仕事でほとんど時間が取れず…。学生の頃は社会人舐めてました…。もうちょい時間を作れると思ってた…。
『それでホプキンス。状況は?』
戦闘機のコックピットを背景に海馬瀬人が非常用の緊急回線で通信を送ってきた。
「ダメね…。メインシステムであるデュエルリンクサーバーへのアクセスはおろか、
つい先程発生した全世界一斉のデュエルディスク起動不全。
それと同時に現れた
これが意味する事はただ一つ、I2社によるデュエルリンクサーバーへのハッキング。
『…ならばお前も今から日本へ飛べ。KC専用機ならばすぐに用意ができる』
「はあ?! ちょっと待ってよ! 私、明日は大学の講義の依頼が『状況は逐一報告しろ。いいな』…少しは人の話を聞きなさいよ!」
通信の切れた画面に向かって叫んでも後の祭りだった。
レベッカは苛立ち紛れに幾つかの操作をした後に大学の方へ講義のキャンセルする電話をかけ始めた。
「はい。急なことで申し訳ありません…。はい、では次の機会に。失礼します」
「随分楽しそうだったなレベッカ」
ため息を吐きつつ電話を終えたレベッカの後ろに、愉快そうに笑みを湛えた緑の影が現れた。
「あなたねぇ…」
ゲンナリとした表情を浮かべてふり返ろうとしたレベッカだったが、作業終了の音に再びモニターへ目を戻した。
エラー表示のウィンドウが二つ。だがひとつだけ“Data Loading”の表示があった。そこに表示されているのは前回とは違う新たなカードのデータ。
「ん…?……っ!?」
釣られてモニターを目にして、琥珀色の瞳に笑みが浮かんでいた少女の顔が驚愕に彩られた。
「やっぱり通常アクセスコードじゃ無理か…。けどこれ「おい! これは一体どういうことだ!?」へ? え?」
いつも飄々として、あの海馬瀬人さえも手玉に取る。そんな普段の彼女からは全く想像ができないほどの取り乱しようだった。
「ちょ、ちょっと落ち着きなさいよ~!」
通常アクセスがほぼ全て遮断されたデュエルリンクサーバー。だが、ただ一ヶ所アクセス出来るルートがあった。
“Series code Geass”
その特異なデータ群。その解析用に設定しておいた予備サーバー経由のアクセスコード。
それを経由して新たに解放されたカードデータ。それを見てからの反応だった。
興奮した緑の髪の少女、それを落ち着かせるために30分ほどの時間を要したのだった。
?「…何故私がここに呼ばれた?」
琥珀「いや、ホントにこのタイミングで呼ぶとは自分も考えてなかった」
?「まあいい。報酬としてピザくらいは用意してあるんだろうな?」
琥珀「謹んで作らせていただきます」
Cocking Now
?「(ハムハム…)ふぇ(で)? 普段、ここではどんな話をしてるんだ?」
琥珀「裏話とか自分の愚痴だね」
?「ふむ…もう一枚追加するなら聞いて…琥珀「用意済みです」…話が早いな」
琥珀「やっぱり時間って貴重だねというのを社会人になって実感した」
?「ルルーシュ流にいえば社会の歯車になるということはそういうものなのではないか?」
琥珀「おっしゃる通りです…」
?「で? 今回私が呼ばれた理由は?」
琥珀「休憩時間とかの合間を見つけてちょくちょく書いてたんだよ。幕間というか短編っぽく。文字数が1000行かなくて加筆したけどね」
?「お疲れ様だな…本編の方は?」
琥珀「途中まではどうにか…。ただ最後の勝ち筋をなんでつけるか迷ってる…。邪神相手だからどう倒すかな…」
?「神殺しといえばシャルルが考えたあれはどうなんだ?」
琥珀「そのへんは最終決戦でやろうかなって思ってるけど…。まあ今年中くらいには更新できるように頑張ります」
?「そうか。まあ無理をしないようにすることだな。……ところで」
琥珀「ん?」
?「何故私の名前が『?』表記なのだ?」
琥珀「うん? 様式美。まだ正式にネタバレしてないでしょ」