ハイスクールD×Dの世界へ   作:流離う旅人

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さっき投稿したんですけど間違って消してしまったのでもう一回投稿します。
思い出しながら書いたのであらすじとか内容とか少し変わってるかもしれません。
駄文があるかもしれませんが精一杯書きます!


幼少期
第0話 転生したと思ったら人間やめてました


私は姫川彩奈16歳です。

まだ少し初々しさを残す高校一年生です。

そしてーーー絶賛引きこもり中だったりします。

なんで引きこもりになったかって?簡単です。

私は激しい人見知りでいつもオドオドしていたんです。

それが友人や同級生たちは嫌だったらしく、高校に入り、その嫌気がさしていたものが爆発したらしくイジメが始まったんです。

バケツの水を浴びせられたり、階段から突き飛ばされたり、机にペンで悪口を書かれたりなどと例をあげたらキリがありません。

私の心はガラスそのものだったので心が壊れるのは簡単でした。

それからは学校も不登校になりずっと部屋に引きこもる生活が続きました。

そんな私に外に出る勇気をくれたのがアニメでした。

学園モノにファンタジー、ミステリー、様々なジャンルを見ていましたがその全てのアニメに出てくる主人公が最高です!

何度倒されても立ち上がるあの姿ーーー何度見ても泣けてきます。

そんな風に思う今日この頃ーーー

今、私は高校の制服に身を包んでいます。

やっと学校に行く決心がつき久しぶりの登校です。

出来れば友達とかと喋ったりしたいですけどイジメのことが頭に浮かびます。

嫌な思い出を振り払うように頭を強く横に振る。

……なるべく人とは関わらないようにしようかな。

早くもぼっち宣言してしまう自分に嫌気がさしながらも鞄を手に取り口を履きます。

「お母さん!行ってきます!」

「気をつけて行くのよ」

お母さんとも久しぶりにまともな会話をした気がします。

普段は廊下をすれ違っても何も喋りませんから。

いや、喋り掛けようとはしていたが私がそれを避けた、が正しいですかね。

こうして私は学校へと足を進めていきました。

 

 

 

 

 

外の空気が美味しい。

風が頬を撫で髪が靡いている。

何だかこういうの学園祭モノのアニメ展開みたいですね。

角で運命の人たちとぶつかる、とか。あ、でも私パンを咥えていないですね。

なんてあるわけないかと考えて失笑してしまう。

時間もあまりないですし急がなくちゃ。

私はゆっくりと走り出しました。

 

 

走り出して数分ーーー

「ゼッ、ハァー、ゼッ、ハァー。ひ、久しぶりに走るのがこんなに辛いなんて思ってなかった……運動しよ」

そう心に誓いながら交差点へと差し掛かる。

向こうの歩道には楽しそうに笑う小学生たちがいた。

羨ましいです。私にもたくさんの友達がいて仲良くできたらあんな風に笑えるんでしょうか?

高校と小学校は正反対の方向にあります。

だからこの時間にはよく小学生たちがいた。

……最近は会っていませんでしたが。

そんなことを考えているうちに信号が青へと変わる。

小学生たちが横断して来ています。

近くで見るとみんな可愛いですね!

いや、別に私にはそういった属性はありませんよ?

私もこれぐらいの子供が欲しいなってだけです。

出会いがあれば、ですけど。

私も横断しようとして気付く。

小学生たちのうち1人の少女が靴紐が取れ横断歩道の真ん中にしゃがみ込んでいた。

それだけなら気にしない。ここは危ないよ、と声を掛けるだけで良いのだから。

でも、それは出来ない。

何故ならトラックが少女へと突っ込んできているから。

信号はまだ変わっていない。なのにトラックがいる。

運転席に目をやると運転手の頭が上下していた。居眠り運転だ。

考えるよりも先に体が動いていた。

少女を突き飛ばし、さっきまで少女がいた所に私は立っていた。

次の瞬間、横からトラックが突っ込み私の体は宙に飛んだ。

痛い、ということはなかった。

でも、骨が砕け手が変な方向を向いているのが見えた。

肺が重くなっていく。

砕けた骨が肺に突き刺さり血が溜まっているからだ。息も出来なくなる。

そして、私は地面へと降っていった。

ゴッシャッ!

嫌な音が耳のすぐそこで聞こえた。

頭から落ちたため頭蓋骨が砕けた音。

私の血が体外に流れていくのが分かりました。

痛みも少しずつ感じて来ています。

でも、痛みよりも先に私の意識は朦朧としていきます。

ああ、死ぬんだ、私ーーー

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!目ぇ開けてよぉ!」

さっき突き飛ばした少女が目に涙を溜め嗚咽交じりに訴えかけてくる。

まだなんとか動く目で少女を見た。

良か……た……ケガ……してないみたい……

本当に、良かった。

それを最後に私の目に映る景色は黒一色になりました。

 

 

 

 

そして、姫川彩奈は死んだ。

 

 

 

ここは、どこだろうか?

私はさっき少女を庇って死んだはず。

私の目の前に広がっているのは白一色の世界だった。

私は生前得た知識ーー主にアニメーーでここがどこかすぐに分かった。

「ここが、天国?」

想像していた天国とは似ても似つかない。

何もなければ人たちと1人いない。

人のことで表すのなら『殺風景』が一番しっくり来るだろう。

本当に誰もいないのかな?

辺り見渡しながらそう考えると、

「さっきから君の上にいるよ」

なんて声が聞こえた。

バッと自分の真上に目を向けるとそこには1人の少年が浮いていた。

少年は私に合わせ地面へと降り立った。

「貴方は誰ですか?」

「僕は君たちの言う神様だよ」

「神様……」

容姿は金髪にパーカー、ジーパンと今時の若者みたいな感じだ。

天使の輪っかとか羽とかないのかな?

好奇心の目で神様を見ていると、

「そんなに見られると恥ずかしいんだけど……」

「あ、す、すみません」

「いや、別にいいけどさ。天使の輪っかとか羽って邪魔だから消してるんだよね、僕」

「あ、そうなんでしたか?じゃまになるものなんですねーーーへ?」

納得しながらある疑問に気付き声が上擦った。

今、彼はなんと言った?

私は口に出していないのに何で私の考えていることが分かったんだろう?

「僕はひとの心が読めるのさ。だから君の考えていることが分かったんだ。これで君の疑問は解けたかな?」

「あ、はい!ありがとうございます!」

そうかそうか、心が読めるのか。何だか便利ですね。

「そんなに便利なものじゃないよ?見たくないものを見る時だってあるしね」

「そう、なんですか?大変なんですね」

心を読まれながらの会話。

相手の考えていることが分かっているから話しやすい。

私にこんな力があったらイジメに合わなくて済んだのかな?

「感傷に浸っている所悪いけどいいかな?」

「あ、はい。大丈夫です」

「君は小学生を助けて死んだね?」

「……はい」

「君はもっと生きていたかったかい?」

そう、言われると自分でもよく分からない。

でも、私はたぶんーーー

「ーー生きていたかったです」

それが私の気持ちだと思うから。

「そんな君に聞く。君は転生したいかい?」

「転生?って確か別の世界に生まれ変わるとかでしたよね?」

「そうそう」

「君は少女を救ったそんな君を見て転生のことを考えてね」

「私はーーー」

転生、したいのだろうか?

もしまた1人になってしまったら?イジメに合いまた心が壊れてしまうかもしれない。

「君は転生したいはずだよ?」

心を読んでの解答、なのだろうか。

「君は1人になるのが嫌なんだ。堪らなく寂しいんだ。もし、君が転生するというのなら僕からいくつかの『贈り物』を贈ろう」

贈り物?いや、そんなことよりも神様の言ったことだ。

今、神様の言ったことは図星だ。

1人は嫌なんだ。

1人で居ることが怖いんだ。

だから、繋がりを心の底で求めていた。

もう、答えは出ていた。

「私はーーー転生します」

そう一言呟いた。

神様は少し微笑んでいた。

「分かったよ。それじゃあ、すぐに転生の準備を始めよう」

神様が地面に手をつくと足元に魔法陣が現れた。

「今から君が転生する世界のことを説明するね。君の転生先はハイスクールD×Dの世界だ」

「えっ!?」

それって確か悪魔とか天使とか堕天使が出てきて女性の服がバーンってなるアレですか?

「そうそう。それそれ」

「マジですか?」

「マジマジ」

そうなんだーーー

「転生したらもう君は姫川彩奈じゃない」

「え?じゃあ私って何ですか?」

「そう、だな……朔夜。そう、君は今から朔夜だ」

「朔夜……ありがとうございます。素敵な名前を頂いて」

「気に入ってもらえて良かったよ。それじゃあ転生するよ。あっちに着いたら『贈り物』が何か分かるよ。それじゃあ、行くよ!」

魔法陣が一際輝き出し私は光に包まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

私はゆっくりと目を開けた。

そこは森の中だった。

木々が生い茂り少し蒸し暑い。

このままここに居ても何も始まらない。

「少し探検してみますか」

そうして、私の転生人生は始まった。

 

 

 

森の中探検していて分かったことが少しある。

ここは人が立ち入ったような跡が見受けられない。

まあ、人が存在しているのかも分かりませんが。

それに見たことのない動物や昆虫がいて面白いです。

始祖鳥にも似た鳥が飛んでいますしここって相当昔に来たんでしょうか?

そんなこんなで探検すること二時間ーーー

「暑い……喉乾いた……」

この森の中に飲み物があるとは思えないが無い物ねだりをしてしまう。

森の中には音がしない。

私は耳を澄ました。

 

 

ザ……

 

 

遠くの方で何かが流れる音がした。

私の予想が正しければきっとアレが有るはずだ。

音の聞こえた方へと走っていく。

そこには案の定川が流れていた。

手を水につけると冷たくて気持ちがいい。

水をすくい喉に流し込んでいく。

冷たい液体が喉から胃へ流れていくのが分かる。

ふと水面を見ると私の姿が映っていました。

私の容姿は5〜6歳くらいで神様と同じ金髪に赤い瞳をした少女だった。服は江戸時代に庶民が来ていたような服だ。

よく見ると神様の金髪とは違い、私の髪は淡い金だった。

それにこの赤い瞳。

トラックに跳ねられ流れた自分の血を彷彿とさせる。

忘れなきゃ、いけないな…………

私はあと二回ほど水を飲んでその場をあとにした。

 

 

 

またしばらく探検を続け、ふと後ろに振り返った。

今来た道が続いている。

奥の方は暗くよく見えない。

いや、何かいる!

そう思ったとのとほぼ同時に暗い道に二つの光が見えた。

その光は私をじっと見ている。

光が近付き、その正体が分かった。

狼だ。それも2メートルはある。

ジリジリと私へと近付いてきている。

「えーっと、こんにちは?」

「ガウッ!」

狼は私へと走り出した。勿論、私を食べるために。

「ですよねー!」

私も走り出した。

狼は諦める様子はなく私との距離を詰めていく。

ううっこれまた死ぬパターンじゃないですか!

折角転生したのに!これじゃあ何も意味ないです!

死んでたまるか!

私も負けじとスピードを上げていく。

 

 

体が軽い。

背中に翼が生えたようだ。

どんどん狼と距離を離していく。

ほっと安心すると同時に疑問が浮かぶ。

私はこんなに速く走れただろうか、と。

ましてや5〜6歳の少女にこんなに速く走れるだろうか、と。

後ろを確認すると狼はもう見えなかった。

良かった。上手くまいたみたいですね。

胸を撫で下ろしたのも束の間、私の足は空を蹴った。

地面ではなく空を。

下を見るとそこは崖だった。

狼に気を取られ、崖があることに気付かなかったのだ。

私はそのまま重力に負け、落ちていく。

落ちるその先には折れた木が私のことを待ち構えていた。

「あ、ダメ……これ死んーーー」

腹部に木が突き刺さる。

口から漏れる鮮血。

肉が避け、中の臓物が顔を出している。

「あーまた、死ぬんですかーーー」

そっと目を閉じ、ついさっき始まった転生人生が幕を降ろすのを待った。

 

 

がーーー

 

 

私が死ぬことはなかった。

いつまで経っても死ぬ気配がない。

私は木に刺さったままお腹の方を見る。

お腹からはまだ血が垂れていて、避けた所から臓物が垂れていた。

ううっ自分のだけど気持ち悪い。

ふと神様が言っていたことが頭をよぎった。

『君が転生するのならいくつかの『贈り物』をあげる』と。

「え、もしかして『贈り物』ってこういうことですか?」

私は木を掴みへし折った。まだ刺さっている部分を慎重に抜いていく。

取り敢えず今の状況を整理しよう。

 

・5〜6歳くらいの金髪て赤色の瞳を持つ少女になっていた。

・狼よりも速く走ることが出来た。

・お腹に穴が空いたのに生きている。

 

そして、今気付いたがお腹の穴が塞がり始めていた。

 

「私って人間じゃないのかな?」

 

 

私は転生したと思ったら人間やめてました。




これから少しずつ書いていきこうと思います。
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