二人が斬る!!   作:ビルゴンズ

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話しを斬る!!

「うっ…ここは?」

目を覚ました俺=大栄洋太の前には見知らぬ天井が……いや天井かどうかもわからない。なぜなら

「全部真っ白だな」

そう。見渡す限りの白、果てしなく続く白。そこに俺はいる。

「………………………」

……………っていやいやいや落ち着けるか!ここどこ?俺は知らんぞ?

「そうか夢か!夢だ夢。もう一回寝たら見知った天井になるだろうよ」

「やっと起きましたか」

「やっぱ夢だな。彼女いない歴=年齢の俺の前には知らない女性がいる訳がないしな」

「いやいやいやいますよーあなたの目の前にいるんですよー」

ガン無視!!

「………………………ひぐっ……えぐ………」

あーもーめんどくせーな

「誰だあんた。そしてここはどこだ?」

「よくぞ聞いてくれました!!ここは現世と冥界の間の世界ですそして私の名前は神です」

「切り替え早!!!!そして厨二くせー」

俺の言葉に涙目になりながら、

「厨二くさくありません!!本物の神ですよ!!」

と言ってくることに、ちょっと可愛いと思ってしまったのは俺もまだまだ未熟だ。

「なんか証拠を見せてみろよ。本物かどうかはそれからだ」

「次に貴方は「まっ、どうせ夢だからな」と言う」

「まっ、どうせ夢だからな………何?」

今なんて言った?

「次に貴方は「何故分かった?」と言う」

「何故分かった?………こいつは」

おいおいまじかよ……

「「俺の心が読めるのか?」ですね」

やっぱりな。

「はい。人間界では読心術と言うのでしょう?まあ私の場合は本当に心を読んでいるのですが」

「それってプライバシーの侵害じゃねーのか?」

俺の質問に神は首を横に振る。

「いえいえそんな無粋な真似はしませんよ。あくまで私が神であることを証明しただけですよ」

「あっそ」

読心術は鍛えればある程度使える技だが、今回はそんなの比じゃないし、ここで否定すると話が進まなさそうだから信じてやるか。

「分かった信じよう。お前は神様なんだな。ならここに呼んだ要件をいえ」

「急に信じましたね。少し怖いですが………まあいいでしょう。要件を言いますね」

そう言うとポケット(あるんだ)から一枚の紙を取り出した。

「えっと………ご当選おめでとうございます。貴方達は神々の抽選で見事当選いたしました。貴方達には、

「アカメが斬る」の世界に行ってもらいます。内容は「badendをhappyendに変えろ」だそうです。

特典は三つ。ここまでよろしいでしょうか?」

おいおい。神様達理不尽過ぎるだろ。普通転生の物語って死んだらとかじゃないの?それにしても……

「貴方達?俺以外にもいるのか?」

「はい。もう1人いらっしゃいます」

「ふーん。あっ、ついでに特典も言うわ。①仮面ライダー全員になれる②鍛えれば鍛えるほど身体能力の向上

③ジャンプの力 これくらいだろ」

俺の要求に不思議そうに眺める神。

「不思議な方々ですね。こう……なんと言いますか……欲が少ないような?」

「そうか?結構なチートだと思うがな」

まっ、それに俺は手の届く範囲が守れればそれでいいからな。

「分かりました。それではこれがもう一人の特典です。

①武器を作る能力②鍛えれば鍛えるほど身体能力の向上③1日一回五分だけ自分の力が三倍になる。

持っていくもの……人間以外の行動を予測する目。 以上ですね」

「そいつの名前は?」

「えーっと、名前は星野高親さん」

もしかしてタカチンか?

「貴方とは高校が一緒だったようですね。知り合いですか?」

懐かしい思い出だ。あいつとは結構気が合うんだよな。昔は二人で転生するとか言ってたっけ。

「まあ今はいいや。それより持っていくものって何だ?俺も持っていけるのか?」

「はい。一つだけなら持っていけますよ?」

うーん……………ならば、

「視線を引きつける能力の目が欲しいな。囮とかに使えるし」

「分かりました。では加えておきますね……………よし!あとは何か質問などはありますか?」

「俺達は自分の世界から消されたのか?」

「いえいえ。ご家族の皆様には「遠くへ出かけた」と記憶を書き換えたのでご安心を」

「んじゃ特に無し」

まあ心残りはない…………ことはないけどなんとかなるだろ。

「それではお送りしますね」

にしても、どんな送り方なんだろうか。やっぱり神様らしく転送とかか?

「では行ってらっしゃい」

はい?突然の浮遊感が足元から………地面が……ない!!!!

「いやぁぁぁあああああああああ」

 

 

 

 

 

 

「……ぁぁぁあああああああああ!!」

「うぉぉぉぉおおおおおおおおお!!」

あの後、穴から落とされた俺……いや俺達は絶賛空中遊泳をしていた。

「ヤバイってこれ!!死ぬ!マジで死ぬ!!」

「右に同じくだくそったれ!!このままじゃ何も始まらないままゲームオーバーだ!!!!」

落ち着け俺落ち着け俺落ち着け俺落ち着け俺落ち着け俺…そうだ!!

俺は腰にウィザードライバーを出し黄色い指輪をかざす。

〈グラビティ………プリーズ〉

途端に襲った重力に堪えながらもギリギリの所でゆっくりと降下し始める俺と……

「久しぶりだ。まさかお前が相棒だとはな。タカチン」

「その呼び方やめてくれ。恥ずかしい。大栄」

「了解。じゃあタカでいく。昔は二人で転生してアカメが斬るのキャラを助けるとか言ってたな」

「ああ。それが現実になるとは思ってなかったよ」

俺とタカは少しの談笑の後本題に繰り出した。

「さてと。タカ、神から内容は聞いたか?」

「ああ。確かbadendをhappyendにしろとかどうとか」

「そうだ。となると最初のbadendは………」

「「イエヤスとサヨの死」」

そう、主人公のタツミはこれのおかげでナイトレイドに入ったわけだか、

「だけど、この死がなければタツミはナイトレイドに入らないんだよな。どうする?」

タカの言うこともごもっともだ……だか一応策はあるんだ。

「それについては俺に任せてくれ。だから俺はイエヤスとサヨを見つけ出し共に行動。タカはタツミを探し原作通りに動いてくれ」

「おう!!ならそろそろ「ピリリリリリリリリッ」何だ?」

携帯の着信音が鳴る。見ると俺のポケットにガラケー?が入っていた。開くとそこには「神」と言う文字が

恐る恐る電話に出るとテンションの高い奴がいた。

『いつもニコニコあなたn』ピッ

あっ、無意識に切ってしまった。

「何て?」

タカが聞いてくるが何も聞いてないのでわからない。まあいいか。

『良くありません!!何で切るんですか!!』

「うるさかったから」

『酷い!!酷すぎます!!私は「「いいから早く要件を言え!!」」酷い!』

神はブツブツ言いながら要件を言い始めた。つーか念話できるなら初めからそうしろよ。

『要件は二つです。一つ目はタツミ達が山賊に襲われる時間です。それは明日の夜。それ以外は自分で探してください。二つ目は戦闘慣れしてない二人にプレゼントです。』

ん?なんか雑魚をくれるのか?

『貴方達には今からこの方を倒してもらいます。頑張ってくださいね!』

言葉と共に念話が切れる。するとそこには聞いたことのない叫び声が、周囲に響き渡る。

恐る恐る振り返ると、そこには見たことのあるモンスター……骨の状態だったが……

「デデデデデデスタグールゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウ!!」

俺達……生きてるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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