東方三姉妹~Scarlet devil sisters~   作:宵月 律架

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大変お待たせしました。


私に従者が・・・できたようです(苦笑)。

 どうも。お馴染みのシャルロットです。

 現在、朝日が真っ赤に昇ってきています。もうすぐ咲夜が起こしに来る頃だと思うのですが・・・おかしいです。

咲夜の気配はレミリアお姉様の部屋から一向に移動せず、代わりにそれとは違う気配がこちらにやってきます。ですが、メイドの中にこんな気配の子はいない筈です・・・。どういうことでしょう?

 さて、例の気配が私のお部屋の前でピタッととまりました。

ここまで近くにきてやっと気付きました。この気配は、昨日ここにやって来た弓月ちゃんのもののようです。

 ですが・・・なぜこんな時間に・・・。

考えていたら扉がノックされて弓月ちゃんが入ってきました。そして一言・・・

 

「お嬢様、そろそろ起きてください。」

 

聞き違いですかね?いま、『お嬢様』って・・・。

おどろいて弓月ちゃんの方を見て、私は大体理解しました。

 彼女は、メイドとしてここに迎え入れられたようです。

その証拠に彼女は、見習いメイドが着用する黒いメイド服姿でした。

 

「うう、ん?貴女は確か・・・昨日の・・・。」

「おはようございます。今日からここで働くことになりました。改めまして夏野弓月です。ミツキとお呼びください。」

 

一礼して微笑んだ彼女は、昨日感じた寂しそうな雰囲気がすっかり消え去っているように感じます。本当に、もう 元の場所に帰ることを望まず、ここに永住できることを喜んでいるのでしょう。

 

「実は昨夜・・・レミリアお嬢様とお話しして、メイドになれるように言ってみたら、メイド長の面接を受けて・・・それで、その・・・シャルロットお嬢様の専属メイドになるようにと・・・」

「あぁ。そういう・・・あ、そうそう・・・私の名前長いんでシャルでいいでs・・・わよ。」

「はい。うふふ・・・お嬢様・・・敬語はやはり癖ですか。」

「あ、あぅう・・・」

「大丈夫ですよ。二人の時は頑張らなくて。」

「あ。うん。」

「人前での礼儀作法なんかもお教えするよう言われていますので。」

「ん!?あれ・・・今気づいたけど・・・私の専属っていってました?」

「はい。」

「え!?」

 

え・・・

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

いや、いやいやいや。おかしいですよ。えぇ、おかしいですとも・・・。

だって・・・フランお姉さまでさえ専属メイドなんていないのに・・・。妹の私の方が先に専属の従者ができるなんて・・・。

 

「お嬢様方はシャルお嬢様を愛していますし、とても心配しているんですよ。」

 

え?なんか心を読まれた気がします。

これから私の生活はどうなるのでしょう・・・。

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