ソードアート・オンライン ~名も無き冒険者達の追憶~ 作:天地春太郎
何の説明も無くいきなり戦闘から始まり
SAO用語とオリジナルスキルぶっぱなしますが最後まで読んでやってください
最後まで読むのがだるくなった方はあとがきがネタバレぶっぱでお贈りいたしますのであとがきだけでも読んでくださるとどの様な話かは分かります(笑)
一節 ~プロローグ~
-2023年4月中旬-
短剣の刃が空中に白い軌跡を描き、ドッ、という音を鳴らして
1羽の鷲≪ロックイーグル≫の胸に突き刺さった。
胸に短剣の突き刺さった鷲は空中でバランスを崩して、落下し始める。
俺は落下が予測される地点へ駆け出していた。
短剣が刺さったにも関わらずその鷲のHPバーはギリギリなくなっていなかった。
《ロックイーグル》は空中で体制を立て直して、飛び去ろうとする。
が、限りなく地上に近づいたそこは既に俺の攻撃可能範囲だ。
「……っ!」
俺は右手に持ったロングソードを体の左から右へ横一閃に薙いだ。
するとガラスが砕けたような音と共に、その鷲はポリゴンの欠片となって四散した。
ポリゴンの欠片となった鷲から落ちた短剣を回収。
視界に広がるリザルトウィンドウから目当てのアイテムがあった事を確認して、
そろった…
心の中で呟きながら街の方に向けて歩きだした。
この世界‐≪ソードアート・オンライン≫‐が始まってもう5ヶ月になる。
第1層の攻略に1ヶ月を要するも、以降破竹の勢いで攻略が進められて、現在の最前線は25層、つい先日街開きが行われたばかりだ。
俺は普段、ソロで最前線付近にいるのだが、今いるのは第8層の《主街区》から少し離れたフィールドだ。
林を半径300メートルほど切り開いた広場の真ん中に半径100メートル、高さ5メートルほどの岩山があるエリアだ。
何故こんな所にいるかというと、早い話が金稼ぎの為だ。
先ほどの
そして、先ほどの一体で《岩の羽毛》が目標の数に達した俺は帰路について、8層の《主街区:フリーベン》に向かっていた。
その帰り道の途中
「クォォォォォ!!」
唐突にこの層では聞いたことの無い獣の鳴き声が響き渡った。
先ほど俺が《ロックイーグル》を狩っていたエリアの方からだ。
もと来た道を振り返り、先ほどの鳴き声が気にかかった俺は。《隠蔽スキル》を使用し、広場に出る前の林辺りまで戻って身を隠しつつ岩山エリアの様子を伺った。
…何だあのMobは…?
岩山の頂上に今まで見たことも無い、大型の人型MobがPOPしていた。
そのMobはあたりを見回すと何かを発見したように移動し始めた。
一瞬見つかったかと思い焦ったが、移動先がこちらでは無いことに気づき、様子を見る。
こちら側に移動してきたので、索敵範囲外だったMobがギリギリ索敵範囲に入った。
様子を見ていたMobにフォーカスが合い、続いてMobの最低限のデータが表示され、驚愕した。
人型ではあるが背中には翼を携え、頭は鷲のそれ、右手に片手長剣、左手には丸盾を装備した鳥人間だった。
表示されたMobの名前は《Rockeagle_Knight》。
しかし驚愕したのは、その姿ではなく、そのMobの強さを示すカーソルの色である、なんと少し濃い赤。
主戦場を最前線付近とする俺から見てカーソルが赤より濃い色になるMobがこの8層に生息するなんて思いもしなかった。
レアPOPの類のMobか…
1層の《森の秘薬》クエの目標Mobである《花つき》の《リトルネペント》のようなMob同様特定のMobを倒し続けているとPOP率があがるなど特殊な条件をもったMobを
現在それなりの数のレアPOPMobは確認されているが特に危険なMobに関しては、そのMobについての詳細な情報が情報屋の攻略本に載っている。はず、なのだが。
どう考えてもこの《ロックイーグル・ナイト》は8層に出現するMobとしては危険である、にも関わらずこのMobについての情報は情報屋の配布する《攻略本》の最新版にも載っていなかった。
まさか、条件付のレアPOPMobで・・・初沸き(はつわき)か?
レアPOPMobの中には特定条件を満たさないとPOPしないものが幾つか存在する。
とあるフィールドではMobが極端に少ないエリアに、POTの使用がトリガーで沸くレアPOPMobが存在するらしく、Mobが少ないエリアまで逃げてPOTを使用したプレイヤーが被害にあったという話を聞いたこともある。そのMobの叫び声が"アイテムなぞ使ってんじゃねー"と聞こえるとか。
話はそれたが、この《ロックイーグル・ナイト》も何らかの条件をトリガーとしてPOPするMobであると判断した。
そして、
やっぱりさっきの《ロックイーグル》だろうな、POPトリガーは・・・
その条件はおそらく、つい先ほどまで俺の狩っていた《ロックイーグル》にあると考えた。
8層にこんなMobを放置しておいては新手の《MPK》になりかねないとも考えた俺は、すぐさま、たった二人しかいないフレンドリストから情報屋にメッセージを送る。
内容は現在8層にいる低レベルプレイヤーにこの場所に近づかないように警告する情報を広めてくれというものと、《攻略組》プレイヤーへの討伐依頼だ。
ついでに緊急依頼ゆえ依頼料金は言い値でいいとも添えた。
情報屋経由でMobの情報が渡り《攻略組》プレイヤーが駆けつけてくれれば事態は無事に収束して行くと考えた。・・・最後の一文のせいで俺のサイフは無事にはすみそうも無いが・・・。
メッセージを打ちながら、俺はせめて厄介なMobをPOPさせてしまった責任としてここを低レベルプレイヤーが通らないか見張っておこうと広場に視線を戻して。
・・・・・・っ!!?
今まで自分の行動の全てを後悔した。
あのMob《ロックイーグル・ナイト》がPOPした地点で、いや、あのMobが移動し始めた地点で真っ先に近くにプレイヤーが居ないか確認しなければならなかったと。
《ロックイーグル・ナイト》が向かう先、おそらく見たことも無い大型の人型Mobを目の前に恐怖でへたり込んでしまったのであろう少女の姿があった。
その姿を確認するや否や、俺は身を隠していた木から駆け出していた。
しかし、俺が《ロックイーグル・ナイト》と少女の間に割って入るよりも、《ロックイーグル・ナイト》が少女を攻撃範囲に捕らえる方が早いのは明確だった。
俺は走りながら先ほど書きかけたメッセージを閉じ、アイテムストレージを開いた。
投擲武器スローイングダガーを左手にとり、すぐさま《投剣スキル》《シングルシュート》のモーションに入った。
ダガーが光を帯びて、システムアシストにしたがって体が動き出す。
途中俺は、タイミングを計りつつ、開いたままのウィンドウに目をやった。
ダガーが手から離れる直前、俺は自由の利く右手でメニューにある《クイックチェンジ》のアイコンを選択。
すると、今まさに手から離れる直前だったダガーが消え、代わりに短剣が装備状態で現れる。
アシストにしたがって《シングルシュート》の投擲モーションに入っていた俺は、
そのまま短剣を通常の《投擲》ではあり得ない速さで投げつける。
システム外スキル《
放たれた短剣は、《ロックイーグル・ナイト》に的中し、
距離を詰めながら、左腰に下げていたロングソードを抜き《片手剣》突進技《ソニックリープ》発動させる。
「・・・・・ッ!」
剣が黄緑色の光に包まれ、システムアシストによって敏捷度パラメータを超えた速度で《ロックイーグル・ナイト》との距離を詰める、ここでまた開いたままにしておいたメニューの《クイックチェンジ》を'二回'選択する。
一度目の《クイックチェンジ》でストレージから短剣が左手に装備されて、装備異常状態になり強制的に《ソニックリープ》が中断される。
システム外スキル《
ただし、発動させるタイミングが少しばかり難しい。
さらに二度目の《クイックチェンジ》ですぐさま短剣をストレージに戻し、《ソニックリープ》の移動でロングソードでの攻撃範囲まで詰めた俺は、再び《片手剣》ソードスキル《ホリゾンタル》を発動させる。
《
青い閃光が横一閃に輝き《ホリゾンタル》がヒットした。
「クォァァァ!」
2連続の奇襲攻撃によって《ロックイーグル・ナイト》に《
わざわざ急接近のために《ソニックリープ》を発動させ、それをキャンセルし《ホリゾンタル》に切り替えた理由は、単純に《ホリゾンタル》の方がスキル後の硬直が短いからだ。
自分の硬直を出来る限り削り《ロックイーグル・ナイト》に最大限の《
すると横合いから
「きゅるぅ!」
と青い小竜が少女に立ちふさがるように姿を表した。
なんだ・・・こいつ?
疑問に思ったが特に害は無い様なので彼女のHPバーを確認する。
ダメージは受けていない
「あ・・・え・・・?」
少女は瞳に涙を溜め、何が起きたかわからないという風でこちらを見ている。
安否だけ確認した俺は彼女を背に隠し《ロックイーグル・ナイト》に向き直る。
さて・・・どうする・・・!?
背にした少女を助けなければという一心で突っ込んで来たはいいが
このMobとの戦闘自体はノープランだった俺は今更ながら焦っていた。
っ当然だけど、待ってくれるわけ無いよな!
硬直の解けた《ロックイーグル・ナイト》はこちらに向き直り
「クァオォォォ!」
右手の長剣を振り下ろして来た。
俺はロングソードを頭上に構えて受けた。
剣と剣が交差して ギィン! という音が上がり、
「きゃぁぁ!」
「・・・・ック!」
後ろの少女が悲鳴をあげた。
POPしてからの移動と先ほど剣の振りから鳥型のMobにしては敏捷度が低い様で、避けられない速度では無かった。
しかし、縦振りの類の攻撃を回避すると剣自体は届かないにしても、振り下ろされた剣が地を叩く衝撃から背にしている少女にダメージが及ぶと判断した俺は防御を選択した。
・・・重い・・・!!
と思いながらも防御を選択して正解だと感じていた。
このMobの敏捷度や俺の攻撃で減ったHPの総量はそのレベルから考えると明らかに低かった、その理由がおそらくこの筋力パラメータだろう。
今の再前線のフィールドボスクラスはあろうこの筋力パラメータの攻撃をかわせば、
間違いなく後ろの少女にスプラッシュ・ダメージが及ぶ。
彼女のレベルはわからないが、今受けたこの一撃は、下手を打つと一撃で危険域まで行きかねないほどの、力を秘めている様に思う。
《ロックイーグル・ナイト》はすぐさま剣を振り上げて、二撃目のモーションに入る
「・・・っぬぅ・・・!」
「・・・いや・・・いや・・・」
背中の少女は俯いて頭を抱えてしまっている。
ギシィ! ガギィ!と、剣と体が軋む音が聞こえてくる様だった。
俺はある一撃を待ちながら、《ロックイーグル・ナイト》の攻撃を受け続けた。
何撃目になるのか《ロックイーグル・ナイト》攻撃を繰り出すモーション見て、
来た!!
心の中で、"この瞬間を待っていたんだ!"と叫びつつ精一杯身を屈めて一歩前に出る。
次の瞬間、俺の頭上を横薙ぎの一撃が ブゥン!!と音を立てて過ぎ去った。
俺は、この横に薙ぐ一撃を待ち、剣を受け続けていたのだ。
回避しても空を切る横薙ぎの一撃ならば後ろの少女にスプラッシュ・ダメージが及ぶ心配が無いからだ。
懐に入った俺はそのまま垂直軌道で下から上に薙ぐソードスキル《バーチカル》を繰り出す。
さらに《バーチカル》のモーションの最中、左手引き脇に構え《体術スキル》《閃打》のモーションに入る。
続けて《バーチカル》を出し切った直後、《閃打》を打ちながら右手のロングソードをわざと落としメニューの《クイックチェンジ》を選択。
《閃打》を打ち込み、最後に《クイックチェンジ》で右手に装備した短剣のソードスキル
単発突き技《ライトスラスト》を発動した。
システム外スキル《
スキル終了後の硬直を別のスキルモーションで上書きして、そのスキルを発動させるという荒業である。武器を切り替えて《
切り上げ、左正拳突き、短剣突きの三連続の攻撃スキルを叩き込み《ロックイーグル・ナイト》のHPを削り切ったと信じ、HPバーを凝視した。しかし、無常にも《ロックイーグル・ナイト》のHPバーの減少は、
ほぼ一ドット残し静止した。
・・・マジ・・・かよ・・・!?
《単発スキル》とは言えスキル発動後の硬直は戦闘中にはとてつもなく長いものに感じる。そんな硬直の中、次の手を一瞬で何種類も頭を過ぎらせる。
どうすれば被害を最小に抑えられる!?
時間が止まったように思考だけが加速していく中、背後から小さな決意を秘めた囁きが聞こえた。
「・・・ピナ!お願いっ・・・!」
振り返るとそこには腰に下げた短剣を抜き、強い意志の篭った瞳で《ロックイーグル・ナイト》を見据える少女がいた。
ダメだ!
と思った直後、彼女の周りを飛んでいた青い小竜が泡のブレスを吐き出し《ロックイーグル・ナイト》に《
加速した思考の中で何であの小竜が?という疑問を抱き。
すぐさま、あの小竜は彼女がテイムしているMobで、彼女が短剣を抜き戦闘態勢に入ったことでテイムMobのサポートスキルが発動したのだと理解した。
・・・ありがとう
心の中で彼女の勇気に感謝してスキルの硬直時間から回復した俺は突き出したままだった短剣をそのまま斜めに薙ぎ、《ロックーグル・ナイト》のHPを削り切った。
戦闘で使用した剣を回収して、座り込んでいる少女の前に立った。
彼女は先の《ロックイーグル・ナイト》がポリゴンの欠片となって四散した直後、腰を抜かしたように座り込んでしまった。
その少女はこちらを見上げて照れたように笑い。
「すみません、安心して腰を抜かしてしまいました。」
俺は精一杯自然に見えるよう微笑みながら手を差し出した。
「あ・・・助けてくれてありがとうございます、あたしシリカっていいます」
謝辞を受け取り彼女を引き起こして、半歩下がって返事を返そうとした。が
あぁ、俺は・・・
「あ・・・・あ・・・お・・え?」
喋り出そうとしてはじめて気づいた、声が出ない・・・。
いや喋るってどうやるんだっけ? と俺の中をあり得ない疑問が通り過ぎた。
考えてみれば俺は、ここ三ヶ月近く、ソロで活動していて誰とも会話していない。
いやだからと言って喋れなくなるか?この世界における何かのバグ?
混乱しだした俺に
「あ、あの・・・」
シリカと名乗った少し困った表情でこちらを見上げてきた。
その仕草は、今の俺にはさらに混乱を爆発させる材料となった。どうする?どうする!?俺!?混乱の果て思い至った返事の手段、それは。
俺はウィンドウを開きシリカという少女にインスタント・メッセージ書き出した。
その間少女は不思議そうな顔でこちらを見ている。
この距離でインスタント・メッセージを送るなんて思ってもみないだろう。
それに俺も同じ事をされたら、何をしているんだこいつは?と疑問に思うだろう。
しかし、混乱してわけがわからなくなった俺には彼女に意思を伝えるにはこの方法しかないと思っていた。
メッセージを書き終えすぐさま送信し、彼女に向き直る。
彼女は何かに気づいたようにウィンドウを開き、こちらを確認するように見つめて、「あの」といいかけた。
俺はすぐにどうぞ、というジェスチャーを送ってメッセージを確認するよう促した
おそらく、今俺が送信したメッセージが届いて、それを見ることの断りを入れようとしたのだろう。
「え?・・・えっと、大丈夫だと思います」
そのメッセージが俺からのものだと理解したらしくこちらに向かって頷いた。
内容は、「無事で何よりここから一人で帰れるか?」というものだ。
俺は返事を確認し、彼女に背を向け右手をあげ、別れの意思表示をする。正確にはしたつもり。
「あ・・・あの、ありがとうございました!」
その謝辞を背に俺は《主街区》に向けて歩き出した。
・・・走り出した。
先ほどシリカと名乗った少女から分かれて《フリーベン》の《転移門》を目指す間俺は激しくテンパっていた。
テンパリまくった俺はとりあえず誰かに連絡を取ろうとウィンドウを開き、メッセージを書こうとしたところ。先ほどの戦闘直前、情報屋に向けて書きかけていたメッセージが現れた。俺は何も考えずその内容を「今すぐ24層の《主街区》の広場まで来てくれ!」と書き換えて送った。
24層-主街区:広場
最前線が25層になって日が浅い今、この24層にはほとんど人通りが無い。
俺は広場の適当なベンチに腰掛け、落ち着きを取り戻した頭で現状を整理する。
まず何故俺は喋れなかったのか?これは三ヶ月の間ほぼ一切声を出さなかった弊害だという結論に達した。
よく考えたら俺はこの世界に来る前にも同じことを経験していたのだ。
大変恥ずかしい話だが部屋に篭ってゲームをやりまくり、久々に外に出て友人と会い会話をしようとしたとき声が出なかった。まさにその時と同じ症状だと思い至った訳だ。
そして次に、いくらテンパっていたとは言え、よりにもよって情報屋こと《鼠のアルゴ》に「会話してくれ」というメッセージを飛ばしてしまったことを今更ながら後悔していた。
五分雑談すると百コル分のネタを抜かれるという噂のあの《鼠》に会話してくれというのは情報を買うしタダで提供する!と言っているようなものでは無いのか・・・。
しかし同時に、この先この《ソードアート・オンライン》をクリアするまでこの先一度も誰とも会話しないなんて事はあり得ないし、これはもう情報とコルなんて棄てる意気で《鼠》にリハビリの手伝いをしてもらうしかないな、とも考えていた。
それにあの《鼠》は噂ほど悪い奴でもないしな・・・
「久しぶりに連絡よこしたと思っタラ、わけのわからない所まで呼び出しテ、
一体何の用ダ?」
《鼠》について思い返しているとその当人の懐かしの、語尾に鼻音が被さるコケティッシュな声が背後から聞こえた。俺は慎重に言葉を紡ぎながら振り返った
「・・・あァ・・い。や・・・チょッと・・な」
「・・・ずいぶんおかしな喋り方してるナ、どうかしたのカ?」
・・・っう・・・
なるべくなら事情は知られず自然と会話して俺の言語能力が回復してくれるのが理想だったが、
「・・・やっッパ・・り、オカシ、い・・・か」
「んウ?何言ってるのかわからんゾ?」
…ダメか…。
拉致があかないと判断した俺は先ほどあったことと何故アルゴを呼び出したのかをメッセージで説明した。
「にゃハハハハ!にゃハハ!にゃーハハハハ!っげほっごほ、っにゃハハハ!」
「・・・わライ・・すっぎだろ」
「いやぁ、こんなに笑らかしてもらったのハ、《キリえもん》以来だナー」
笑いをこらえながらアルゴはこんな質問をしてきた。
「でも一体なんだっテ、三ヶ月もソロってたんダイ、どこかのアホじゃあるまいしサ、ハル坊?」
「・・・ッ」
久しぶりに、本当に久しぶりに名前を呼ばれた気がした。
その名前が俺の物だと気づくのが一瞬遅れるほどに。
最後に名前を呼ばれたのはいつだっただろうか・・・・?
お読み下さりありがとうございました
このプロローグから回想に入るように本編に突入させる訳なのですが、如何でしたでしょうか?
さてまずは前書きに述べたとおりネタバレをぶっぱなします。
このプロローグ、一万字弱に渡ってお届けしたわけですが、内容は百字以内に収まります。
主人公が鳥人間を倒してシリカを助けた後アルゴと会話した。
はい以上です(笑)
それではあとがき本編をはじめていきましょうか。
まずは劇中に出てきたSAO用語やらオリジナル用語について
これについては多すぎて説明するのは・・・文字数制限・・・
しかもアニメでは放映されていない原作小説"はじまりの日"からの抜粋が多いので原作を読んでいない、なんなのこれ?となる方はとても多いかもしれませんが、筆者はこうとしかいえません原作8巻を購入、立ち読み、友人から借りるなどして"はじまりの日"を読んでみてください。
筆者個人的にもオススメのエピソードです、というかソードアート・オンライン原作全巻オススメです(笑)
では次に劇中に出たスキルについて触れて行きます。
といっても筆者が本編小説を読んでる時にあれとあれ組み合わせるとこうなるんじゃね?と言う妄想の塊な訳ですが。
特にプログレッシブの《クイックチェンジ》には筆者の妄想フルバーストでした(笑)
と言うかこの主人公はプログレッシブに出た《クイックチェンジ》が生み出したキャラといっても過言ではありません。
さて本題のスキルについてですが劇中ではクドくなると思って─ 劇中でも十分にクドイのですが ─省きましたが筆者の設定では色々あります。それをこのあとがきで述べてもいいのですが制限文字数をオーバーしそうなので劇中でちょくちょく補足するようにシステム外スキル三つについては詳しく語って行くことにします。させてください。
続いてキャラクターですが・・・すみません・・・オリキャラタグがあるにも関わらずこのプロローグオリキャラは主人公一人で原作から二人出場という開幕からオリキャラタグガセ展開です。
しかし!ちゃんと原作から二人を登場させたにはちゃんと意味があるのです!
それは・・・筆者が好きだから!!
・・・ほんとすいませんでした・・・でも可愛いですよねシリカ・・・なんかいいですよねアルゴネェサン
次回からはオリキャラばっかです・・・はずです!!
では最後に本編に登場したとあるセリフについてお気づきの読者のかたもいるかもしれませんがあえて本編より抜粋します。
"アイテムなぞ使ってんじゃねー!"
"この瞬間を待っていたんだ!"
以上の二つです。分からなかった方は是非ともググって見てください。実は筆者渾身のギャグだったりしてます。
長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます
それでは今回はこの辺でキーボードを置かせていただきます。