この作品は、
・不定期更新
・短い文章
・戦闘描写は極力無し
・束がチートではない
etc
などが入っております。
それらを不快に思う方は閲覧をしないでください。
私、篠ノ之束は世紀の大発明をした。
IS 正式名称「インフィニット・ストラトス」。宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツだ。
それを発表すれば、世界はたちまち大注目をするだろう。
そして、私は自他共に天才(又は天災)として認められるだろう。
今日は学会でISの発表を行う。ふははははは!怖かろう・・・
「胃が・・・痛いよ」
お家に帰りたい・・・
「どうやって発表しよう・・・」
私は胃の痛みを感じながら、発表の順番を待っていた。
ちーちゃんと一緒にISを開発したのに、発表の当日になって「一夏と一緒に遊園地に遊びに行く」という手紙を置いて逃げたし。
いっくんの事になると、例え期末試験でも無断欠席して、いっくんの所に向かうほどのブラコンだけど。
ちーちゃん分かってるよね。私・・・
身内と親友以外、話したことが無いって!と言うより、ヲタクでコミュ症だって!
てか、ちーちゃん以外の親友が片手で数えても指が二、三本余るし!
周りはリア充しかいなかったし!寂しい青春迎えてたし!
・・・何だか悲しくなるからやめよう。
それに、単独で宇宙空間での活動ができるようにISを開発してたら、既存の兵器を凌駕する性能になっちゃってるし・・・
正直言ってヤバい。
そんなことがバレたら、世界は私を24時間監視するでしょ。家族にも会えないし、新作のアニメは観れないし、DVDは買えないし、イベントにも行けないし、コミケにも行けないし、ないない尽くしじゃないか!
だからと言って、理論の説明を疎かにしたら何のための発表か分からないし・・・あぁ、お家に帰りたい。
「篠ノ之束さん。発表の準備をしてください」
「は、ひゃい!」
噛んじゃったよ・・・どうすればいい?このままだと緊張のあまりに発表ができない・・・
そうだ!ずっと笑顔でいればいいんだ。そうすれば観客席に座ってる人の顔を見なくて済むし問題ない!
やはり束さんは天才だ!
『実験の結果・・・』
緊張のあまりに笑顔ができねぇぇぇ!
次、私の発表だよ!なのに笑顔が全然作れない!さっきまでトイレで笑顔の練習してたのにー!
『では、質疑応答の時間となります』
すいませーん!笑顔の作り方教えてください!って、何考えてるんだ私は!
ああ、質疑応答の時間が終わっちゃたよぉ・・・
落ち着け、落ち着くんだ束!そんな時は素数を数えるんだ。
1,2,3,5,7,9・・・間違えてるじゃん!
『続いては、篠ノ之束さんの発表です』
ああ・・・来ちゃったよ・・・どうすれば・・・うおっと!
ドンガラガシャーン!
盛大にこけちゃったよ・・・ええい!こうなったらヤケクソだ!さっさと発表して、さっさと帰って、さっさと新作アニメのDVDを買って帰ってやる!見てろよぉ!
・・・・・・
無事に発表は終了し、私は新作アニメのDVDを買って家に帰ってるんだけど、一つ大きなミスを犯してしまった。
それは・・・
「何で、ウサミミ付けたまま発表しちゃったんだ私・・・」
発表前に盛大にこけた時にウサミミが装着されたんだけど、それに気付かないまま笑顔で発表してたけど変な目で見られてたし、理論をちゃんと聞いてないし、噛んじゃったし・・・けど、いいや。
「失敗は成功の母だ!頑張るぞ!」
失敗しても次こそ失敗しなければいいじゃないか!それくらいでへこたれるな、篠ノ之束!私は天才だぁ!
こうして私は帰宅し、愛しの箒ちゃんに・・・
「おねえちゃん。どうしてウサギの耳をつけたまま、はっぴょうしてたの?」
3秒でKOされた。
次回は白騎士(が起こしてしまった)事件を執筆する予定です。