バカとテストと精霊使い   作:カミト

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Bクラス戦①

今日はBクラスとの試召戦争の日。昨日の任務の疲れが残っているがなんとか登校できた。教室に入って最初に聞こえてきたのは。

 

雄「てめぇ、明久。なんで昨日来なかったんだ糞野郎」

 

雄二からの罵倒だった。本来は昨日作戦会議と補給試験を受けるはずだったからね。けど、雄二は僕らの事情を知らないから本当のことは言えない。

 

明「ごめんね。昨日は用事があったんだよ」

 

雄「まったく、お前らはFクラスの主戦力なんだから頼むぜ」

 

雄二はため息をついて自分の席に戻り今日の試召戦争の段取りを確認していた。

 

レ「明久に罵倒するとはいい度胸ね」

 

明「まあまあ、雄二は僕らの事情を知らないんだから」

 

不吉な笑みを浮かべて雄二のもとへ行こうとしたレスティアを僕は止めた。もし止めなかったら確実に雄二を沈めていただろう。けど今日は試召戦争だから代表がいないと困るから。

 

秀「お、明久。今日は来ておったのか」

 

明「あ、秀吉。おはよう」

 

秀「うむ、おはよう。お主ら昨日はもしかしてアレだったのか?」

 

明「まぁね」

 

秀「そうか・・・言っとくが無茶はせぬようにな」

 

秀吉は僕の事情を知っているから、心配かけちゃったかな。でも、悪い気はしないね。

 

秀「それと、お主たちは試験を受けなくてもよいのか?」

 

セ「私はいいわ。前の試召戦争はほとんど出てないから点数は減ってないし」

 

明「僕は多少受けとこうかな」

 

秀「今日も午前中に受ける者もいるから一緒に受けるといいじゃろう」

 

明「そうなんだ。ありがとう秀吉」

 

僕はお礼を言って僕は試験会場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

雄「さて皆、テストご苦労だった」

 

教壇に立った雄二が机に手を置いてみんなのほうを向いている。

 

雄「午後はBクラスとの試召戦争に突入する予定だが、殺る気は十分か?」

 

『『『おおー!』』』

 

一向に下がらないモチベーション。僕らの唯一の武器といえるだろう。

 

雄「今回の戦闘は敵に教室に押し込むことが重要となる。そのため、開戦直後の渡り廊下戦は絶対に負けるわけにはいかない」

 

『『『おおー!』』』

 

雄「そこで、前線部隊は姫路に指揮を取ってもらう。野郎ども、きっちり死んで来い!」

 

『おおおーー!!』

 

姫「が、頑張ります」

 

若干引き気味な姫路さんが1歩前にでる。

 

『『『うおおおーー!』』』

 

一緒に戦えるだけあって士気も高いようだ。

 

キーンコーンカーンコーン

 

雄「よし、行って来い!目指すはシステムデスクだ!」

 

『『『サー、イエッサー!』』』

 

僕らは教室に押し込むことが重要なので、とにかく勢いが必要となる。一気に廊下を駆け抜けるとBクラスの人に遭遇した。

 

『いたぞ、Bクラスだ!』

 

『高橋先生を連れてるぞ!』

 

人数は10人程度。あくまで様子見といったことろだろう。

 

Bクラス 野中長男          Fクラス 近藤吉宗

 総合  1943点    VS          764点

 

さすがBクラス。Fクラスとは桁が違う。

 

Bクラス 金田一祐子         Fクラス 武藤啓太 

 数学  159点                 69点

Bクラス里井真由子    VS     Fクラス 君島博

 物理  152点                 77点

 

前線メンバーがことごとくやられていく。トドメを刺される前にフォローしないと!

 

明「Fクラス 吉井明久!勝負を申し込みます!」

 

Bクラス 中島孝道          Fクラス 吉井明久

 数学  143点     VS          316点

 

『『『な、なにーー!!』』』

 

『お、おいどういうことだ!Aクラス並みじゃねぇか!』

 

『Fクラスの点数じゃないぞ!』

 

Bクラスの人たちが驚いてる。一応Fクラスに在籍してるから仕方ないが。

 

『複数で抑えろ!いくら点数が高いからって相手は1人だ!』

 

Bクラスが3人で僕に勝負を挑んできた。

 

数学

Bクラス 中島孝道

      143点         Fクラス 吉井明久

Bクラス 佐中勇人    VS          316点

      159点

Bクラス 井東寛太

      162点

 

明「いくぞ!」

 

Bクラスの召喚獣が僕に向かって突進してきた。僕はそれを横に避けることでかわした。すると後ろから斬りこんできたので手に持っていた剣で受け止めた。

 

『動きが止まったぞ!突っ込め!』

 

残りの2人が突っ込んできた。動けないと思っているだろうがそうはいかない。僕は剣を振り払って。

 

明「絶剣技―影月円舞!」

 

僕の召喚獣は片足を軸にして、旋風のような回転斬りを放つ。そして瞬時に3人を薙ぎ払った。

 

『『『えっ?』』』

 

3人は信じられないといった顔をして固まっていた。絶剣技は僕の剣技だけど、召喚獣でも扱うことができたのは良かった。そして聞こえてくる疾走音。

 

西「戦死者は補習!!」

 

『『『ぎゃああ!!』』』

 

3人とも鉄人に連れて行かれた。可哀想に。そして後ろからようやく姫路さんが来た。

 

姫「お、おくれて、ご、ごめん、なさ、い」

 

『来たぞ!姫路瑞希だ!』

 

Bクラスの誰かが叫ぶと目つきが変わった。明らかに警戒しているのだろう。

 

岩「長谷川先生、Bクラス岩下律子がFクラス姫路瑞希さんに数学勝負を申し込みます!」

 

菊「律子、私も手伝う」

 

来て早々勝負を申し込まれた。早めに潰しておきたいのだろう。

 

姫「は、はい。よろしくお願いします」

 

『試獣召喚(サモン)!』

 

喚声に応えて魔法陣が展開され、試験召喚獣が出てきた。敵の2体は剣と槍を構え、姫路さんは大剣を軽々と持っている。

 

明「あれ、姫路さんの召喚獣腕輪してる」

 

姫「あ、はい。数学は結構解けたので・・・」

 

姫路さんの召喚獣の左腕に綺麗な腕輪をしていた。

 

岩「それって!?」

 

菊「私たちで勝てるわけないじゃない!」

 

向こうの2人の顔色が変わった。

 

姫「じゃ、いきますね」

 

姫路さんの召喚獣が左腕を敵のほうに向けた。

 

岩「ちょっと待ってよ!?」

 

菊「とにかく避けないと!」

 

大げさなくらい横に飛ぶ2人の召喚獣。その直後、姫路さんの召喚獣の腕輪が光を発した。

 

岩・菊「「きゃああ!!」」

 

敵の召喚獣は光熱に包まれた。

 

数学

Bクラス 岩下律子          Fクラス 姫路瑞希

      189点    VS          412点

Bクラス 菊入真由美

      151点 

 

腕輪しているとは、テストの点が単科目400点以上の生徒の召喚獣に与えられ、点数を消費することで腕輪に対応した特殊能力が使用可能になる。今回姫路さんは数学が400以上だったから出来たということだ。

 

姫「ご、ごめんなさい。これも勝負ですので」

 

怯んだ敵に肉薄し、体験を振り下ろした。相手の武器ごと一刀両断し、決着がついた。

 

『い、岩下と菊入が戦死したぞ!』

 

『な、そんな馬鹿な!?』

 

『姫路瑞希、噂以上に危険な相手だ!』

 

Bクラスに驚愕の表情が浮かぶ。無理もない。

 

姫「み、皆さん。頑張ってください!」

 

指揮官らしくもない指示が飛んだが、これはこれで効果絶大だ。

 

『やったるでぇー!』

 

『姫路さん、君のためなら死ねる!』

 

信者急増中。

 

明「姫路さん、とりあえず下がって」

 

姫「あ、はい」

 

敵の士気もくじいたので、姫路さんにはいったん下がってもらう。特殊能力は消耗が激しい、でも相手の前線部隊崩壊は時間の問題だろう。

 

明「中堅舞台と入れ替わりながら後退!戦死だけはするな!」

 

そんな相手の指示が飛んでくる。そんななか、レスティアが僕の下に来た。

 

明「どうしたの?」

 

レ「ちょっと教室に来てくれない。大変なことになってるの」

 

秀「どういうことじゃ?」

 

秀吉も話に入ってきた。

 

レ「話はあと。とりあえず来て」

 

僕と秀吉はわけもわからず顔を見合わせていたが、とりあえず何かあったのだろう。

 

明「わかった」

 

姫路さんに一言報告して、僕と秀吉とレスティアは教室へと引き返した。

 

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