今回は決闘は無いです…次話はどうするか構想中…
対潜相手のデッキどうしよう…シンクロとかエクシーズ使わないデッキって意外と限られてるんだよな…
「遊戯!」
「ルルーシュ!」
遊戯が対峙していたのは天馬ともう一人…。見たところ中学生くらいか…ここまで若いカードプロフェッサーがいるとは聞いていないが…。
「やあ、随分と手間取っておられたようですね機械騎士使い…いえ、ルルーシュさん。マイコさんの孫、ケイン君は予想以上に仕事をしてくれたようだ…」
クツクツと夜行はのどを震わせるようにして笑う。
「そっちの子どもも誰かの孫か?」
天馬の傍に控える黒服の隣に立つ子ども…だが、その腕にはデュエルディスクがつけられていた。
「ああ、ご紹介が遅れてしまいましたね。彼は私達ペガサスミニオンの一人。天城望(あまき のぞむ)、決闘王と同じ日本人ですよ」
そう言われて少年―天城が前に進み出て軽く会釈した。
(ペガサスミニオン…)
デュエルモンスターズの創造主、ペガサス・J・クロフォードに子どもはいなかったはず…。しかしながら寵児と呼ばれる存在…かつてダールトンが孤児を引き取り、騎士へと育て上げたグランストンナイツと同様に、身寄りのない子どもを自らの後継者へと育て上げたのだろう。
(ならば…)
その親ともいうべきペガサスを打倒した遊戯に対して何らかの隔意を抱いている可能性が高い。しかし、さっきの行動を見る限り、そういった不穏な気配は感じられなかった。だがそれが逆に違和感となりうる。
「さて、先程の話の続きになりますが…望、君はルルーシュさんと戦ってくれるかい?」
「ちょっと待て。まず何故お前がここにいるのか説明してもらおう」
最上階にいるはずの天馬がここにいるはずがない。しかもここで戦う意味など…。
「新たな邪神のデッキが組み上がったらしい…その試金石だそうだ。勝利の報酬は杏との対面…」
「なるほど…」
俺の疑問には遊戯が答えてくれた。ならば俺に対しては取引の材料も無く、戦う必然性は無いわけだが…。
(どうもひっかかるな…)
天馬にしてみればここで戦う理由など無く、また勝ったところで何のメリットも無い。さらに俺を戦わせるメリットなど…
(いや…戦わせることこそがメリットなのか?)
本来なら俺はこの場にいるはずがない。だが、実際には俺はここにいる。天馬がわざわざ店のソリッドビジョンシステムを利用して俺を呼び出したからだ。
(ならばここで戦うのは相手に利するのみ…だが)
先程覚えた違和感。今も感情を抜き取られたかのようにただ俺を見据えるだけの天城。
どこかギアスの配下におかれた者を彷彿とさせる…。
(ここで放置しても何れ戦う可能性がある相手…ならば…)
今ここで倒す。
「遊戯、この決闘受けるつもりだろう?」
「ああ」
間髪入れずの即答であった。ならば俺の答えも決まっている。
「いいだろう……天馬、天城。その決闘受けよう」
その言葉を聞いて天馬は微かに口の端を持ち上げた。やはり狙いは俺にデュエルをさせることか…。
「ではこちらへ。ステージを用意していますので」