一条楽は、怪盗キッドであり紳士であり極道の跡取りである。   作:創造神サガ

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約束と夢

今現在失われつつあるビル街がなく山に囲まれた原っぱである2人はある約束をした。

 

 

楽、?) 「ザクシャ イン ラブ ( 愛を永遠に)」

 

?)「 あなたは ( 錠 ) を、、、

 

私は ( 鍵 ) を、、、

 

肌身離さず、ずっと大切に持っていよう、、、、

 

いつか大きくなって再会したら、この ( 鍵 ) で中の物を取り出すから、、、、

 

そしたら!!!! 」

 

女の子は、一言一言を噛みしめる様に嬉しそうにそう言った。

 

まるで、その未来が来るのを確信しているかのごとく、、

 

楽) 「うん!!」

 

対する男の子は純粋な結晶の様に、満開の向日葵の様に笑った。

 

楽、?) 「結婚しよう!!!」

 

ただ、どちらも別れを惜しむ様に少し泣いていた。

 

首には、もう一つ、ネックレスに紅く光る宝石が輝いていた。

それは、ここの景色を色鮮やかに染めている夕日の色か、はたまた宝石そのものの色なのか、、、

 

10年後、まだその ( 錠 ) は、開かれてはいない。

 

 

 

 

彼の名は、一条 楽。

 

この春から高校に通うどこにでもいる普通の高校生だ。

 

楽) 「よし!! 味付け完璧。」

 

そう、ある2点を除いてだが。

 

楽) 「おい!! おめーら、飯ができたぞ!」

 

普通の日常の中、号令の様に声をあげて( 彼ら ) を呼んだ。

 

そう、( 彼ら )を、、、

 

極) 「おはようございます!坊ちゃん!」

 

彼の家族は、少し個性的( ヤクザ )である。

 

[ 集英組 ] と言えば彼らの住む町の有名なヤクザの元締めだ。

 

そして、彼、一条 楽は組長の1人息子なのだ。

 

極) 「うめー!!!! さすが坊ちゃん!」

 

極)「 いや〜いつもすみません。」

 

彼は料理が大の得意であり、後に和菓子から洋菓子と様々な料理をこなせるのだ。

 

さらに言えば、生き物の飼育から釣りまで幅の広い趣味を持っている。

 

楽) 「 いーよ、お前らに任せていたらちゃんとしたもの食べれないし、、、

 

いずれする1人暮らしの練習だと思えば、、、」

 

極)「 えーー! 坊ちゃんどっか行っちゃうんですか?!

 

そんなの嫌っす!! 行かねーでください二代目」

 

楽) 「 誰が二代目だ!!」

 

こんな家柄の所為で彼は [ 男たる者かくあるべし ] の精神で育てられ、、、

 

いつしか、紳士である事を心がける様になったのだ。

 

楽) 「いつも言ってるだろう。

 

俺はヤクザにならない。

 

俺はお天道様に顔向けできる様に堅実な公務員か

 

世界のみんなを笑顔にするマジシャンになりたいのさ!!」

 

((( そう、俺はあの子を笑顔に出来るマジシャンに、、、)))

 

極)「 なんかよく分からないけどすげー2代目!!!」

 

(( わかってねーだろ))

 

組長) 「やれやれ、毎日せわしねーな、お前は」

 

70代と言ったところか、威厳を持ちながら心優しいイメージを持つこの人こそ、楽の父であり組長なのだ。

 

楽)「 おはよう、親父。」

 

組長)「 そうだ、楽。近いうちにてめーに大事な話があるから覚えときな」

 

楽)「了解。じゃ、行ってくるわ」

 

極)「すぐにリムジンを御用意しろ!!

 

馬鹿野郎15メートル級のだ!!」

 

楽)「 大丈夫だよ。いつもありがとうな。」

 

ポン!!

 

そして白い煙の中彼はその場から消えた。

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