駄兎の日々   作:陸のトリントン

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今回の話で亡国企業との接触は最後です。


17話 束は亡国企業と出会う その3

マッキーだけに伝えた私の計画。

 

表向きはエムの専用機の製作。だけど実際は、私の専用機を作り上げるためエムを利用するという安易な計画だ。

 

一次移行(ファーストシフト)を起こしても私が乗らなければ真の力が発揮しないIS。・・・我ながら素晴らしい考えだ。

 

「それに私のお手製プログラムを使えば、一次移行(ファーストシフト)しても私が乗らないと性能を100%発揮できないし専用武装も使えない仕組みなの」

 

「本当に上手くいくのか?」

 

「この私を誰だと思ってるの?」

 

物凄く自慢気な顔でマッキーに迫る。

 

 

 

「引きこもりのニート予備軍」

 

 

 

・・・クーちゃんみたいなこと言わないで。

 

「なら、別に私と二人きりにならなくてもいいんじゃないのか?」

 

「実はこれを渡したくて」

 

そう言い、私はマッキーにあるものを渡した。

 

「何だ?K○Fのエンブレムマークのアクセサリーは?」

 

「それをISのように展開してみて」

 

「これ・・・ISなのか?」

 

「だから展開してみて」

 

マッキーは半信半疑のまま、展開してみた。すると・・・

 

「束・・・これは・・・」

 

マッキーの右手に赤いグローブが装着された。まるで機械でも仕掛けられてるようなデザインのカスタムグローブをマッキーは付けている。しかもISみたいにデカくない。本当に普通のグローブである。

 

「これは世界に一つしかない対IS用武装兵器『KD-0079』」

 

「それって・・・」

 

「絶対防御を無視して相手に攻撃できる武器だよ」

 

「K○F99が元ネタだよな?」

 

「あ、分かった?」

 

「分かるだろ普通。まあ、これは非常時に使うとしてお前の方こそ大丈夫か?」

 

「まあ、三か月もあればISは完成するから」

 

マッキーはKD-0079を待機状態にして、スーツのポケットに入れた。

 

「そうか。じゃあ計画が成功することを祈るよ」

 

「おお!」

 

やっぱり持つべきものは友達だよねぇ。

 

「それじゃ、スコールとエムを・・・」

 

 

 

パリ―ン

 

 

 

「敵!?」

 

マッキーは窓の割れた方角を見ると・・・

 

「博士・・・そこにいらしたのですか・・・」

 

物凄く不機嫌なクーちゃんがいた。

 

「誰だ!」

 

「あ・・・クーちゃん」

 

「知り合いなのか!?」

 

マッキーが私に聞いてるけど、私はクーちゃんの顔が見れない。だって、物凄く顔が険しくなってるもん。

 

「何があったの!?オータム!」

 

スコールとエムが現れちゃった。どうしよう・・・

 

「ほい」

 

「へ!?・・・クーちゃん?」

 

クーちゃんが私を軽々持ち上げた・・・これは

 

「逃げるんだよー」

 

棒読みでジョ○○・ジョー○○ーの名セリフを言いながら逃げたけど・・・

 

 

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

倉持に潜入した時より速いんですけどぉ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オータム。束と何を話したの?」

 

「お前が男に好意を持つ方法を話してた」

 

その後、スコールはショックで三日間ベットに寝込み、上層部を困らせたと言う。




次回は、エムの専用機こと束の専用機が登場?

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