久々の投稿!アレな表現あります~?
あと、アキトが少しゲスいっす・・・
インサイド
遅刻して、ドロップキックをされた午前中の授業も終わり、水着に着替えた俺はパラソルを広げた下で・・・
「キャー冷たーい!」
「海だーっ!」
太陽ギラつく夏の砂浜や海で、健康的な素肌をさらした、若きワルキューレ達が活発に遊んでいるのを眺めている・・・
グゥゥゥ~・・・
「あぁ・・・腹減った・・・」
実に実に実に!食欲をそそられる!
あぁ・・・あの素肌に牙を突き刺して、血肉を貪りたい!
というか俺、デイウォーカーで良かった!
これがナイトウォーカーだったら、即灰になってるからな!
吸血鬼の最大の弱点である太陽の光!やはり、肌に突き刺さるぜ!
「・・・ちょっと?アキトさん?何、鼻の下をのばしてますの?」
「おん?」
後ろから聞きなれた声が聞こえて来たので、振り返ると・・・
「ヒュゥ~♪」
専用機ブルー・ティアーズと同じ、青い水着を纏ったセシリアがいた・・・
「な、なんですか?そんなジロジロと・・・?」
「い~や~・・・コイツはディ・モールトベネだ」
「へ?」
「とっても似合ってるぜ?セシリア」
「っ!あ、ありがとうございますわ///」
あら~・・・顔を赤くしちゃって可愛いなぁ~
「あ、アキトさんも!ピンクのアロハシャツが似合ってますわよ///」
「お?そうかい?嬉しいねぇ~」
このピンクのアロハシャツ、中々に高かったんだよなぁ~
これで金髪でくわえタバコしたら、どっかの専門家みたいだな・・・タバコは死ぬほど嫌いだが
「そ、それよりアキトさん?」
「おん?なんだい?」
「今日は日差しが強いので、その・・・サンオイル塗ってはもらえませんか?」
・・・なに?サンオイルだと?
「オイオイオイオイオイオイオイ、セシリア?そんな事を男の俺にさせるのか?」
「え、それは・・・皆さんはもう海に出ていますし・・・」
「そうだとしても、そう易々と出来る訳がないだろう?」
「そ、それは・・・」
「もっとちゃんとした理由があるならまだしも」
「・・・あ///」
「「あ」?」
「アキトさんにやってもらいたいんです!///」
「だから気に入った!」
ホント、こういう娘の表情は良いねぇ~
そんな訳で、俺はセシリアにサンオイルを塗ることと相成った・・・
「もう・・・本当にアキトさんは意地悪ですのね!」
「まぁ、そう言うなよ?カラカイがいがあって良いぜ?」
チャプチャプ
「良くありませんわ!」
サンオイルを掌で馴染ませながら、俺は寝転ぶセシリアの隣に胡座をかいた・・・
「それよりアキトさんは、今まで何処に行っていたんですの?トラブルに合われたと聞きましたが」
「おん?いやな、旅館で久々に昔馴染みに会ったんでな」
「・・・女性を巡った争いになったとか・・・」
「おん!?」チャプリ
「動揺しましたわね・・・そうなんですのね?」
ジロリとセシリアの眼光が俺に刺さる・・・
「そんな怖い顔するなよ?てかなんで怒ってんの?」
チャプチャプ
「お、怒ってなんかいませんわ!私はアキトさんが他のお客さんに迷惑が――」
うるせぇなぁ~・・・こうしてくれる!
「てい!」
「ひうっ!?///」
俺は怒っているセシリアの背中にサンオイルを塗ったくってやった・・・
「あ、アキトさん!///突然なんて――あんっ///」
「カカカ♪」
丁寧に丁寧にオイルを塗った・・・
「ひぃん///うゥん///あぁ!///」
背中から始まり・・・首、腕、太もも、ふくらはぎ、足首、足の裏・・・
「あ、アキ――ヒぎっ///」
丁寧に丁寧に・・・まんべんなく・・・
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ///」
最初は悶えていたセシリアも、粗方オイルを塗り終えたとこで大人しくなった・・・
「アキト・・・さん///」
んン~♪良い表情になって・・・
そんなセシリアの耳元で、俺は囁いた・・・
「(セシリア?もっと可愛がってやろうか?」ボソリ
トロけきった頭でマトモな思考が出来る訳がなく・・・
「ふぁい・・・もっと///」
セシリアは甘い言葉に頷いた・・・
そして・・・俺は背中に手を沿わせて、水着のホックを――
「チェストォォォーッ!!」バキィッ!
「げぼらぁっ!?」
俺は突然の頬の衝撃により、太陽ギラつく砂浜に飛ばされた!
「ぐぐが・・・が、がぎごぐる?ぎん?!(な、何をする?鈴?!)」
「アンタこそ何やってんのよ!大丈夫セシリア?!!」
「ふぁ・・・鈴・・・さん?///」
何を突然、他人の頬に膝蹴りかましてんだよ!このちびっ子はぁ!顎が外れたでしょうが!
「げめぇ、ぎん!あごががずげがろうが!(テメェ、鈴!顎が外れただろうが!)」
「喧しいわよ!遠目で何してるか見てたら、そ、そんなハレンチな事を!///」
バキン←アゴハメタ
「痛っ、知るかボケぇ!俺はセシリアにサンオイル塗ってただけだ!」
「やり過ぎなのよ!アンタは!」
「あん?何処がやり過ぎなんだよ?言ってみろよ?!」
「え、そ、それは・・・///」
「どうした?ホレホレ言ってみろ?お前も、あの織斑にこんな事してもらいたいんだろ~?もしかして図星か・・・ナぁぁぁぁぁっ?!」
「む、む~~~~~!///うっさいわ!バカぁ!」ブォン
うぉ!クーラーボックス投げるなよ!中身がメチャクチャになるだろうが!ここは一先ず退散だな!
「逃げるンだよぉ~っ!」
「待てぇ~!このセクハラ男~!」
ダダダダダ・・・
このあと俺は鈴を巻くのに結構時間がかかった・・・
チャンチャン♪
―――
ノーサイド
「・・・巻いたか・・・?」
顎が外されながらも、追っ手を巻いたアキトは海辺の岩影に隠れていた・・・
トントン・・・
そうしていると、アキトの背中を叩く人影が・・・
「おん?・・・シャーロットか?」
「・・・よく後ろを見ずに正体がわかったね?」
「まぁな――って、あぁん?!」
クルリと後ろを振り替えると、そこには水着を着たシャルロットと・・・
「バスタオルを巻いた・・・変態?」
「誰が変態だっ!」
「あは、ははは・・・」
アキトの不用意な発言で、バスタオルの塊を怒らせた・・・
「その声は・・・ラウラか?なんでそんな格好してんだ?」
「そ、それはだな・・・その・・・///」
「おん?」
バスタオルの塊改め、ラウラは何故かその場にヘタリこんでしまった・・・
「ほらラウラ、アキトに見せてあげないと」
「し、しかしだなシャルロット!」
「もう・・・ラウラがそんなに見せたくないなら、ボクがアキトと遊びに行っちゃうよ?」
「なっ!?それは・・・」
「アキト、遊びに行こ?」
「あ、あぁ」
そう言いながらシャルロットは、アキトの腕を引っ張りながら、ラウラから離れようとした・・・
すると・・・
「ぬ、ぬぅぅぅ・・・待て!シャルロット!」バサリ
「おん?」
ラウラは巻いていたタオルを取ると・・・
「わ、笑いたければ笑え!///」
真っ赤な顔して、黒い水着を着けた姿を見せた・・・
そんなラウラをアキトは・・・
「・・・ふむぅ・・・」ザッザッザッ
「な、なんだ!」
「アキト?」
悩ましい顔をして、ラウラに近づくと・・・
「カ・ワ・イ・イ~~~!」
「ふわぁっ!?///」
ラウラを高く持ち上げ、クルクルと回った・・・
「ウハハハハハ!可愛いなぁ!可愛いなぁ!お前は私を萌え殺すつもりか?!」
「キャー!ギャー!」
その可愛さに当てられたのか、テンションがおかしい方向に高ぶっていた・・・
「ちょっと!?アキト!しっかりしてよ!」
「あぁ、悪い悪い・・・大丈夫か?ラウラ?」
「あ、あぁ・・・少しビックリしただけだ・・・」
我に返ったアキトはラウラを地面に降ろした・・・
「もう、アキトったら・・・(ボクの事も見てよ)」
「いや、悪い悪い・・・しかし、シャーロットさんや」
「な、何?アキト?」
「似合ってるぜ?そのオレンジの水着、可愛い」
「っ!そ、そんな似合ってるなんて・・・あ、ありがとう///エヘヘ///」
少しラウラに焼きもちを焼いたシャルロットも、アキトが褒めると、照れ、顔を押さえて悶えた・・・
そんなシャルロットをアキトほおっておき・・・
「そういやぁ~・・・ラウラや?」
「なんだアキト?」
「簪は?お前らと一緒じゃないのか?」
簪の事を聞いた・・・
「簪か?簪なら4組の授業に出てるぞ、その授業ももう終わっただろう」
「そうか・・・」
「なんだ?簪に用でもあるのか?」
「・・・いや気にするな、ちょっと――っ!?」
ラウラと話をしていると、アキトは突然にグルリと向こうを向いた・・・
「どうした?アキト?」
ラウラがキョトンと疑問符を頭に浮かべながら、アキトを見ていた・・・
そのアキトはと言うと・・・
「ニョホ♪今日はツイてるな!」
ニヤリと口角を歪ませていた・・・
アキトの視線の先には・・・
「へぇ~貴女、日本代表なのね」
「候補生・・・ですけどね」
「でもその年でスゴいわよ、誇りを持ちなさい」
「あ、ありがとうございます///」
「かんちゃん照れてる~」
水色の水着を着た簪とぬいぐるみのような水着?を着た本音を連れた・・・
「あ!アキアキだぁ~!お~いアキアキ~!」
「ちょっと本音!走らない!」
「フフ♪若いわね・・・そうだと思わない?アキト?」
二人を朗らかな顔で見守る、日傘をさした白のワンピース姿のシェルスがいた・・・
「シェェェルス~♪」タッタッタッ
アキトが簪と本音を連れたシェルス目掛けて走り、ジャンプした!
「えっ!アキト!?」
「あ、危な~い!」
ジャンプしたアキトはキレイな項を描き、シェルスに飛び付いた・・・
あわやアキトがシェルスと激突しようとした・・・
その時!
「WANABEEEEEEEEEEEEEEEE !!」ドバギィッ
「ゲボラァぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「「「えぇぇぇぇぇぇっ!?」」」
シェルスの右アッパーがアキトに炸裂した!
アッパーは見事に顎にクリーンヒットし、アキトはクルクルと回転しながら、キレイな項を描いて・・・
「ぁぁぁぁぁぁぁっ!」ドボッーン
海に落下した・・・
「あ、アキトぉぉぉっ!?」
「おぉ!ホールインワンだぁ~!」
「言ってる場合か!大丈夫か?!!アキト!」
「アキト!しっかり!」
四人はアキトが落下した海に駆け寄ると・・・
ザパァッ!
「アーハハハハハハハ!さすが!さすがたぜ!シェルス・ヴィクトリア!」
びしょ濡れのアキトが笑いながら、起き上がった!
「ハァ、ヤレヤレだわ・・・」
「貴様!何者だ!?」
溜め息をついたシェルスにラウラはつかかったが・・・
「やめろラウラ」ボタボタ
びしょ濡れのアキトが制止した・・・
「大丈夫!?アキト?!」
「おん?あぁ簪か、授業は終わったのか?」
「それよりアキト!顎大丈夫なの!?」
「ん?大丈夫大丈夫、シェルスが手加減してくれたからよ」
「て、手加減!?あれで?!」
「シェルシェル、力持ち~!」
人一人を5mも殴り飛ばして、まだ手加減な事にシャルロットは驚愕し、本音はのほほんと感想を述べていると・・・
「アキト!この女は一体何者だ!?」
戦闘体制のラウラがシェルスを睨みながら、アキトに問いかけた・・・
しかし、そんな事お構いなしにアキトはシェルスに近づき、自分を殴った手をとり・・・
「手、大丈夫か?」
「えぇ、少し捻ったわ」
「踏み込みが甘いんじゃないか?少し冷やすぞ」ピキピキ
回りにいた簪達にバレないように、患部を気化冷凍法で冷した・・・
その冷したシェルスの手を・・・
「あぁ、冷てぇ~」
「ちょっとアキト!///」
自分の顎に当てて冷した・・・
だが、アキトは忘れていた・・・周りに人がいた事を!
「ちょっと?アキト~?」グイ
「おん?なんだよ?シャーロットにラウラ?あと簪、無言でアロハの裾を引っ張るな」
「説明しろ!この女は誰だ?!」
シャルロットにラウラ、簪が説明を求めた・・・
「あぁ、この人は[シェルス・ヴィクトリア]、俺の家族」
「家族・・・だと?」
「どうゆうことかな?アキト?」
「というか・・・さっきの間はなに?」
三人は納得しないのか、顔をしかめ、シャルロットに至っては凄味を出し始めた・・・
そうこうしていると・・・
「それよりシェルス?」
「なに?アキト?」
「シェルスはなんで簪達と一緒に?」
三人をほおって勝手に話を始めた・・・
「私は彼女に案内を頼んだのよ」
「へぇ~」
「私の髪を弄るな、てか話を聞きなさい」ビシッ
「へいへい・・・って、え?俺に会いに来てくれたの?ウレピー!」
「ちょっとアキト!無視しないでよ!」
「そうだぞ!アキトはこの女とどういう関係なんだ?!」
「うんうん!」
おやおやアキト、外野が騒ぎ始めましたよ?
「どういう関係って・・・」
「ねぇ、お嬢さん方?」
「な、なんですか?」
納得しない三人にシェルスは声をかけた・・・
「アキトのクラスメイト?うちのアキトがお世話になってるわ」
「う、[うちの]?」
「アキトと私は・・・まぁ、言ってみれば[パートナー]よ」
「[パートナー]・・・」
「貴女はシャルロット・デュノアね?」
「っ!?ど、どうして私の名前を・・・?」
シャルロットは初対面のシェルスに名前を言い当てられて驚いた・・・
「アキトに頼まれた仕事でね」
「仕事?」
「それよりシェルス?俺に何かようがあんだろ?」
「あ!そうそう、アキトのせいで忘れてたわ」ゴソリ
シェルスはそう言って、アキトに掌大の黒い核鉄を渡した・・・
「何これ?」
「さぁ?ノアから渡されたモノだから、私も知らないのよ」
「ほぉ~ん・・・あと、シェルス」
「何――ってキャっ!///」
アキトはシェルスの腕を引っ張り、抱き寄せた・・・
そして、ゴニョゴニョと囁くと・・・
「こ、この!///」バチィッ
「ぶべらっ!」
「アキト!?」
シェルスは力加減なしにアキトを叩き、その場から立ち去ってしまった・・・
「アキアキ~?大丈夫?」
「大丈夫かアキト?!」
「ニョホ、ニョホホ♪・・・Te iubesc シェルス」
「え?」
あとに残されたのは満足気に砂浜に倒れたアキトと駆け寄る四人だった・・・
←続く
統合しますた。