーちゃんが私に電話をくれるなんて・・・これって――』

 

「黙れ束・・・要件だけ言うぞ・・・「アレ」はお前の仕業か?」

 

 

千冬は束に黒い千冬、VTシステムの事を聞いた・・・

 

 

『んな訳ないじゃ~ん♪あんなちーちゃんの紛い物を私は作んないよ!』

 

「そうか・・・なら別の事を聞こう」

 

『ん?な~に?ちーちゃん?』

 

「暁・・・暁アキトは何者だ?お前があの戦闘を見てないわけがないだろう?」

 

『・・・』

 

 

千冬はアキトの正体を束に聞くと・・・束は口をつぐんだ・・・

 

 

「?、どうした?束?」

 

『・・・気に入らない・・・』ボソッ

 

「束・・・?」

 

 

返ってきた返事はどこか、怒気を混めたモノだった・・・

 

 

『それじゃあ、ちーちゃん!私はやる事があるから、じゃあね~バイビー!』ブツッ

 

「おい!?束!・・・切ったか・・・しかし、束があんな声をするとは・・・暁・・・一体お前は?」

 

 

千冬は切られた携帯電話を仕舞いながら、夜空を見上げた・・・

 

 

 

 

 

研究ラボにて・・・

 

 

ここは地球上の何処かの研究ラボ・・・

ここではある頭にウサギ耳を付けた天災科学者がパソコンをつついていた・・・

 

 

カタカタ・・・バンッ!

 

「もう!訳わかんない!」

 

 

天災兎はある戦闘映像を見ていた・・・

その映像には・・・

黒い千冬が「ナニカ」に一方的に蹂躙されている映像であった・・・

 

 

「なんなのさ!なんなのさ!もう一回巻き戻して!」

 

キュルルル

 

兎は映像を巻き戻した・・・始まった映像には・・・

 

 

『教育してやろう・・・本物の・・・フリークス同士の「闘争」とやらを!!!』バァーッン

 

 

指で四角を作り、黒い千冬を覗き見るアキトの姿があった・・・

 

 

「ここからだよ!ここから何で!コイツの姿が「消える」のさ?!!」バンッ

 

 

兎は再び、机を叩いた・・・

 

何故、こんなにも兎が荒れているかと言うと・・・

この兎はアキトの戦闘をIS学園のカメラをハックして見ていたのだが・・・

アキトの専用機、朧のカメラの細工を暴いてしまい、またく「加工」がされていない映像を見たのだ・・・

 

 

「まったく!まったく!!何なのさ?!この束さんがわからない事なんて・・・しかもコイツ、ISの装備を解除してちーちゃんの紛い物をぶっ壊してやがる!なんなんだよ!?コイツは!「暁アキト」!」ガシャン

 

 

束はそこら辺の電子機器を下に落として、騒いでいると・・・

 

 

ビーコン ビーコン ビーコン

 

 

アラートが鳴った・・・

 

 

「こんな時にだれだよ?この束さんにハックをかけようとする輩は?・・・まぁいいや!ちょちょっいとやっつけて正体暴いてやるぜ!この身の程知らずが!」

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・

 

束はハックに対して応酬していると・・・

 

ビヨン

 

「ん?何コイツ?」

 

 

画面の下に安全ヘルメットを被り、土木作業員の格好をした二足歩行の「ヤギ」が現れた・・・

 

 

『あろーあろー』

 

 

そのヤギはヤギには似つかわない鳴き声をあげると・・・

 

 

バリバリ ムシャムシャ

 

 

黒い千冬とアキトの戦闘映像を食べ始めた・・・

 

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?何すんのさ!このヤギぃ!?」

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・

 

 

束はこのヤギを消そうとヤッキになったが・・・

 

 

ムシャムシャ・・・ゴックン

 

『プハァー♪旨かったであろー♪』

 

 

ヤギは映像を全部食べてしまった・・・

 

 

「こ、こ、このヤギぃぃぃ!バックアップまで食いやがって!消してやる!消してやるぅぅぅ!」

 

 

束があらぬ顔で怒っていると・・・

 

 

『あろ~!天災兎!貴様見ているな!』バァッン

 

「っ!?」

 

 

ヤギは喋りだした・・・

 

 

『そう簡単にワシのファミリーの映像をくれてやるものか!このヴぁぁぁかぁぁ!!』

 

「な、な、なっ?!」ヒクヒク

 

 

束は顔を引きつかせて、ヤギを見ていた・・・

するとヤギは前足?を頭に持っていくと・・・

 

 

『アリーヴェデルチ!』ピシッ

 

シュンッ

 

・・・そう言いながら、消えた・・・

 

 

「・・・・・・フザケルなぁぁぁぁぁ!!あのヤギィィィィイ!!!!!」ゴシャッン!

 

残された束はパソコンの画面を砕いた・・・

 

 

 

 

 

 

 

ヴァレンティーノファミリーアジトにて・・・

 

 

「シャ~シャシャ♪愉快愉快であろー♪」

 

 

今でパソコンを見ながら、ドン・ヴァレンティーノはケラケラと笑っていた・・・

 

 

「ふう・・・さすがは天災兎って言うくらいやな、ファイアーウォール強かったで~♪」

 

 

その隣で汗を拭うノアはどこか嬉しそうに笑っていた・・・

すると、パソコンを持ったロレンツォが居間の襖が開けて現れた・・・

 

 

「ドォォォン!アキトからの頼みのメールが来ました!あと、ついでに仕事の依頼も!」

 

「なに!?早く見せるであろー!」

 

「うちにも見せてー」

 

 

ドン達の夜はまだまだ長い・・・

 

 

 

 

 

 

 

←続く

 

 

 




ドン[そう言えば、ガブリエラはどうしたであろー?]

ロレンツォ[ガブリエラなら、シェルスと一緒にフランスに行っていますよ]

ノア[お土産はチーズがええな~]

ドン[ワシはワインがよかろー]

ロレンツォ[なら電話で頼んでおきますよ]
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。