高「では、2人目の方どうぞ」
康「・・・(スック)」
康太が立ち上がった。科目選択権がここで活きてくる。康太は保体の猛者。Aクラスにだって負けはしない。
愛「じゃ、僕が行こうかな」
Aクラスからは色の薄い髪をショートヘアにした、ボーイッシュな女の子が出てきた。
愛「1年の終わりに転入してきた工藤愛子です。よろしくね」
フレンドリーな子のようだ。
高「教科は何にしますか?」
康「・・・・保健体育」
康太最強の武器が選択される。
愛「土屋くんだっけ?随分と保健体育が得意みたいだね?」
工藤さんが康太に話しかける。随分と余裕みたいだけど。
愛「でも、ボクだってかなり得意なんだよ?・・キミと違って、実技でね♪」
康「・・!実技!・・(ブシャァーー!!)」
『ムッツリーニ!』
なんてことを言うんだ工藤さん!そんなこと言われたら康太が耐えられるわけがない!
愛「そっちのキミ、吉井くんだっけ?良かったらボクが保健体育を教えてあげようか?」
明「いや別に「ダメよ。明久には私が教えるんだから」ちょ、レスティア!」
レスティアが僕の腕に自分の腕をからませて密着させた。
セ「うむ。なら私は明久に教えてもらおうか」
明「セフィも!」
セフィは反対の腕に絡んできた。
白「待ってください!アキちゃんには私がするの!」
明「白姫!?」
白姫は後ろから抱きついてきた。ちょっとみんな離して!みんなの体温とか柔らかさとか感じてるから!それにこのままだと。
島「吉井!なぁにしてるのよ!」
姫「吉井君!」
『諸君!ここは?』
『『『最後の法廷の場だ!』』』
『男とは?』
『『『愛を捨て、哀に生きる者!!』』』
『ならば諸君、奴を見捨てておけるか?』
『『『否!!』』』
『ならば奴を血祭りに上げろ!』
『『『おおお!!!』』』
まずい!FFF団が編隊を組んでやってきた!それに島田さんも姫路さんも変なオーラを出していて怖い!
レ「やめなさい」
セ「明久には手は出させん」
白「天誅ぅぅ~~!」
そして一瞬のうちに壊滅。
愛「あはは、Fクラスって面白いね」
雄「まったくあいつらは」
秀「成長しないのぅ」
康「・・・(コクコク)」
高「それでは準備はいいですか?」
高橋先生、冷静なのはいいですがこのままでいいのでしょうか?
愛「それじゃ、サモン!」
康「・・・サモン」
2人に似た召喚獣が出てきた。康太はBクラス戦でも見せた小太刀の二刀流。それに対し工藤さんは。
須「なんだあの巨大な斧は!?」
見るからに破壊力抜群の巨大な斧。おまけに腕輪までしている。
愛「実戦派と理論派、どっちが強いか見せて上げる」
工藤さんは艶っぽく笑いかけると同時に、腕輪を光らせ召喚獣が動いた。巨大な斧に雷光を纏わせ、康太の召喚獣に詰め寄る。
明「康太!」
康「・・・加速」
斧が召喚獣を両断する直前、康太の腕輪が輝き、康太の召喚獣が消えた。
愛「っは!まずい!」
工藤さんの召喚獣は咄嗟に横に飛んだ。
康「・・!!なに!?」
工藤さんの召喚獣は脇腹を切断がまだ倒れていなかった。
保健体育
Aクラス 工藤愛子 VS Fクラス 土屋康太
312点 572点
さすが康太。かなり高い。それでも仕留めきれなかった。
愛「危なかったよ。あと少し横に飛ぶのが遅れていたら終わってたよ」
康「・・くっ、だがまだだ」
再び康太の召喚獣が消えた。工藤さんは巨大な斧を自分の前に面のほうを前に突き出した。
ゴンッ!
硬いものににぶつかる音がして気付いたら康太の召喚獣が巨大な斧に突っ込んでいた。
愛「甘い甘い。同じ手は通じないよ」
康太の召喚獣は前のめりに倒れた。工藤さんは巨大な斧を振り上げ、そのまま康太の召喚獣に振り下げ両断した。
Aクラス 工藤愛子 VS Fクラス 土屋康太
312点 DEAD
高「勝者、Aクラス!」
愛「やったね!」
康「・・くっ」
そのままやられて康太は敗北。最初の一撃で仕留められなかったのが痛かったな。
康「・・・すまない」
雄「仕方ない。次にかけるさ」
康太が戻ってきて詫びを入れた。負けたのが悔しいのか手を強く握っていた。
現在1勝1敗、この後どうなるかな。