FAIRY TAIL~化猫の宿の双竜~   作:銀色の闇

35 / 47
おまたせしました!
コラボ最終話になります!
前回の感想文をいかして地の文多く書きます!


コラボ第8話《スライム最強伝説》

スラミィに強制的に勝負を止められて数分後、

俺と緑スライムはスラミィに怒られていた。

 

スラミィ「二人ともケンカはダメ!わかった?」

 

スラミィは俺たちに鋭い目つきで言い放つ。

あんなに可愛かったスラミィはとてつもなく怖かった。

俺たちは恐怖のあまり正座をし、スラミィの説教を聞いていた。

緑スライムも人型になって正座してる。とゆうか器用に座るね、緑スライム

 

スラミィ「錬?ちゃんと反省してる?」

 

錬「……っ!う、うん。してるしてる」

 

俺は突然振られて少々戸惑うが、反省はしているので返事を返す

 

スラミィ「ならいいよ。許してあげるから、ちゃんと話し合いしてね」

 

錬「うん、わかった」

 

俺たちはようやくスラミィの説教から解放された。

スラミィも言いたいことは言ったみたいな顔になり、ウェンディの腕の中に戻った。

ちなみに、ウェンディたちはただただ俺たちが正座して説教されているのを見ていただけだ。

まぁ~、あの時のスラミィは怒っていたから止められなかったんだろうしね、恨みはしない

 

錬「と、とりあえず話聞かせてくれるか?」

 

俺は緑スライムに話しかける。

いったい何の話をすればいいかわからないが、話し合いで解決しよう。うん

 

「ソ、ソウダナ」

 

緑スライムも同意見だったようで、人型の状態で首を縦に振る。

ある意味、人型の方が話しやすいかもしれない。

あ、ちなみに緑スライムはスラミィの説教前には元の黄色い目に戻っている。

俺たちは「とりあえず中へ」と言う緑スライムに連れられ、緑スライムが出てきた洞窟に案内された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数分後~

 

俺たちは緑スライムから話を聞いていたのだが……

 

セ「え、えっと……」

 

シ「う、うそでしょ……」

 

ウ「………」

 

スラミィ「す~~。す~~」

 

女性人が緑スライムの話についていけなくなってしまっていた。若干、一人?を除いて。

微妙に声を出せているセシリアやシャルルはまだいいが、ウェンディは口を開けてそのまま塞がっていない、絶句していた。

俺も、若干現実味がない話に戸惑ってはいるが何とかついていけている。

 

錬「えっと、あんたの話をまとめると、あんたは元人間であの村の人体魔法の実験台にされたが失敗作なので捨てられた。と?」

 

そう。こいつの話をまとめると俺が言ったセリフと同じになるがそうらしい。

いや、確かにあの村怪しいと思ってたよ?でも、人体魔法とは。

しかも人間を母体にするとは、なかなかにヤバいことしてるね。うん。

 

「ソノトオリダ。ソレト、アンタジャナイ、「コウ」ダ」

 

錬「オッケ~。そう呼ぶよコウ」

 

この緑スライムはコウというらしい。

とにかく、今は情報が必要だと思った俺はいくつか質問することにした

 

錬「性別は?」

 

コウ「ワカラナイ」

 

錬「歳は?」

 

コウ「ワカラナイ」

 

錬「……住んでいたところは?」

 

コウ「ワカラナイ」

 

錬「全部わかんないのかよ!」

 

何だよ!全部わからないのかよ!

聞いたところによると名前以外思い出せないらしい。

都合のいい記憶喪失だな、おい。

それと、なんで急に暴れたのかも聞いてみた。

やはりそれも分からないらしいのだが理由がその時の記憶がないからだそうだ。

記憶がなくなる寸前、頭に「殺せ」や「壊せ」といった単語が浮かぶそうだ。

おそらく、精神系の魔法の類だろう。

それで操って世界征服でもしようとしたのか?

まぁ~、それは本人たちに確認しよう。

俺は立ち上がり洞窟を出ようとする

 

セ「……っ!れ、錬さん?どちらへ?」

 

セシリアが聞いてくる。

ウェンディたちもセシリアの言葉に現実に戻されたのか俺に顔を向ける

 

錬「村に戻る。しっかり話を聞かないといけないからな」

 

俺はナツのように拳と拳をぶつけながら言う。

コウの話が本当なら失敗作の処分のために俺たちは駆り出された。ということだ。

フェアリーテイルの魔道士として、そんな扱いをされたまま黙っているわけにはいかないからな。

と、言うとシャルルが

 

シ「そ、それなら錬がコウにかかっている魔法吸収すればいいんじゃないの?」

 

コウ「ナ、ナニ?ソンナコトガデキルノカ?」

 

確かに、俺が魔力を吸収したらコウは元の姿に戻るだろう。

しかし、

 

錬「シャルル、コウを元に戻してもいいのだが一つ問題がある」

 

シ「何よ、問題って」

 

錬「それは……こいつがこの場で裸になる可能性があるからだ」

 

皆「あ」

 

そう。俺のディバイディング・ギアを使えば元には戻れるだろう。

しかし、コウが今の状態で戻したら裸の可能性が非常に高い。

男ならウェンディたちに、女なら俺にある意味被害が出る。

だからこの場では元には戻さない。

俺がそう言うと、皆も納得してくれた。

あの時に性別がわかっていればこんなめんどくさいことにはならなかったかもしれないが、仕方ない。

落し前はしっかりつけてもらうつもりだったからな

 

錬「コウも付いて来てくれ、その方がこっちに戻って来なくていいから楽だし」

 

コウ「ワカッタ、オレモツイテイコウ」

 

こうして俺たちは村に向かうことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてと村が目の前までに迫ってきた。

俺たちは一応戦闘準備だけはしている。

スラミィもだ。

こいつは村に向かう道中で目を覚まし状況を説明すると、「私も戦う!」と言ってくれた。

実にありがたい言葉だった。

スラミィのあの一撃はなかなかに迫力があったからとても戦力になる。

コウも人型のまま付いて来ている。

元の大きさに戻ると目立ってしまうからだ。

そして俺たちは森を抜け、村の入口に立った。

そこには村の人間が待ち構えていた。

数えてもざっと五十人以上。おそらく村の住人がほとんどそろっているだろ。

すると、村の村長が前に出てきた

 

村長「これはどういうことですかな?なぜ討伐対象のスライムがあなた方の後ろにいるのです?」

 

村長はそんなことを言ってきた。

というかよく討伐対象のスライムとわかったな。

墓穴を掘ったな、村長

 

錬「へ~、よくこいつが討伐対象のスライムだとわかったな。なんでだ?あんたに聞いた特徴の緑色以外まったく違うじゃないか」

 

村長「そ、それは……」

 

まだしらばっくれるつもりらしい。

なので、確信を突くことにした

 

錬「あとさ~、俺たちこいつに面白い話を聞いたんだよ」

 

村長「……………」

 

村長も村の住人も俺の次の言葉を待っていた

 

錬「お前ら、こいつをスライムに変えて何しようとしてたんだ?」

 

村長「!」

 

村長の顔が驚愕の顔になる。

村の住人達も顔が驚愕する。

しかし、そう思ったのは一瞬で直ぐに気味の悪い笑顔になった

 

村長「そうか。あんたら聞いちまったのか。なら仕方ない………お前らも我らの駒となるがいい!」

 

村長はそう言い放つ。

すると、村の中から巨大なスライムが二体出てきて、住人も武器を取り出した。

どうやら、交渉の余地はないらしい。

俺たちも拳を構える。

すると、スラミィが急に前に出た

 

ウ「スラミィ?」

 

シ「ね、ね~。これって」

 

セ「まさか……」

 

錬「そのまさかだろうな」

 

俺たちはそんなことを呟く。

村の住人達はわけがわからないと首をかしげたが、スラミィ一人で前に出てきたので、侮っているようだ。

そしてスラミィは額に魔力を集中させる。

村人たちも嫌な予感がしたのか数名がスラミィに殴りかかろうとするが、時すでに遅し。

スラミィは魔力を放出する

 

スラミィ「魔王の一撃!」

 

【ドォ~~~~~~~~~ン!!!】

 

魔力の塊がものすごい量とものすごいスピードで村を襲った。

そして、村は半壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、そこにいた村の住人はすべて気絶。

その間にそいつらを全員縄で縛り、一塊にした。

あとはお偉いさん方に任せようということになった。

そして、スラミィの一撃でスライムに変えるスライム製造機みたいなものは破壊され、コウやほかのスライムたちも元の人間の姿に戻った。ちなみにコウは女性だった。

感謝はされたがとりあえず服は着てほしかった。

そのせいでウェンディたちに蹴りを入れられてしまった。痛かったです。

そして俺たちは森でスラミィとお別れすることになった

 

ウ「また会いましょうねスラミィ」

 

シ「そうね。こんなに戦力になる人はいないから」

 

セ「シャルルさん。人じゃなくて、スライムですよ?」

 

シ「わかってるわよ!」

 

まぁ~、シャルルの言いたいことも分かるので何も言うまい。

俺はスラミィに近づき、言う

 

錬「また会ったらよろしくなスラミィ」

 

スラミィ「もちろん!またね♪」

 

スラミィはそう言うと、森の奥に帰って行った。

 

錬「よし!俺たちも帰るぞ!」

 

シ「今度は迷わないようにね」

 

ウ・セ「「気にしてること言わないで!」」

 

俺たちは友達になった青いスライムことスラミィの背を見送り、ギルドに帰ろうと歩き出した

 




若干遅くなりましたがコラボ最終回です。
もう一人の方は七年後編の時に出す予定です。
次回は少しオリジナルを混ぜた日常編です。
お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。