(※但し、全編シリアスとは言ってない)
マッキーとクララの友情が芽生えてから、数ヶ月が過ぎました。
私は変わらず家電量販店で働いていますが、今では「ご町内のエジソン」なんて呼ばれています。
ISの開発者であることをカミングアウトしても・・・
「世界中から酷い目に遭ったでしょ?辛かった?」
と、何故か憐れむ始末。しかもクーちゃんには・・・
「博士、いつになったらアニメDVD、BDのBOXを買わずに済みますか?後、ゲーム機、ゲームソフト、フィギュア、マンガ等の購入はいつ辞めてくれますか?」
「クーちゃん。人の趣味に口出しするのは・・・」
「博士。ここの家計はいつもギリギリ黒字を保っています。博士の趣味に対する出費がなくなれば、少なくともここの生活は少し豊かになります」
「いや・・・だから・・・私の趣味・・・」
「お金が無ければ絶対に楽しめないのですか?」
「私の・・・」
「博士。人の欲望は無限ですが、お金は有限です。博士の収入がなくなればここの生活は破綻します。お金の使い方に気を付けてください。この警告を聞いた以上、考えて使ってください。絶対です」
お金の事でいつも怒られています。
そんな毎日を送っていますが、今日は部屋の大掃除をしています。大半がネット通販の段ボールですけどね・・・
「うんしょっと。はあ、クーちゃん。どうして段ボールだけ置いてあるの?」
「自分の物は自分で処理してください。いつまでも他人の脛をかじっても良い事はありませんから」
クーちゃん、私のお母さんですか?
「今日は段ボール回収の日なので、博士が持って行ってください」
「クーちゃん。私のしゅ・・・」
「無駄口を叩く暇があるなら早く行ってください。私は待てても、回収車は待ってくれません」
「・・・はい」
もう・・・頭に10円禿ができそう・・・
・・・・・・
「ふぅ・・・終わった」
段ボールを全て回収ボックスに入れ終えた私は、近くの自販機でコーヒーを買い、ベンチに座って飲んでいた。
「あぁ・・・出会った頃は可愛かったのになぁ・・・」
なんであんなキツイ口調になったんだろう・・・
私がしっかりしてないからああなったのかな・・・
「考えても仕方がないや。早く戻らな・・・」
私は手元のコーヒーを見て、クーちゃんの口調がキツクなった原因が分かった。
・・・・・・
「ただいま」
「遅かったですね。どこか道草でも・・・」
「クーちゃん。毎日頑張っているので私からのご褒美です!」
クーちゃんの口調がキツクなった原因・・・それはご褒美だ。
毎日、炊事洗濯をしてるクーちゃんに私はなんのご褒美もしていなかった。それがクーちゃんの口がキツい原因だと推測した。
そこで私は頑張ってるクーちゃんに、いつも買うのを躊躇っている「マルチパック ハーゲ○ダッツラバーズコレクショ○」をプレゼント!
これでクーちゃんの口調が・・・
「ところで博士、白騎士のISコアはどこにあるのですか?探しても見当たりませんが」
「えぇっと、コアを持ったままハーゲ○ダッツを買いに・・・」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「スーパーに・・・・・・置き忘れてしまいました」
その頃スーパーでは、倉持技研の研究員がアイス売り場でISコアを発見して世間をちょっと騒がせた。
次回は束と野球をテーマとした話を書く予定です。
内容はものすごく変わるかもしれません。
ご意見、ご感想、お待ちしております。