駄兎の日々   作:陸のトリントン

3 / 47
この話は束がISのコアを製造中止した理由と、姿を消した理由が分かる・・・はずです。

追記:サブタイトルを変更しました。

追記2:一部本文に加筆いたしました。(今後の話のためです)


3話 束は逃げる

あの白騎士がしでかした事件から私は、世界に監視されながらサブカル生活を過ごしている。

 

家族とは絶縁に近い状態で、箒ちゃんからは完全に嫌われ、ちーちゃんとは連絡がつかないまま、七年の歳月が経った。

 

 

 

ハッキリ言おう・・・

 

 

 

軟禁されたアム○の気持ちがよく分かる!

 

 

 

イベントだって満足に行けないし、コミケなんて入場禁止だし、監視カメラで私のサブカル生活が24時間、偉い人達に観られっぱなしだし、オンラインゲームはできない、ゲーセンは行けない。

 

なのにISのコアを無理矢理制作させられて、467個目が完成した。

 

「白騎士」が実験段階だから無茶言わないでって説明したのに、コアを作れの一点張りだし。

 

女にしか扱えないから「女尊男卑」の風潮になってるけど、ちゃんとISが完成すれば男も扱えるのに・・・

 

想像以上にないない尽くしだよ!

 

いつの間にかちーちゃんは一躍有名人になって、世界から注目を浴びてるし。

 

あっ・・・私も世界から注目を浴びてたんだ・・・悪い意味で。

 

とにかく、ここにいたら私は本当に干物になってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ、脱走しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし・・・これで準備完了!」

 

と言う訳で私はさっさと準備をすまして、脱走を試みることにした。

 

荷物はパスポートと現金5万円とISの機密が入った「耐衝撃・耐水」のUSBとアニメ○トの会員証と家電量販店のポイントカード(貯まったポイントは現金100万円相当)と白騎士のISコアだけで大丈夫。

 

 

 

言うのを忘れたけど、私はアメリカのペンタゴンにある「秘密の部屋」に軟禁されてるから。

 

これで読者にも私の状況が伝わったことだし・・・

 

 

 

任務(脱走)を開始する!」

 

 

 

絶対に日本に帰って、サブカル三昧してやる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今空港のロビーにいるんだけど・・・

 

 

 

脱走を始めて空港にたどり着いた時間:2時間弱

 

 

 

「ザル警備にも程があるでしょ、アメリカ」

 

気を引き締めた私がバカみたいな程にザルすぎる。監視員はいかがわしい本で釣られたし、門番の人だって声を変えただけで気付かないし、セキュリティ自体脆かったし、段ボールを被っただけで見つからなくなるし、どこの無能兵ですか!貴方たちは!

 

国を守れるのか不安になって来たよ・・・

 

まあいいや。ここで捕まったら笑えないけどね。でも・・・

 

 

 

「ロビーのど真ん中に私が座っても気付かないって・・・」

 

 

 

私が有名なのは日本限定なの!?いやいや、だとしたらアメリカで軟禁され理由が分からないから。

 

『まもなく12:53発・・・』

 

「おっと!そろそろ時間だ」

 

たとえアメリカで有名じゃなくても、日本に帰るから問題は無い!おまけに日本には私の隠れ家があるからバレナイし。

 

(さらばだアメリカ!もう会うことは無いでしょう!)

 

私は意気揚々と飛行機に乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「お前達!変な動きでもしたら撃ち殺すぞ!」

 

なんで、ハイジャックに遭うの・・・

 

おかげで飛行機は予定ルートとは違うルートを通ってるから、今どこにいるのか分からないよ。

 

「俺達は伊豆の囚人島にいる「革命軍」の五人と、ここにいる乗客全員身柄を交換するんだ!」

 

アメリカじゃなくて日本でやる事でしょ!

 

でも、日本付近だから何とかなる・・・訳ないじゃん!命の保証があるのか分からないのに何とかならねぇよ!生き延びても、アニメ○トとゲーセンと家電量販店が無かったら生きられない!

 

「う、うわあぁぁぁ!」

 

あっ!乗客の一人が勇敢にハイジャック犯に飛び掛った!がんば・・・

 

 

 

パァーン!

 

 

 

一つの銃声が鳴り響いた。

 

銃声が鳴り響いた後、誰かが力なく倒れた。それはハイジャック犯でも飛び掛った乗客でも無く・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

50メートル先の操縦席に座ってる操縦士二人であった。

 

 

 

何で二人同時に倒されるのぉ!しかも二人共綺麗にヘッドショットで倒れてるし!FPSだったらスーパープレイの一つだよ!てか、どうやったらあの距離で二人共綺麗に倒れるの!?え?奇跡だって言いたいの?そんな奇跡要りませんよ!

 

そんなこと考えてたら、ハイジャック犯は取り押さえられてるしこれで・・・一件落着じゃない。

 

操縦士は二人しかいない。二人の操縦士はヘッドショットで倒れてる。ということは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の人生オワタァァァ!」

 

その日、一機の飛行機が東南アジア沖に墜落した。




次回は束の旧友とクロエの遭遇を執筆する予定です。

ご意見、ご感想、お待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。