東方愚者伝~対話と天秤と油~   作:寄り道峠

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え~と、紅魔郷の前に一章、二章間の短編です。会話中の改行は時間経過と認識してください。後なんだかトイツキ君の敬語が女性っぽいです。男の子ですよ~


間章 一章~二章
烏天狗の取材


SideT

こちらに来てから数週間たったある日。寺子屋の仕事を終えた後、帰路に着いていると。

 

???「すいません、少々時間をいただけますか?」

 

なんとも活発そうな少女に声をかけられた。

カッターシャツ?のような服装にスカート。頭にちょこんと乗っている何かは慧音さんにもあった気がするが落ちないのだろうか?

 

T「どちらさまで?」

文「おっと、これは失礼。私、幻想郷で文々。新聞という新聞屋を営んでおります、射命丸 文と申します」

T「ああ、あの。博麗神社にあるのを読みましたよ」

文「おお、それはありがとうございます。ところで本日は人里噂の人、トイツキ ノゾムさんに取材をと思いまして。よろしいでしょうか?」

 

少し空を見上げる。まだ、日暮れには時間はある。せっかく、原作キャラに会えたのなら仲良くなっていた方がいいかもしれない。

 

T「いいですよ」

文「ありがとうございます。では、長くなりそうなのでそこのお茶屋さんで、」

 

さて、どんな話が来るか……

 

文「ではまず、ノゾムさんは寺子屋の教師さんでしたよね? どんな経緯で教師になったのか、教えて頂けますか?」

T「そうですね。あの時は職に困っていて………

 

文「なぜ教師だったのですか? こう言っては何ですがあの寺子屋は給料がいいとは思えませんが」

T「うう~ん、教師になることが目標みたいなものでしたから、他の選択肢が見えていなかったのかもしれません」

文「では、やめる可能性も?」

T「いや、それはないですよ。教師になるのが目的といったでしょう? それに………

 

文「ふむふむ。では、上白沢さんとの関係は良好なのでしょうか? 二人きりの経営ですからね」

T「仲は良いつもりですよ。少なくとも険悪ではないです」

文「ほうほう、人里の一部ではようやく上白沢先生にも春が、という声もありますが、そちらの方はどうでしょう?」

T「なんですか、その根も葉もない噂は。いいですか。私と上白沢さんが出会ったのは数週間前で…………

 

文「むう……これは脈なしでしょうか? では、ノゾムさんは外来人でよろしかったでしょうか?」

T「さっき言った通り外来人ですよ」

文「では、向こうの話でも聞きましょうかね? 仲のいい女性などいませんでしたか?」

T「いませんでしたよ」

文「では、向こうでの…………

 

文「……どれもこれも記事にするにはイマイチですね。そういえば、生徒さんには変わった子などはいませんでしたか? 上白沢さんに聞いてもみんないい子で答えにならないんですよ」

T「いや、そんな子は……あれ? でもあの子はたしか……ああ、いましたよ。射命丸さん。一人。あなたの記事に書いてほしい子が」

文「あやや!! それは、どんな子ですか!!?」

T「まあ、名前は伏せますけど………

 

文「なるほど、ありがとうございます。次の新聞には載せますのでぜひ読んでください」

 

さすが、伝統の幻想ブン屋。その長さもさることながらあらゆる方面からの鋭い指摘と質問。あえて文句を言うなら、噂話を真実に変えたがる癖ぐらいだろうか。しかし、ある意味こっちに来てここまで個人情報を教えたのは初めてだった。

 

T「ああそうだ。せっかくだし定期購読したいのだけど」

文「本当ですか!? では、発行すればすぐお届けします!」

T「ありがとうございます」

 

大喜びで駆けていく文さん。あれ? 仮屋の場所教えたっけ? まあ、一応楽しみにしておこう。

 

 

数日後

 

文「こちら、本日の新聞です。では!」

 

新聞を渡して走り去る文さん。やっぱり人里では飛ばないのか。まあ、そんなことはどうでもいい。

 

T「本日の文々。新聞をもらったぞ。つーか金はとらないのな」

 

ヒメガミに見せる。

 

H「いや、なんで買ってるんだよ」

T「いや暇だったし。面白そうじゃん?」

H「そうか…」

 

興味がない様子。まあいいか。じゃあ、とりあえず、

 

T『嘘はないだろうな?』

『もちろんですとも!!』

どうだか……

 




意外と早かった文さんの登場です。私個人では文さんとの接触は早めにするつもりでした。彼女は耳も早いと思うので。新聞の内容は想像にお任せして、途中で出た新聞に載せたい子のことは適当に覚えておいてください。もっと先の話ですので。
次回は私の問題回です。やらかした~
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