生徒会によりゲーセンの入店拒否をされた私とマッキーはゲーセンの最寄り駅にバイクで向かっていた。
「ったく・・・ゲーセンぐらい、いいだろ?」
「でも・・・せ、生徒会がダメだって言うし・・・」
マッキーは物凄く不満を持ってるけど、休日とかに行けば問題ないから。
「それにしても、千冬って奴とよく友達なんかになれたな」
「あ、ああ見えて・・・良い人だから・・・」
「どう見ても戦闘狂だろ?」
「で、でも・・・ちーちゃんがいなかったら・・・私・・・ひとりだったから・・・」
小学校のころから人付き合いが苦手だった私にとってちーちゃんだけが友達だった。授業も休み時間も給食もずっとちーちゃんと一緒だった。
強くて凛々しくて、かっこいい女性の象徴だった・・・・・・ブラコンである事を除けば。
「で、昔からあんな風なのか?」
「う、うん」
「じゃあ、仕方がねえか。昔からあんな風だったら、これからもあんな風だろう」
何か諦めたような発言だけど、大丈夫かな?
「駅に着いたぞ」
私はバイクから降りてマッキーとそこで別れることにした。
「じゃあ、また明日な」
「う、うん。き、気を付けて」
マッキーはバイクで颯爽とその場を去った。
・・・・・・
そして現在・・・
「いやぁ・・・久々に母校に戻れて良かった」
私とマッキーはかつての下校道を歩いていた。
「そういえば、変な言葉を喋ってた人はどこに・・・」
ゲゲルとかリントとか変な言葉を喋ってたクラスメイトがいたけど、どうしたんだろう。
「気になるのか?」
「変わったクラスメイトだったからね。生きてるのかどうか」
「お前はクラスを大事にする奴だな。あいつならこんな事をしてるぞ」
マッキーはポケットから紙を取り出し、私に見せた。
これを覚えれば先住民族と話せる!
「古代語会話教室 ギギゴン」
生徒絶賛募集中!
「この教室、世界進出して三十店舗目をアフリカに建てる程の人気教室なんだ」
人生どうなるか分からないなぁ。
「じゃあ・・・IS学園にも・・・」
「流石に無いだろ。あの千冬がいるんだろ?止めるに決まってるだろ」
「そうだね」
私はIS学園には広まっていないと信じ自宅に向かって・・・
Prrrrr
「ああ、ごめん」
と思ったらマッキーが電話に出た。
「はい。・・・うそ!?あ、ああ。じゃあ頼む。・・・それじゃ」
マッキーの額から汗が出てるけど。
「束・・・」
「どうしたの?」
「私・・・無職になった」
巻紙礼子・・・亡国企業壊滅のため、職を失う。
・・・・・・
IS学園 一年一組教室
セシリアとの決闘まで残り5日
「きえあぁぁぁ!」
「天覇!封〇斬!」
千冬の出席簿と箒の竹刀がつばぜり合い(?)を起こしていた。
「貴様の命を冥府の門へ送り届ける!」
「できると思うなよ。小娘ぇ!」
(ラウラぁ・・・俺はお前に会いたいよぉ。お前と一緒に、またお風呂に入りたいよぉ・・・)
一夏の
「ゴシルサグングギドゾグビ、バヅボパゾジジザ!」
「ギボボンパグゴギネ~」
「皆さん日本語で喋ってくださーい!」
山田先生が泣き叫びたいほど、古代語は学園に浸透していた!
一組はまさに世紀末
「ここに入学して良かったのかしら・・・」
英国淑女は頭を抱える。
次回は、マッキーが束の少年野球チームを見学しに行く話を執筆する予定です。
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