白猫SSプロジェクト 作: § Jack
キャラの思い出ネタも一部ありますので、どうぞ。
最後のは、砲弾に関する専門知識が無いので合ってるかどうか分かりません……出来る限りは調べましたが。
ちなみに、小噺っていうのは落語用語だけではなく、「短くて面白い話」の事も言うんです。
まぁ今じゃ「小話」って書く方が意味が通りやすいですが。
ではどうぞ。
ザック「……」
クライヴ「どうした、神妙な顔をして。」
ザック「なぁ、なんか足りないと思わね?」
クライヴ「突然だな。学生生活に必要なものは、全て揃ってるだろ?」
ザック「そうじゃねぇ、違うんだ! もっと大事だけど身近な事で……でも、俺らにとっては未知の領域でもあってだな!」
クライヴ「俺には訳が分からないな。もう行くぞ。」
ザック「ほら、学校には絶対あるだろ! あれとあれだよ! 部活だった気がするんだよな……」
クライヴ「だからもっと具体的に説明を……おっと。」
トンッ
ザック「ん、白黒の……でっけぇボール? 縫い目が六角形になってるな。」
キララ「すみませーん! こっちにボール蹴ってくださーい!」
クライヴ「あぁ、すまない! 行くぞ!」
スキル1:メガフリーズシュート
クライヴ「うぉおお、入れっ!」
ザック「何にだよ⁉︎」
ギュゥウウン
キララ「これを打ち返せば、ホームランに近付けるかも……!」
スキル2:マックス・フルスイング
カキーン
シュイイイン
ザック「すげぇ勢いで打ち返した!」
キララ「なかなかいい球でした! まさかストレートで真っ向勝負してくるなんて!」
クライヴ「君こそ、俺のシュートを止めるなんて。小さいのに凄いんだな。」
ザック「なんだ……真相を目の前にしたような、色々と違ってるような。」
クライヴ「あ、あそこにバスケのゴールがあるな。ザック、少し動かないか?」
ザック「球技……シュート……ホームラン……」
クライヴ「ザック?」
ザック「……なんでもねぇよ。ほらバスケやるんだろ? さっさと始めようぜ、先輩!」
クライヴ「望むところだ! 騎士の名にかけて、ボールを護り抜く!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜女子寮の夜〜
カモメ「近況報告! 月がもう昇ったであります! サー!」
フラン「こっちも大丈夫でござる。誰か来る気配はないでござるよ。」
ソフィ「こちらコードS! 敵の気配はありません! どうぞ!」
カモメ「ではこのあたりで……」
ソフィ「背筋が凍るような……」
フラン「怖い話を、ボナペティでござる!」
ソフィ「どんどんぱふぱふ〜!」
フラン「ソフィ殿、一番サマになってたでござるよ!」
ソフィ「ありがとうございます!」
カモメ「フランさんも、まさに忍者って感じでしたよ! カッコよかったです!」
フラン「メルシーでござる! そういえば、シスター殿はどうしたでござるか?」
ソフィ「ミラ様は、フラン様と一緒のお部屋なのでは?」
フラン「さっき『先に行く』と言って出て行ったでござるが。」
カモメ「そ、それって……」
ソフィ「ど、どこかで迷ってるんですよ! きっと!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ミラ「ほんっと、みんなよく好き好んでホラーなんか話し合えるわ……」
ミラ「逃げてから、この木の側に三分はここに居るわね。しばらくしたら帰っ……」
草むら「ガサッ」
ミラ「ひぃっ!!」
草むら「ガサガサガサッ」
ミラ「いやあああ〜〜! はらいたまえ清めたまえぇ……! うっ、なんかあたしも息苦しくなった気がする……!」
ガサッ
ミラ「ぎゃああああ!」
野生の熊「?」
ミラ「なによ、ただの熊じゃない……」
野生の熊「……」
ミラ「……」
野生の熊「……」アーン
ミラ「いやぁああ〜〜! あたし美味しい悪魔じゃないわよう〜〜!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イヤァアアア
ソフィ「今、誰かの悲鳴が……。」
カモメ「き、気のせいですよね?」
フラン「そう願いたいでござる……。」
ソフィ「ま、まず楽しい話でもしましょうか! 皆様、もっと明るくいきましょう!」
カモメ「そうですね……そ、そういえばフランさん、最初は洋ナシを出すだけでしたよね? いつから何かを消せるようになったんですか?」
フラン「プルクワ? ……あぁ、見せてなかったでござるが最初からものの出し入れは自由自在でござるよ。」
ソフィ「素敵ですね! 便利そうです!」
カモメ「それで、しまったものはどこに?」
フラン「うーん、どこでござろう?」
ソフィ「え?」
フラン「気が付いたら消えていて、気が付いたら現れてるでござる。あまり気にした事も無かったでござるな。」
カモメ「……」ススッ
ソフィ「……」ススッ
フラン「? なぜ一歩下がるのでござるか?」
カモメ「そ、それ普通に怖い事じゃ……」
フラン「普通の事でござるよ。例えばほら、セッシャの机でござる。」ガタッ
カモメ「何もない場所から……あぁ……」
HP:200/344
フラン「カモメ殿?」
ソフィ「べ、べ、便利な力ですね! 整理整頓に役立ちそうです!」
フラン「そうでござろう? キャドゥーの時にも役に立つでござる!」
ソフィ「そ、そうですね……」
フラン「ふっふっふっ。なんだか楽しくなってきたでござる! ここらで本題の怖い話でござる!」
ソフィ「あぁ、お兄様……どうかご加護を……」
フラン「最近、カモメ殿と水遊びしていると妙に視線を感じるでござるよ……」
カモメ「ひぃっ⁉︎」
HP:80/344
フラン「しかも、カモメ殿には水遊びの後も常に身の危険を感じさせる視線が注がれていたでござる……古来より、水のある場所には霊が集うと言われている……つまり」
カモ目「あぁ、今度こそ駄目……」
HP:12/344
ソフィ「あぁ、カモメ様から生気が失せてカモ目様に……お願い、立ち上がって!」
S1:ブリリアントパフォーマンス
カモ目「あぁ、見事な回復であります……なんだか生き返……」
フラン「ソフィ殿、下の階に響くでござる。部屋で踊るのはやめるでござるよ。」
ソフィ「」ポンッ
カモ目「そ、ソフィさんが……消え……」
HP:0/344
オボレチャッタ☆
フラン「プルクワ?」
〜カモメとフランの水遊び中〜
ザック「そりゃ見るだろうよ……つか、男子は皆見てるからな。」
クライヴ「ああ。男子生徒にとっては、やっぱりこういうの、夢だと思うんだ。」
ザック「だよな。」
クライヴ「それに、スクール水着って凄くいいと思うんだ。レオタードみたいで。」
ザック「……クライヴ先輩?」
クライヴ「あぁ、なんと素晴らしいのだろう……女子が無邪気に遊ぶ様というのは……」
ザック「……アンタ、大丈夫か?」
クライヴ「ははっ、何を言う! 俺はショックなんて受けてない! まして失恋の反動でこうなった訳でも……決してない。」
ザック「……アンタ、いつも大変だな。」
クライヴ「くそっ、俺が騎士である意味って一体……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜テスト返し〜
ザック「……テスト前にギター弾き過ぎてたか……点数がやばい。」
クライヴ「ザック、俺が教えた所も間違ってるじゃないか? しっかりしろよ。」
ザック「あ、そうだ。ヴィルフリートさんはどうなんだ?」
ヴィルフリート「ふむ、勉学に年齢は関係ないと思っていたが……これは年の功である。」
ザック「うわ、なんだこれ……」
クライヴ「どれも高い得点だが、特に国語の点数がありえないズバ抜け方だな……」
カモメ「うーん、その点私は年相応って事でしょうか……ってソフィさん⁉︎ その点数……」
ソフィ「これでも時期女王。英才教育は受けていましたから♪ ふふっ。」
カモメ「フランさんは……聞かないほうがいい気がしますね……」
フラン「歴史や化学を逃したでござる……不覚にござる。」
カモメ「え、歴史や化学だけ? ……ちょっと点数見せてくれませんか?」
フラン「ウィ。お安い御用でござる。」
ソフィ「……何という事でしょう。」
カモメ「数学が……ほぼ満点⁉︎」
フラン「数学は、『計算の過程も示せ』という問題の意味が分からなかったでござるが、あとは解けたでござる。」
※フランは数学で計算式を使いません。
な、何を言ってるか分からねぇと思うが(ry
ソフィ「凄いです、フラン様!」
フラン「現代社会の時に消しゴムを落として時間をくってしまった事は悔しいでござる。」
カモメ「あー、消しゴムって落としたら変な方向に飛んじゃいますからね。」
フラン「確かに。あ、また消しゴムが落ちたでござる!」
消しゴム「ウワァアアアア」ポロッ
クライヴ(チャンスだ! 彼女とはあまり話した事が無かったが、ここで消しゴムを拾い、テストの点をアピールしつつ、親睦を……)
クライヴ「ああ、俺が拾っ……」
消しゴム「トランザム!!」ギュン
クライヴ「?!」
カモメ「⁉︎」
ドゴォン
ヴィルフリート「……」ギュルルルル
クライヴ「て、帝王殿の眉間に消しゴムが‼︎」
ザック「ヤベ、この絵面は……今すぐ取らんと色々まずい‼︎」
ヴィルフリート「触れるな。消しゴムは未だ凄まじい速度で螺旋回転中である。」ギュルルルル
ザック「頼むから真顔で平然としないでくれよ! 面白い事になってるから‼︎」
ヴィルフリート「そうか……ふむ。頭痛で早退すると学長に伝えておけ。」ギュルルルル
クライヴ「試すなよ⁉︎ 帰っても奥さんに絶対見せるんじゃないぞ‼︎」
ギャーギャー
フラン「カモメ殿の言う通り、消しゴムを落とすと変な方向に飛んで大変でござる。」
カモメ「えぇ……?」
フラン「ハウスでござる!」
消しゴム「タダイマー」ギュン
カモメ「なんで⁉︎」
フラン「しつけたら、最近は帰って来るようになったでござる。よしよし。」
カモメ「え、えぇ⁉︎」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜カモメの腕力〜
スピカ「皆さんこんにちは。特別講師のスピカです。」
スピカ「お給料が高いから来ましたが、こんな計算は私でなくていいと思うんです……ふわぁふ。」
スピカ「では早速ですが、カモメさんの腕力を大体求めてみますね。」
スピカ「某サイトから引用しますと、カモメさんの言ったものに近いと思われる砲弾が
口径36cm、全長1,524.7mm、砲弾重量673.5kg、炸裂薬量……これは火薬のようなものでしょうか、11.102kg、射程35450m。」
スピカ「射程の長さには、私も驚かされました。弓の射程もこんなに長ければいいんですが。」
スピカ「でも、本題は重さですね……ふぁわぁい。」
スピカ「私は水兵ではないので、専門的な事は分かりませんが……総重量は恐らく炸裂薬+砲弾重量の『684.602kg』。四捨五入して『約685kg』としましょう。」
スピカ「カモメさんは、それを頑張れば4つ持ちながら艦内を駆け回り、砲弾を届けられる訳です。しかもそれを一回の模擬戦でノルマ2000発。」
スピカ「では、まず4つも砲弾を持って艦内を駆けるカモメさんの腕力ですが……単純計算でいけば」
スピカ「『2740kg近くのものを持てる筋力』ということです。持ち方や、砲弾の形状などにもよりますが。」
スピカ「トンになおせば、およそ3トン。平均的体重のカバやサイは一人で持ち上げられます。大型トラックも、武器を持ってどつけば割とふっ飛ぶでしょう。」
スピカ「どれぐらい凄いかといいますと、かなり筋トレをしている筋骨隆々な男性のベンチプレスの平均が110kg近く。」
スピカ「つまり、カモメさんはマッチョな男性27人分の力を持っているんです。これは実に、乗用車をダンベル代わりに片手で持ち上げられるレベルです。」
スピカ「ちなみに、彼女が一度の演習で運ぶ砲弾の総重量なんですが……ふわぁふ。」
スピカ(685×2000、イコール1370×1000……?)ピピッ
スピカ「1370000kg……計算が違っていなければ、総重量『1370トン』……?」
スピカ「カモメさん……」
余談ですが、カモメおよそ1人分で持てる重さ(およそ2.5トン)を1カモメとした時の重量は、
最大級のカバ=およそ1.4カモメ
最大級のシロサイ=およそ1.5カモメ
最大級のシロナガスクジラ=およそ760カモメ
地球って怖いですね。
愛読ありがとうございました!