私の名前は篠ノ之束。
今日から私は高校生。花の様な生活が待ってるに違いない!
「おい!てめぇ!どこ見てるんだ!」
「てめぇこそどこ見てんだ!」
「あぁ~心がピョンピョンする感じぃ~」
「邪魔だ!」
「俺さぁ、今日機嫌悪いからサンドバックになれ」
・・・そう信じたい。
私の周りでは喧嘩が起こっています。窓ガラスは割れていて、スピーカーは中身がむき出していて、ドアは半壊。
私がいる高校は進学校としてトップクラスの進学率を有名であるが、トップクラスの治安の悪さで有名である。まさに暴力が支配する世紀末なクラスです。
「どうしてこうなったの・・・」
私がこの高校に進学したのは至って簡単。
別の高校を受験しようとしたが、風邪をひいて受験を受けることができなかったから。
この高校しか残ってなかったため、渋々受けて合格した。
最初はちーちゃんと一緒だから、高校生活は大丈夫だろうと思ったけど・・・
「ちーちゃんが・・・いない」
ちーちゃんは比較的まともなクラスに入れたけど・・・
「なんで私がここなの・・・」
私は学年の中で一番まともじゃないクラスにいる。
「誰か助けて・・・」
こうしてSHRが始まった。
三分でSHRが終了した。
クラスメイトが担任をKOしたのだ。
「よぉし!俺達を邪魔する者はいなくなったぁ!俺達は自由だ!何にも縛られることは無い!俺達が俺達の意思でなんでもできるぞぉ!」
「「「「「おおぉぉぉ!」」」」」
何なのこのクラス・・・もう嫌だ。
・・・・・・
その後、昼休みまで私のクラスは混沌の一過を辿っていた。
「はぁ・・・ご飯どうしよう・・・」
昼食は学食か惣菜パンとかで何とかなると思っていたけど、それすらないなんて・・・
「近くにコンビニに行こう・・・」
私は周りに気付かれないようにこっそり教室を出ようとした。
「おい。そこのお前」
「!?」
開始数秒でばれた。
「お前も近くのコンビニ行くんだろう?」
「は、はいぃ!」
茶髪のロングヘアーで、制服の上に一騎当千の文字が刺繍されてるスカジャンを着た女性が私に声を掛けてきた。ああ、これはカツアゲですね。
「ならさ、一緒に行かないか?」
「え?い、いいけど・・・」
「よっしゃ!じゃあ、下駄箱の所で待ってろよ」
「は・・・はい・・・」
あれ?何か良い人っぽい・・・
私は下駄箱で良い人っぽい女性を待ってたけど・・・
「待たせて悪いな!」
「あ、あの・・・」
「どうした?早く行かねえと、昼休み終わるぞ」
「だ、大丈夫なの?ば、バイクに乗って?」
「問題はねぇよ。バイク乗って二年だから、それなりに慣れてるよ」
ガチの不良だ・・・
「そういや、名前聞いてなかったな。私は巻紙礼子。お前は?」
「し・・・しの・・・篠ノ之・・・た、束」
「束か。一年間これからよろしく」
「よ、よろしく・・・」
これが私の怒涛の学園生活の始まりだった。
高校時代の話は当分続きます。
マッキーと千冬の関係も明らかになるので、ご期待ください。
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