駄兎の日々   作:陸のトリントン

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今回は束が母校に帰って来ます。


24話 束は母校へ帰る

午後四時

 

私はマッキーの二人で一緒に通っていた高校に来ています。

 

「懐かしいなぁ。あの頃と全然変わってねぇな」

 

マッキーはあの頃と変わってない事にものすごく喜んでるけど・・・

 

「マッキー・・・」

 

「何だ?」

 

「私としては、変わって欲しかったと思う」

 

「どうしてだよ?」

 

「だって・・・」

 

 

 

 

 

 

「未だに校庭をバイクが走り回ってるのはどうかと思うよ」

 

「そうか?私にはこの学校に元気があって良いと思うけど?」

 

 

 

 

 

 

私の通っていた高校は進学校の中でトップクラスの治安の悪さで有名であった。

 

校舎の窓ガラスは割れてるし、壁にはスプレーの落書きがあるし、時計は壊れて動いてないし、下駄箱は何か焦げてるし・・・

 

「よく卒業できたな・・・」

 

「そんなの気にしてたらこの先、生きていけねえぞ」

 

戦わなければ生き残れないのですね。

 

「まあ、そんなことよりいつもの所に行ってみるか」

 

「いつもの所?」

 

私はマッキーが学生時代に行ってたいつもの所について行ってみた。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

「マッキー・・・いつもこんな所で休んでたの?」

 

「ああ。それより綺麗になったな」

 

いつもの所は校舎裏なんですが、吸い殻がばら撒かれ、ビールの空き缶が散乱している。これで綺麗になったて、昔はどんだけ汚かったんだ。

 

「おい!誰だてめぇは!」

 

そんことを考えてたらこの学校のスケバン達が来た。

 

「わ、私はこ、この学校の・・・」

 

「ここのOBだが?」

 

私が言い切る前にマッキーがスケバンに突っかかっていった。

 

「OB?ババアはとっとと消え失せろ!」

 

「消え失せんのはてめぇの方じゃねえか?」

 

「あぁ!?」

 

「口で言っても分からねぇなら、ケンカでもするか?」

 

「上等だ!」

 

ケンカして正体がばれたら色々と危ないでしょ!

 

「マッキー!ケンカしちゃいけないでしょ!」

 

「いいじゃねえか。ケンカの一つや二つ」

 

「毎日のようにケンカしたからって、今やったら危ないって」

 

「おいおい。ここに来て、昔のように怯える必要ねえだろ」

 

「怯えるよ!」

 

マッキー、さっきのスケバン達が怯えてるでしょ!

 

「マッキー・・・」

 

「ま、間違いない!あの人は・・・」

 

・・・え?

 

「数々の不良グループをたった一人で壊滅させ・・・」

 

「敗北を知らない伝説中の伝説のスケバン・・・巻紙礼子!」

 

「またの名を『影のブリュンヒルデ』!」

 

マッキー・・・学生時代に何をしてたの?

 

「そして!その横にいるのは、巻神様を陰でサポートしてきた篠ノ之束!」

 

「またの名を『オタ兎』!」

 

・・・全然、嬉しくない。

 

「申し訳ございませんでした!あなたが巻紙礼子だと知らず失礼なことを言って!」

 

「おいおい。私の正体知ってから急に腰が低くなったな」

 

「いえ!この学校ではあなたはブリュンヒルデ(織斑千冬)以上の有名人ですから!」

 

この学校はISよりケンカが浸透しているの・・・

 

「まあまあ。私なんて束がいなければ、ただのチンピラに成り下がっていただけだから」

 

そう言い、マッキーはスケバン達に私との出会いを話し始めた。

 

 

 

 

 

 

それは、私がこの学校でちーちゃん以外の人と友達になった話である。




次回、束とマッキーの出会い

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