魔法少女リリカルなのはvivid 強さの先にあるもの   作:猿山

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どうも皆さん!

今回はシリアス回。ガイvsアインの戦いです。


それではどうぞ!


Memory:11

 

 

 

強化合宿三日目の朝。私はガイさんと戦うため昨日の試合場に向かっている。私の後ろには強化合宿組(ガイさん以外)とアルピーノ妻子がいる。私たちの戦いを見届けたいらしい。

 今日の試合は絶対に勝たなきゃいけない。ヴィヴィオさん達との約束の為にも。そしてガイさんの為にも。私は少しの間しか過ごしてないけど、ガイさんにはあんな表情をしてほしくない。いつも私を助けてくれた。辛いとき私の背中を押してくれた。それが私の知ってる、私の好きなガイさんだから。だから、絶対に勝ちます。

 

 私が試合場に着くとそこには一人の男性がいた。よく知ってる顔、ガイさんである。だけどいつもと違う気がする。雰囲気がいつもよりきつい気がする。だけど私は前に一歩進んだ。

 

「よく来たな」

 

「はい。ガイさんに認めてもらうために」

 

 ガイさんは私の言葉を聞いて安堵の表情を見せた。

 

「そうか。もう語ることは無いな。ノーヴェ頼む」

 

 ノーヴェさんは前に出て私とガイさんの間に立った。

 

「それじゃあこれからアインハルトとガイの試合を始める」

 

「ルールは一対一。ライフポイント互いに3000。DSAA公式試合用のタグで管理する」

 

 つまり今までのルールと同じと。「それから……」とノーヴェさんは付け足した。

 

「今回の試合でガイの魔法使用を禁止とする」

 

「ッ!どういうことですかノーヴェさん!?」

 

 ガイさんの魔法使用を禁止?それじゃあガイさんは丸腰と同じじゃないですか!

 

「それは俺が提案したことなんだ」

 

「それは手加減してのことですか?」

 

 だとしたら幾らなんでも許せません。私はガイさんと本気の勝負を望んでいます。その上でガイさんに勝たないと意味ないから。

 ガイさんは私の質問に首を左右振った。

 

「今の俺はデバイスを持っていない。それにメガーヌさんに俺の昔の映像を見せてもらっただろ?俺の戦い方は格闘が主流なんだよ。まあ、お前の一撃を貰ったら一気にライフポイントが減るけどな。だけど心配するな。当たらなければ問題ない」

 

 ガイさんは宣言した。それはつまり私の攻撃では彼に届くことは無いと。ふざけているのか本気なのか。だけど

 

「武装形態」

 

 私は武装形態になった。それは戦う意思。届く届かないじゃない。

 

「届かせてみせます。私の(すべて)を!」

 

「やってみろ。次元最強は伊達じゃない!」

 

「それじゃあ双方構え!」

 

 私とガイさんは一定の距離を取った。

 

「試合――開始!!」

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 最初に仕掛けてきたのはアインだった。彼女は一気に距離を縮めて拳を放つ。俺はそれを難なく躱す。その後も右、左と拳を放つアイン。とても鋭く洗礼された拳だ。本当にすごいけど。俺はアインの拳を掴んだ。

 

「ッ!」

 

 俺は動きが止まったアインの胸倉を掴み背負い投げをした。

 

 

――DAMAGE 100

    ↓

――LIFE 2900

 

 

「どうしたアイン。そんなものか?」

 

 アインは即座に立ち上がった。

 

「でしたらこれです。空破断!」

 

 空破断。昨日の試合で見たけど、拳に魔力を乗せて強烈な衝撃波を飛ばす技だ。俺の方が接近戦が上手だからと判断したからか。はたまた動きを止めるためか。まあどちらにしても。

 俺は飛んできた空破断を拳で打ち返した(・・・・・・・)

 

『ええッ!!』

 

 ギャラリーから驚きの声が聞こえた気がする。大方、アインの空破断を打ち返したことに驚いたんだろう。現に目の前の子も驚いている。まあ、実際は拳で打ち返したんじゃなく拳に力を込めて一気に放つ。つまり魔力なしの衝撃波で相殺しただけである。誰でも出来ることさ。

 

「さあアイン。ドンドンと打ち込んで来い!」

 

「言われなくても!」

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 その後俺達の戦いは一方的だった。アインの攻撃をすべて躱し、隙を見て攻撃する。それの連続だ。その結果

 

「はあ……はあ……」

 

 

――LIFE 900

 

 

「……いい加減諦めたらどうだ?」

 

 

――LIFE 3000

 

 

 アインの姿はボロボロだった。攻撃が当たらず一方的にやられている。こう言ってはなんだが俺の予想通りの展開になった。

 彼女は強いそれは間近で見ていた俺にはよくわかる。だけど、俺とのレベルの差は歴然。それでもアインは戦いを諦めなかった。

 

「まだ……です。まだ、やれます!」 

 

「そうか……」

 

 俺はアインに一歩ずつ近づいた。

 

「それでも現実は悲惨だ。どんなに頑張っても敵わないものがいる」

 

 一歩。さらに一歩と近づき。そしてアインの目の前に立った。

 

「それでもお前は諦めないのか?」

 

「……それでも、私は」

 

 アインの闘志は消えていなかった。例えボロボロになっても何度でも立ち上がる。そんなお前が眩しい。だけど

 

「わかった。だけど、これで終わりだ!」

 

 俺はアインの体を掴み上に放り投げた。ボロボロのアインは成す術がなかった。

 

「(これで終わりだアイン。お前の決意を砕くにはお前の拳だ!)」

 

――足元から練り上げた力を検束から打ち出す技法。それが……

 

「偽・覇王……」

 

「断空拳!!」

 

 俺の攻撃は彼女の体に吸い込まれるように当たった。

 お休みアイン。目が覚めたらまた今まで通りに戻ってるさ。きっと。

 

 

END

 




如何だったでしょうか?相変わらず戦闘描写が難しいです。今後も精進していきたいです。

ところで今週のアニメvivid見ましたか?コロナちゃん頑張ってましたね!本当にすごかったです!来週も楽しみだな~。


それではみなさん。次回もリリカルマジカル頑張ります!
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