科学と非科学の歯車   作:グリーンフレア

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何とか間に合いました!



ACT.21 嵐の中で・・・

 激しい雷雨が襲う夜の麻帆良学園。

その一区画に広がる緑地を地上と上空の二方を進む影があった。

 

 森の中を進む一方は、触手を枝に絡ませて器用に木々の合間をすり抜けていくトゥアール、今回の作戦で使う装備の他、リトルチェイサー達とサポーターが宿った機体を有人と定めて、新たに開発した完全無人機型TRIPOD 3機をそれぞれボディユニット後部の手摺りに、青葉を機体上面の定位置に、と小型機組を載せて走る月光。

 

 もう一方の杖に跨り森の上空を行くネギ・小太郎・カモは若干の距離を取ってほぼ並走しているGears組(月光達)に全く気付いておらず強風雨の中を飛ぶ。

 速度を落とさず真っ暗な森を進む彼らの先には、雷光で浮かび上がる世界樹の大きなシルエットがたたずんでいた。

 

 

 

『いやぁ、何とか戦闘開始前に追い付けて良かった良かった。』

 

『女子寮から出てきた所を追っていたら多分間に合わなかったと思う。』

 

『水も滴るいい男の子が二人!いいですねぇ、いいですよぉ!』

 

『ネギコタ最初の共闘ですから記念に何枚か撮っておきますね!』

 

『隊長ー、この二人どうすればニャ?』

 

『ここは私に任せて。』

 

 

 ツッコミ疲れたアルビレオが助けを求め、それを代わりにアイラが引き受けて注意をしようとするも、スキンシップとその様子を撮影されるという反撃を受け無力化されてしまう。開放されたアイラは完全に涙目になっていた。「もうすぐ世界樹下のステージに着くから準備して」と伝え、特に例の二人には「後で反省会ね」と付け加えた。

 

 

『最初の自信は何処にいったのやら・・・。』

 

『エラー。よく聞き取れませんでした。』

 

 

 悪天候下にも関わらずネギ達の飛行速度は思いの外速く、徐々に差をつけられ始める。

しかし、その差もすぐに意味が無くなった。森林の密度が薄くなってきた頃、頭上のネギから十数条の光の筋が進行方向に向けて撃ち出される。

 

 

『むぅ~?あれは"戒めの風矢"ですか。』

 

『牽制攻撃だと思う。目的地はもうすぐなので。』

 

『あー、見えてきた。あそこが大学部のライブ会場だね。』

 

『ここから手筈通りニャね。スピカちゃんは右、ベナト君は左ニャ!』

 

 

 手摺りに捕まるリトルチェイサー3人はそれぞれ無人型TRIPODを1機ずつ従え、月光に積み込まれている装備の中からコートを持つと飛び降り、会場と森林の間の広場を突っ切り各自の持ち場へと向かって行った。残る月光達は目立たないよう広場を迂回して世界樹の異様に太い根に隠れてデータ収集の準備を進める。

 会場内の客席ではネギ・小太郎と白・赤・緑の少女達との戦闘が始まっており、ステージ上に3-Aの人質8人と黒ずくめに変わった髪型の壮年男性がいた。原作で言うところのヘルマン卿襲来イベントである。

 

 当初、ネギローテを基本に多少増員する程度で、特に干渉することもなく観察に徹する予定だった。しかし、青葉の発案で"嵐の中で輝いて"作戦が準備され戦力も大幅に増やしていた。

 そして作戦の目的はヘルマンと共にやって来たスライム3人娘、ぷりん・すらむぃ・あめ子を仲間に引き入れる事。彼女達を引き入れようとする理由は単純にスライムに興味があったから、という単純なもの。

 未来を知る転生者という立場であるため、超一味には秘密裏に進行し、作戦後はスライム達を「偶然仲間にした」、ということで紹介する予定だった。

 回収はリトルチェイサーの担当となったが一つ問題があった。それは、修学旅行にてTRIPODは3-A生徒には葉加瀬が作ったと説明されていた為、この場でTRIPODを目撃されると彼女達の関与が疑われかねない事だった。他のサポーターや無人機で代役を考えるも幾つか欠点があり、今回はTRIPODを二体合体させた人型仔月光と、それにサイズを合わせたコートを着ることで臨むことになっている。

 

 

 全員の配置が完了した頃、ステージではネギが"封魔の瓶"を使ったところだった。しかし、ヘルマンによる明日菜の魔法無効化能力を利用した細工によって防がれてしまう。

 

 

≪よーし、それじゃ作戦の最終確認。戦闘の終盤、スライム達が封印された瓶が会場のどこかに落ちるはず。隙を見計らい一番近いリトルチェイサーがこれを確保し速やかに離脱する。もし誰かが持っていた場合、強行か中断かはその都度指示を出す。了解か?≫

 

≪LC1、了解だニャ。≫≪LC2、了解したニャ!≫≪LC3、了解ニャ。≫

 

≪よし。それじゃ瓶から目を離さないように。アウト。≫

 

 

 根の影から戦闘データを収集しつつ、作戦のおさらいをする月光。彼の上空と少し離れた場所にはそれぞれ青葉とトゥアールがおり、こちらも同じく作業を行っていた。

 

 

『はぇ~。よく組織されてますねぇ~。』

 

『と言ってもノリと勢いだけなので。もっと言えば共戦ネットの方が、無駄な情報処理をしなくて済むと思う。』

 

『まぁまぁそう言わずに。こういうのは雰囲気が大切ですから。』

 

『青葉の言う通り。何事もモチベーションは重要だからね。』

 

 

 アイラの指摘を受け流した月光は、ネギ・小太郎に猛攻を加えるヘルマンからスライム娘達が作った3つの水牢の内、中央の最も大きいものに視線を移す。

 そこにはネギパメンバーの和美・のどか・夕映・木乃香・菲そして先程捕まったカモが閉じ込められていた。だが、ただジッとしているような彼女達ではなく、ヘルマン側の警戒が緩んでいる事を利用して水牢から自力での脱出を試みようとしてる様で円陣を組んでいた。

 

 そんな彼女達を見て水牢中での呼吸ついて考察をしていると、客席の方から大きく鈍い衝撃音が響く。正体を明かしたヘルマンへの、我を忘れ魔力の暴走状態にあるネギの一撃によるものだった。蓄積されていくデータ量が跳ね上がるが想定通りで、打ち上げられたヘルマンに対する激しい追撃もしっかりと観察する。一時的な、それも制御しきれていない膨大な魔力ではあるが、ネギが持つ潜在能力が垣間見える貴重なデータだった。

 

 

 

 

 

 その後、隙を突いたネギパメンバーの脱出と、正気を取り戻したネギと小太郎の連携により、ヘルマン達は遂に撃退される。ネギと魔界へと帰りつつあるヘルマンだったが、彼らを尻目にGearsの面々が行動を起こす。月光らにとってここからが肝心な場面であった。

 

 

『"封魔の瓶"の位置、確認。スピカが最も近い。』

 

≪各員に目標の位置を伝達する。LC2、貴隊が最寄りである。回収に向かわれたし。他の隊はプランBに備えよ。≫

 

 

 場の注意が逸れているうちに未だステージの隅に放置された"封魔の瓶"に対し作戦は山場を迎える。

 待機位置から目標まで思いの外、距離があったようで、"封魔の瓶"をスピカが手にした時にはヘルマンは魔界へと去り彼の残した高笑いも聞こえなくなっていた。

 ネギ達の注意が逸れる前に急いでその場を離れようとするスピカだったが、

 

 

「あっ、ネギせんせー!瓶がー!」

 

 

客席を何列か超えたぐらいでのどかに見つかってしまう。

 

 

≪ニャニャ!!?発見されたニャ!≫

 

≪全員プランBにシフト!退散するぞー!≫

 

 

「何あれ?」「なんやけったいやな~」「彼らの仲間でしょうか?」等、ネギパメンバーの多くが話していたが、すぐに行動を起こす者もいる。

 

 

「小太郎君、まだ動ける?」

 

「捕まえるんやろ?あんなんやったらヨユーや!」

 

「夕凪の代わりになる物があれば、手足のような物を切り落とせるのですが・・・。」

 

 

 ネギ達の行動は意外にも遅かった。不慣れな人型仔月光形態で更にコートを着ているスピカの逃げ足はあまり速くない事に加え、戦闘の疲労等もあってか急がなくてもいいと判断したらしい。とは言って、逃げ切れる雰囲気ではなく月光らは対応策であるプランBへ移行する。

 このプランBは発見された際の撹乱・逃走用の作戦で、全員の装備もこれに合わせられていた。特に月光はカーゴスペースの各種グレネード、左側のグレネードランチャー型自作RWSには発煙弾6発を装填、右側のM2 RWSはPF(プラットフォーム)ごと新開発の"増設ワイヤーアームPF"に換装し、これらのPF両端には念のために持って来た発煙弾の予備弾がポーチに詰められて取り付けられていた。

 

 

『無線通信終了!RWSセーフティ解除!』

 

『やっぱり無線は不要だと思う。あ、増設のワイヤーアームは私が操作するので。』

 

 

 呆れ気味のアイラは増設ワイヤーアームでカーゴスペースからスモークグレネードを取り出して投擲する。

手筈では"封魔の瓶"を確保したサポーター以外は撤退の支援をする事になっており、搭載能力の低い青葉とトゥアールはそれぞれ索敵と目標回収機の収容を担当する予定であった。天候も回復してしまい荒天に乗じての逃走はできなくなってしまったが、それでも装備と地形を活用すれば十分に撒けると踏んでいた。

 

 

『グレランは3発ずつ使っていこうかな。狙いはどうしよう。』

 

『ベナト君はステージに残ってる子達の近くにスモークを投げるニャ。私はスピカちゃんとネギ君達の間ニャね。』

 

『なんでもいいから早くするニャ!うううう、慣れてニャいから動きづらいニャ!』

 

『うーん、じゃあスピカの手前辺りでいいかなぁ。』

 

 

 ネギ・小太郎と手頃な長さの鉄パイプを持った刹那が少し遅れてスピカに迫った時、双方の間にアルビレオとその随伴機のスモークグレネードが転がってくる。初めは何かと思っていたネギ達だったが噴出する白い煙で煙幕だと理解した。その直後に彼らとステージにいるメンバーの間にもベナトナシュやアイラのスモークグレネードが転がり込み、ネギ達は勢い良く出る煙に包まれると軽い混乱状態に陥る。

 

 

「ゲホッ何やこれ!?煙幕か?」

 

「くっ、他に仲間が?闇討ちがあるかもしれないので、気を付けて下さい。」

 

「ネギー!大丈夫ー?」

 

「はい、大丈夫です!今、魔法で煙を・・・。は・・・はっくしゅん!!!」

 

 

 魔法を使おうとしたネギだったが煙幕で鼻を刺激されたのか、魔法より先に出た魔力を伴うくしゃみで彼らを覆っていた煙はほとんどが吹き飛ばされる。なお、隣りにいた小太郎と刹那は至近距離からこれをモロに喰らい下着姿になってしまっていた。

 

 

『ムムム、スモークを使えばネギ君のくしゃみを誘発させれそうですね。しかし小太郎君、いい体してますよ~。うぇへへへ~。』

 

『はいはい、くしゃみについての考察はありがたいけど、さっさと回収地点に向かって。ほら行った行った。それとリトルチェイサーの皆は引き続き現在地で待機。後で回収しに行くから。』

 

『グレネードは全て投げても良いかニャ?』

 

『大丈夫。渡したのは全部ナノマテリアル製なので。』

 

 

 指示を出し終えた月光は撃ちそびれていたグレネードランチャーを発射するも、客席外縁まで逃げたスピカより手前を狙った2発はそれぞれバラけてしまい、スピカの直ぐ側とそれよりも奥に煙幕が展開されてしまう。どうもこれまでの機動でグレネードランチャーの固定が緩み、FCSと実際の照準にズレが発生してしまっているようだった。

 

 

『やっぱり即席武器っていうのは駄目だねぇ。』

 

『でも見晴らしの良い広場をカバーできたので。結果オーライ。』

 

『そんじゃまぁ、第2射はちょい右かな。発射!』

 

『月光さん!ネギ先生は空から捜索するようですよ!』

 

 

 服が脱げた小太郎と刹那にペコペコ謝りながら杖に跨るネギ。しかし数mスピカの後を追うように上昇した所で、またしても大きくバラけてしまったグレネードランチャー第2射の内の1発が運悪く直撃してしまう。

 大した怪我は無いようだったが上空で煙幕に再び包まれてしまい慌てて着陸した事で、図らずもスピカが林に到着するまでの時間稼ぎに成功するのだった。

 

 増設ワイヤーアームでスモークグレネードを投げるアイラだったが飛距離が足らず、ネギパーティーより手前に落ちて無意味な所で煙幕が展開される。どうやっても届かないと判断したアイラは残るスモークグレネードを青葉に渡し、空中から投下してもらう作戦に切り替えた。

 そんなこんなでネギパーティーを足止めしていると、トゥアールはスピカと"封魔の瓶"を回収し、空を行く青葉と共に予め指定していた撤収地点へと一足先に向かい始める。これに続いて月光とアイラも分散しているベナトナシュ・アルビレオ、そして各自の随伴機の収容を済ませると撤収地点へと引き上げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネギ、あんたホントに大丈夫?」

 

「少し痛かったです。けどマスターや茶々丸さんとの手合わせに比べたらなんて事ありません。」

 

「しかしネギ先生、良かったのですか?あの瓶を取り返さなくて。」

 

「はい、今の状態では深追いはとても危険ですし、このまま皆さんを置いては行けませんから。」

 

「おっさんの雇い主の手下とか、そんなんやったらまだどっかにおるかもしれん。とにかく千鶴姉ちゃんを部屋に連れて行かんとな。」

 

「そうそう、小太郎君。その後で一緒に来て欲しい所があるんだけど・・・。」

 

「あー。報告せなアカンのやろ?俺の脱走の件もあるししゃーないなー。」

 

 

 何故か銀色の砂の様な物が所々に積もった会場の後片付けを済ませたネギ達は、全裸にタオルケットだけのネギパメンバーを含む生徒を連れて一旦寮に帰ることになった。会場から歩き出した所でネギの肩に戻ってきたカモはある物を持って来て、小太郎に気遣われている一般人の千鶴に聞こえないよう小声で話す。

 

 

「兄貴、ちょっとこいつを見てくれい。」

 

「さっきの煙の発生源?あれ、何か書いてある。"Gears-M18 SMOKE WHITE"?」

 

 

 カモがネギに渡した物は会場の後片付けの際に銀砂(不活性化ナノマテリアル)の中で唯一残っていたスモークグレネードだった。リトルチェイサー達が投げた物は全てナノマテリアル製で間違いなかったが、アイラが投げたのだけは、実は非ナノマテリアル製だったのだ。軍事関連は明るくないものの、ネギの持つスモークグレネードを観察していた夕映が意見を述べる。

 

 

「軍隊で使われている発煙手榴弾、スモークグレネードだと思います。これは手で投げる物なのでネギ先生に直撃したのは恐らく別の物かと。」

 

「煙幕に応用できる魔法はいくらかあるし、魔法薬を使えば誰でも使えるはず。」

 

「兄貴の言う通り、煙幕を張るってぇのは簡単な部類のはずだぜ。それすら使ってないとなると、こりゃ相手は魔法が扱えねんじゃねーか?」

 

 

 「呪いを掛けられてる今のエヴァンジェリンとは違うかもしれんが。」と身近な人物を挙げるカモ。以前エヴァンジェリンが起こした事件の際にも学園結界によって魔法が封じられながらも、一時は魔法薬を使ってネギに対抗していた。この魔法薬を入れる物は薬が必要に応じて作用するなら何でも良くて、試験管やフラスコの他に綺麗に洗った空き缶なんかも使え、作りやすい・扱いやすいという事以外に一般人に気付かれにくいという利点もあったりする。

 裏、魔法に関わる者であれば一般人からでも分かるような痕跡を残してしまう科学の産物を使うのは、何か余程の理由があってのことだとカモは踏んでいた。

 

 

「ま、今日の事はその辺りに詳しい奴等に任せちまえばいいだろよ。この銀色の砂にしてもな。」

 

「これ、綺麗だけどホントに何かしらね?砂金ならぬ砂銀?」

 

「お金になるアルか?」

 

「砂金で億万長者って聞いたことがないし、そもそも本物の銀かすら怪しいからどうだろうね~。」

 

 

 ネギパメンバーがそれぞれ不活性化ナノマテリアルを入れた瓶を回し見しながらその正体を推察する。超は学園側に足が付く心配は無いとしてナノマテリアル製の物品を使うことを勧めており、弾薬・消耗品のほぼ全てがこれに置き換わっていた。実際、学園側とネギパーティーが銀の砂の正体を知るのはもうしばらく先の事であった。

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、会場から200m程に位置するGears撤収地点。

 

 

『よし全員揃ったね。追手も無いみたいだし後は帰るだけ、と。』

 

『トゥアール、瓶をこっちの箱へ。』

 

 

 殿を務めた月光がこの場に到着しGears全員の合流を確認する。トゥアールのカーゴスペースに収容されていた"封魔の瓶"は、青葉の着陸スペースを除き荷台と化したIRVING後部上面の一部、スポンジが詰めて固定された小箱へ丁重に収められた。ネギパーティーの追跡が無い事を改めて確認すると、ようやくといった具合に面々は一息つく。

 瓶を奪取する大役をこなしたスピカも、コートを片付けると行きと同じ様に手摺りで待機姿勢を取り、安心した様子だったが一つ気掛かりな事があり、アルビレオに話しかける。

 

 

『封魔の瓶、ネギ君達にとって実はそんなに重要じゃニャかったり?』

 

『うーん、黒幕を聞き出す貴重な情報源のはずニャ。もしかしたらさっきの戦闘が響いているかも知れないニャ』

 

『何はともあれ追ってこないなら好都合だよ。迎撃手段は無いし、スモークも通用するとは限らないし。』

 

『いつでも手軽に無力化できる方法を用意しておく必要がありますかぁ。トゥアールー、何か案はありませんかー?』

 

『ん~そうですね~。手っ取り早いのは強制転送システムですが、それ以外ですと気絶させるか眠らせるか、でしょうか?』

 

『M作戦向けの非殺傷装備の候補から幾つか使えるのがありそうかな。』

 

 

 作戦は成功。無事に瓶を確保し残るは拠点への帰還という時、全員気が抜け半分ほどがデータベースを漁る等でリラックスムードだった為に、センサーとレーダーが拾うある反応に誰も気付かずにいた。




M18発煙手榴弾にホワイトカラーは無いようですが、何故でしょうね?







・Gears-M18 SMOKE WHITE
 アメリカ軍AN-M18をベースにした開発した発煙手榴弾。
煙幕の出始めを重視しており発煙開始からの瞬間的な噴出量と範囲は同じスモークグレネードの中でも特出している。発煙の持続時間とその噴出量はオリジナルより減っており、煙の安全性は高く保たれている。


・増設ワイヤーアームPF
 補助装備。20mの長さを確保したワイヤーアームで構造は標準装備されているものと同じ。




それでは皆さん良いお年を!

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