駄兎の日々   作:陸のトリントン

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今回はIS本編と密接に関わる話です。

(※但し、全編シリアスとは言ってない)


9話 束はご褒美をあげる

マッキーとクララの友情が芽生えてから、数ヶ月が過ぎました。

 

私は変わらず家電量販店で働いていますが、今では「ご町内のエジソン」なんて呼ばれています。

 

ISの開発者であることをカミングアウトしても・・・

 

 

 

「世界中から酷い目に遭ったでしょ?辛かった?」

 

 

 

と、何故か憐れむ始末。しかもクーちゃんには・・・

 

 

 

「博士、いつになったらアニメDVD、BDのBOXを買わずに済みますか?後、ゲーム機、ゲームソフト、フィギュア、マンガ等の購入はいつ辞めてくれますか?」

 

「クーちゃん。人の趣味に口出しするのは・・・」

 

「博士。ここの家計はいつもギリギリ黒字を保っています。博士の趣味に対する出費がなくなれば、少なくともここの生活は少し豊かになります」

 

「いや・・・だから・・・私の趣味・・・」

 

「お金が無ければ絶対に楽しめないのですか?」

 

「私の・・・」

 

「博士。人の欲望は無限ですが、お金は有限です。博士の収入がなくなればここの生活は破綻します。お金の使い方に気を付けてください。この警告を聞いた以上、考えて使ってください。絶対です」

 

 

 

お金の事でいつも怒られています。

 

そんな毎日を送っていますが、今日は部屋の大掃除をしています。大半がネット通販の段ボールですけどね・・・

 

「うんしょっと。はあ、クーちゃん。どうして段ボールだけ置いてあるの?」

 

「自分の物は自分で処理してください。いつまでも他人の脛をかじっても良い事はありませんから」

 

クーちゃん、私のお母さんですか?

 

「今日は段ボール回収の日なので、博士が持って行ってください」

 

「クーちゃん。私のしゅ・・・」

 

「無駄口を叩く暇があるなら早く行ってください。私は待てても、回収車は待ってくれません」

 

「・・・はい」

 

もう・・・頭に10円禿ができそう・・・

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

「ふぅ・・・終わった」

 

段ボールを全て回収ボックスに入れ終えた私は、近くの自販機でコーヒーを買い、ベンチに座って飲んでいた。

 

「あぁ・・・出会った頃は可愛かったのになぁ・・・」

 

なんであんなキツイ口調になったんだろう・・・

 

私がしっかりしてないからああなったのかな・・・

 

「考えても仕方がないや。早く戻らな・・・」

 

私は手元のコーヒーを見て、クーちゃんの口調がキツクなった原因が分かった。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

「ただいま」

 

「遅かったですね。どこか道草でも・・・」

 

「クーちゃん。毎日頑張っているので私からのご褒美です!」

 

 

 

クーちゃんの口調がキツクなった原因・・・それはご褒美だ。

 

 

 

毎日、炊事洗濯をしてるクーちゃんに私はなんのご褒美もしていなかった。それがクーちゃんの口がキツい原因だと推測した。

 

そこで私は頑張ってるクーちゃんに、いつも買うのを躊躇っている「マルチパック ハーゲ○ダッツラバーズコレクショ○」をプレゼント!

 

これでクーちゃんの口調が・・・

 

 

 

「ところで博士、白騎士のISコアはどこにあるのですか?探しても見当たりませんが」

 

「えぇっと、コアを持ったままハーゲ○ダッツを買いに・・・」

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スーパーに・・・・・・置き忘れてしまいました」

 

その頃スーパーでは、倉持技研の研究員がアイス売り場でISコアを発見して世間をちょっと騒がせた。




次回は束と野球をテーマとした話を書く予定です。

内容はものすごく変わるかもしれません。

ご意見、ご感想、お待ちしております。
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