なので投稿を再開します。
これからもこの作品も他の作品もよろしくお願いします
次の日のホームルーム。
福「えー、今日は転校生を紹介します」
F「先生、転校生は女子ですか!?」
福「はい。留学生の女の子です」
『いぃええぇぇぇ!!!』
クラス中の男子の歓声が教室に響いた。うるさい。
福「静かにしてください。それでは入ってきてください」
入ってきたのは小柄の銀髪少女。あれ、ていうかあれは。
セ「ドイツから来たセフィ・レティクルだ。よろしく頼む」
明「やっぱりセフィ!」
驚きのあまり声が大きくなってしまった。
セ「おぉ、明久久しぶりだな!」
セフィも僕に気付いて手を振ってきた。
福「おや、吉井君は彼女と知り合いですか?」
明「はい、彼女は「明久の嫁だ」そうそう僕の嫁って違うでしょ!?」
セフィが僕のセリフに被せてきた。なんてこと言うんだ!そんなこと言ったら・・。
『諸君、異端者には』
『『『『死を!!!』』』』
島「吉井、どういうことかしら?」
姫「説明してください、吉井君!」
セフィの発言にクラス中の男子が襲いかかってきた。やっぱりこうなったか!それと島田さんと姫路さんまで僕に迫ってくるのかな!?
セ「何をしている」
レ「明久には手出しさせないわ」
いつの間にか僕の前に来たセフィとレスティアにみんな沈められた。レスティアは島田さんに十字固めを決め、スカートが際どく捲れている光景を見たムッツリーニが鼻血を吹いた。
ブシャァ!!
明「ムッツリィーーニィ!」
雄「おい、早く保健室へ!」
僕たちは康太を保健室に運んだりとHRは荒れた。
秀「まったく、落ち着きがないクラスなのじゃ」
そのあとようやく落ち着いたクラスで僕とセフィの関係を説明した。もちろん精霊のことは伏せていたが。
雄「はぁ~、明久外国とか行ってたんだな」
明「まぁ、旅行とかね」
さすがに本当のことは言えないからね。ごめん雄二。
秀「それじゃこの女子は嫁ではないということじゃな」
明「当たり前だよ。というかまだ結婚とかできないし」
僕の発言を聞いてセフィが少し落ち込んでいた。なんでだろう?
雄「それじゃ落ち着いたとこで試召戦争の会議を始めるぞ」
雄二が教壇に立った。セフィは試召戦争がわからず首をかしげていた。
明「試召戦争って言うのはね・・・」
説明中
セ「なるほど、つまりテストの点を使った擬似的な戦争をやろうということか」
明「まぁ、そんな感じ」
雄「説明も終わったところでまずは皆にお礼を言いたい。周りの連中には不可能だと言われていたにも関わらずここまで来れたのは、他でもない皆の協力があったからだ。感謝している」
雄二が素直に礼を言った。こういうことを素直に言うタイプじゃないのに。どうしたんだろ?変なものでも食べたのかな?
雄「ああ。自分でもそう思う。でもこれは偽らざる俺の気持ちだ。ここまできた以上絶対Aクラスにに勝って、学業が全てじゃないって教師どもに示してやるんだ!」
『おおーー!!』
『そうだーー!!』
『勉強だけじゃねぇんだ!!』
『姫路さん愛してる!』
『レスティアさん、マジ天使!』
『セフィさん、アイラブユー!』
皆の気持ちが1つになっている感じがした。そして誰だ、レスティアとセフィにラブコールを送っているのは。
雄「そしてAクラス戦だが、一騎打ちで決着をつけたいと思う」
雄二の発言にクラスの皆が驚いた。
『どういうことだ?』
『誰と誰がするんだ?』
『それで本当に勝てるのか?』
雄二がバンバン、と叩いて皆を静ませる。
雄「やるのは当然、俺と翔子だ」
Aクラス代表の霧島翔子さんとFクラス代表の坂本雄二。代表同士の一騎打ちは当然と言えば当然だろう。
明「でも、雄二が霧島さんに勝てるわけ・・」
フュン!(雄二がカッターを投げる)
パシッ!フュン!(隣に座っているセフィが受け止め投げ返す)
バッ!ガスッ!(雄二が避け、カッターが壁に刺さる)
セ「次は当てるぞ」
雄「ま、まぁ確かに明久の言うとおり翔子は強い。まともにやれば勝ち目はないだろう」
雄二が冷や汗をかきながら答える。セフィも微妙にずらしていたから避けなくても頬を掠るくらいだったから大丈夫だったけど。
雄「だが、勝ってみせる!そしてAクラスを手に入れてみせる!だから俺を信じてくれ!俺の力を皆に見せてやる」
『おおぉーーー!!!』
皆の意思を確認する必要はないようだ。皆雄二を信用してるし。
雄「さて、具体的なやり方だが・・・フィールドを制限するつもりだ」
秀「何の教科でやるのじゃ?」
雄「日本史だ」
日本史?霧島さんて日本史が苦手なのかな?
雄「ただし、内容は限定する。レベルは小学生程度、上限100点満点の純粋な点数勝負だ」
その条件だと、ミスした方が負けるといった注意力勝負になるだろう。正面切って戦うよりは勝ち目があるだろう。
明「でも、同点だったら延長戦だよ?何か作戦でもあるの?」
雄「ああ、俺がこのやり方を採った理由は1つ。ある問題が出れば、アイツは絶対に間違えると知っているからだ」
レ「ある問題とは何かしら?」
雄「その問題とは、大化の改新だ」
明「大化の改新?それって、誰が何をしたか説明しろ、とか?」
雄「いや、そこまで掘り下げたような問題じゃない。もっと単純な問いだ」
秀「単純というと・・・何年に起きたか、とかかのう?」
雄「おっ、ビンゴだ秀吉。お前の言う通り、年号を問う問題が出たら、俺たちの勝ちだ」
年号の問題だって?そんな基礎的な問題を霧島さんが本当に間違えるのかな?
雄「こんな簡単な問題はFクラスでも間違えないだろう」
そう言うとFクラスのメンバー(僕、康太、秀吉、姫路さん、レスティア以外)が顔を背けた。ちょっとみんな、そこまでなの?
雄「だが、翔子は確実に間違える。そしたら俺たちの勝ちだ」
姫「あの、坂本君」
雄「ん、なんだ姫路?」
姫「霧島さんとは・・・仲がいいんですか?」
雄「ああ、あいつとは幼なじみだ」
須「総員、狙え!」
須川君の合図にみんなが一斉に立ち上がる。
雄「なっ!?なぜ須川の号令で皆が急に上履きを構える!」
須「黙れ、男の敵!Aクラスの前に貴様を殺す!」
雄「俺が一体何をした!?」
須「遺言はそれだけか?・・・待て、横溝。靴下はまだ早い。それは押さえつけた後で口に押し込むものだ」
横「了解」
まぁ、雄二たちのことは知っているけど仕方ないよね。だってFクラスだし。
姫「あの、吉井君」
明「ん、なに姫路さん?」
姫「吉井君は霧島さんの様な方は好みですか?」
明「う~ん、まぁ美人だし」
確かに美人だけど霧島さんはね・・・雄二がいるし。
姫・島「「・・・・」」
明「どうして姫路さんは僕に対して攻撃態勢を取るの?それと島田さん、どうして君は僕に向かって教卓なんて危険なものを投げようとしているの!?」
一体何が彼女たちをそこまで駆り立てるの!?
レ「何をしているのかしら?」
セ「貴様ら、何をしている」
姫・島「「いたたたた!!」」
レスティアとセフィが島田さんと姫路さんにアイアンクロ―を決めた。ギリギリッと音を立ててるからちょっとやりすぎじゃないかな。
秀「まぁまぁ、落ち着くのじゃ皆の衆」
バンバンと手を叩いて場を取り持つ秀吉。
須「む、秀吉は坂本が憎くはないのか?」
秀「冷静になって考えてみるとよい。相手はあの霧島翔子じゃぞ。男である雄二に興味があるとは思えないじゃろう」
噂では霧島さんはそう言われてる。でも、本当のことを知っているのは僕たち数人くらい。もちろん秀吉も。でも、秀吉はあえて噂のことを出して皆を鎮めようとした。
F「そういえば・・・」
F「そうだな。興味があるとすれば・・・」
クラスの視線が1人に集中した。
姫「な、なんですか?もしかして私、何かしましたか?」
雄「と、とにかく、俺と翔子は幼なじみで、小さい頃にウソを教えていたんだ。あいつは一度覚えたことは絶対に忘れない。だから今、トップの座にいる」
明「雄二、君はなんてことを・・・」
レ「最低ね」
セ「男の風上にもおけん」
雄「やかましい!でも、俺はそれを利用してあいつに勝つ!そしたら俺たちの机は」
『システムデスクだ!!』