その幻想をぶち殺す!!!!   作:FrangBeat

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出会う二人。

「はぁ~・・・・・・・」

 

寮で御坂美琴はため息をついていた。

 

 

「なんであいつには電撃が効かないのかしら・・・・」

 

上条当麻の“幻想殺し(イマジンブレイカー)”を知らない御坂美琴にはなぜ電撃が効かないのかわからなかった。

 

 

そこへ、やってきたのは-

 

「お姉さま??どうされたんですの??」

 

上条当麻の見舞いを終え、寮に戻ってきた白井黒子だった。

 

「あぁ。黒子。」

 

「何だか、悩んでいたように見えたのですけれども・・・・」

 

「いや・・・実は最近どうしても勝負に勝ちたい男がいてさ・・・」

 

「あの類人猿さんのことですの?」

 

「え!?まぁ・・・・そうなんだけど・・・」

 

「それはお姉さまが勝てないのも無理はないですわ。」

 

「黒子・・・・それってどういうことよ??」

 

「実は今日あの類人猿さんのお見舞いに行ってきましたの。」

 

「お見舞い!?あんたが!?珍しいわね・・・・」

 

「また助けていただきましたので・・そのお礼にと。」

 

「ふぅ~ん・・・・で?私が勝てない理由はなんなのよ?」

 

 

黒子は上条当麻の“右手(イマジンブレイカー)”の事を美琴に伝えた。

 

「イマジンブレイカー・・・・・・異能の力であればなんでも打ち消す能力・・・」

 

「正確にはあのお方が生まれつき持つ“体質”のような物ですわ。だから能力判定はレベル0なんですの。」

 

「ふぅ~ん・・・・だから私の電撃が効かなかった・・・・か・・・」

 

 

「えぇ。それで・・・・」

 

ピリリリリリリリ

 

黒子が何かを言いかけた途中で黒子の電話が鳴った。

 

「はい。白井ですの。あ、初春?どうしましたの?」

 

《第七学区のコンビニで強盗事件発生です!!現場の情報は後でGPSの情報を送ります!!至急現場に急いでください!犯人はナイフをもって人質を一人取っています!》

 

「了解しましたわ!・・・・という事で“風紀委員(ジャッジメント)”のお仕事をしてまいります。お姉さまはくれぐれも外に出ないように。」

 

「わかってるわよ。気をつけてね。」

 

「行ってきますの!!」ヒュン!

 

 

「黒子も大変ね~・・・」

 

 

 

「・・・・・・・“幻想殺し(イマジンブレイカー)”・・・か・・・・」

 

 

-------------

 

「“風紀委員(ジャッジメント)”ですの!!通報を受けてまいりました!!おとなしく人質を解放して投降しなさいな!」

 

もちろんそんな言葉を犯人が聞くはずもなく無反応だった。

 

「シカトしやがりましたの・・・・・っ!」

 

黒子は中の様子を確認し、人質が誰なのかを見ようとした。

 

だが、犯人が見えない範囲に隠れてしまったため、人質の姿を確認することができなかった。

 

「固法先輩・・・先輩の能力で人質が誰だか確認できませんか?」

 

「ごめんなさい・・・・私が確認できるのは恐らく輪郭だけ・・・誰かまでは・・・」

 

「そうですの・・・・・」

 

 

風紀委員(ジャッジメント)”及び、“警備員(アンチスキル)”は動くことができずにコンビニの前で立ち往生していた。そこへ・・・・

 

「あれ?白井じゃん。何してんだ?・・・・・強盗か・・」

 

「あなたは!類人猿さんではありませんか。一般人はどいててくださいな。危険ですわ。」

 

「人質はいるのか?」

 

 

「え、えぇ・・・」

 

次の瞬間上条当麻がコンビニに向かって走り出した。

 

「あ!!あの方は、また無茶を!!」

 

「いや、これでいいじゃん!!・・・おい!!そこの少年!!」

 

「はい!!」

 

「ドアの前で待つじゃん!!合図したら中に突入するじゃん!」

 

「わかりました!!」

 

 

 

警備員(アンチスキル)”、黄泉川愛穂が上条当麻に向かってそう叫んだ。

 

そして上条当麻もそれに答えた。

 

「ちょ!!どういうことですの!?あの方は一般人・・」

 

「あいつは頼りになるじゃん!レベル0ではあるけど!!恐らくあいつなら大丈夫じゃん!!」

 

「あの方なら・・・・」

 

その後合図と共に“警備員(アンチスキル)”が突入し、犯人は逮捕された。人質にも怪我はなく無事だった。

 

その人質は帰るとき黒子に向かって、

 

「凄く怖かったってミサカはミサカは自分の気持ちを正直に言ってみたり!!」

 

とだけ言って駆けつけてきた気怠そうにあるく白い髪の男とどこかへ行っていった。

 

 

上条当麻はすでに何処かへ消えていた。

 

黒子が寮に戻ったのは翌日の朝6時過ぎだった。

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