FAIRY TAIL~化猫の宿の双竜~   作:銀色の闇

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前回のFAIRY TAIL~化猫の宿の双竜~は
「行くか!エドラスに!」
「………ディバイディング・ギア」「え!?出るの!?」
「妖精の尻尾だ!!」



第29話《エドラスof FAIRY TAIL》

俺たちは今、ナツが言っている妖精の尻尾(フェアリーテイル)がある方に向かっている

 

錬「ナツ!見間違いじゃないんだよな!」

 

俺は走るナツを追いかけながら聞く

 

ナ「間違いねぇ!若干建物が違うが、マークは間違いなくフェアリーテイルだ!」

 

なら間違いない。

しかし、俺は言わない。

今から行くフェアリーテイルがナツ達が知っているフェアリーテイルではないことを。

まぁ~、でもぉ~、反応が楽しみなのでぇ~、何も言わなよぉ~。[ニヤニヤ]

 

セ「錬さん?なんで笑ってるんです?」

 

錬「………いや~、なんでもないよ~」

 

セシリアに注意されたが、若干ニヤニヤがおさまりきれない。

で、ナツが言っているフェアリーテイルに着いた。

見た目はジャックの豆の木みたいな大きなつるでできている

 

ウ「だいぶ違いますね」

 

ナ「とりあえず入ってみっか!」

 

とナツは扉を開ける。

すると中には元気な皆の姿があった。

しかし、

 

ハ「な、なんか皆変じゃない?」

 

ナ「そ、そうだなぁ」

 

俺たちはテーブルの下に隠れて様子うかがっている。

皆どこかが違う。

グレイは厚着してるし、ジュビアはグレイが好きじゃないみたいだし。

カナはお酒飲まないし、皆逆になってる。

と、俺たちが思っていると

 

?「なんだぁ~てめら。何見てやがる」

 

急に上から話しかけられた。

俺たちが見上げると、そこには

 

皆「る、ルーシィ!?」

 

やくざみたいな感じのルーシィが現れた

(エドラスの人たちはこれから最初に『エド』が付きます)

 

エド:ル「あ?て、よく見たらナツじゃねぇ~か」

 

と、そのままナツはなぜかプロレス技みたいなことをされ始めた。

ナツも大変だね~。

しかし、本当にエドラスは逆だな。

ルーシィとレビィはケンカしてるし、

エルフマンは弱虫だし、

マカオやロメオはなんというか誠実?みたいな感じだし、

ジェットとドロイもヤンキーになってるし。

本当に逆だな。

ミラは変わってないけど、多分昔のミラの逆ってことかな?

ま、逆じゃなくて「違う」が正解なんだけどね

 

シ「錬も気付いたのね」

 

錬「そういうシャルルこそ、気付いてるんだろ?」

 

セ「どういうことです?」

 

シャルルも気付いたし、セシリアが質問してきたのでそろそろ言うか。

俺はセシリア達に向かって言う

 

錬「ここにいる皆は俺たちの世界の皆ではなく、この世界に初めからいた皆ってことだ」

 

皆「な!」

 

ウ「じゃぁ、ここにいる人たちは」

 

ナ「俺たちが探してる皆じゃないってことか!」

 

俺は頷く。

 

シ「まぁ~、一番違う決定的な理由があれよ」

 

シャルルがある方向を指差す。

そこに……はぁ?

 

エド:ウォーレン「おい、あの子お前に似てないかウェンディ」

 

エド:ウ「そう?」

 

胸が大きな大人なウェンディと

 

?「うん!たしかにウェンディねーちゃんに似てるよね」

 

エド:ウ「あんたはジュースでも飲んでな、錬」

 

エド:錬「はぁ~い!ねーちゃん!」

 

逆に縮んでいる俺がいた。

え?どゆこと?

ウェンディが大人になった代わりに俺は子供になってるってこと?

と、思っていると小さいエドラスの俺に近づく一人の女性が

 

?「錬く~ん!お姉さんと遊びましょ~!」

 

エド:錬「あ!ソウねーちゃん!」

 

セ・ウ・錬「「「ファ!?」」」

 

なんとソウだった。

こっちは着物ではなく、ピンクの洋服を着ていて、黒髪をポニーテールにしていた。

しかし、問題はそこではない。

彼女の目がおかしい。

ハイライトがなく顔も赤いうえに、なんだか息が荒い!

た、ただの変態にしか見えねぇ~!

 

エド:ウ「ちょっとソウ。錬に近づかないでくれる?」

 

エド:ソウ「良いじゃないの、別に。私だって錬君のほっぺたに頬ずりするんだから」

 

エド:ウ「その言い方だと、私までしてるみたいじゃない」

 

なんか二人がケンカし始めた。

何これぇ?と俺とセシリア、ウェンディが放心状態になっていると

 

エド:ナブ「妖精狩りだーー!」

 

とエドラスのナブが叫んだ。

するとギルドの皆が慌て始める。

どうやら王国にいる王様がこのギルドを狙っているとの事。

さらにここは最後の魔道士ギルドにして闇ギルドだそうだ。

いや、知ってたけどね?アニメ見てたし……

で、妖精狩りが来たから転移魔法で逃げるんだと。

で、そのまま俺たちも巻き込まれて移動。

大きな揺れがギルドを包み込む。

すると

 

【Divido!】

 

錬「え?」

 

なんと勝手にディバイディング・ギアが起動した。

俺が驚いていると

 

Start(スタート) Reading(ローディング) of a Magic(マジック)

 

と言いだし、手の甲の部分の青い水晶が輝きだす。

 

 

 

 

 

その数秒後揺れはおさまり、ギルド内はいろんなものがひっくり返っていた。

彼らが言うには引っ越し、らしい。

で、問題の俺の右手に出ているディバイディング・ギアはというと

 

Load complete(ロードコンプリート)Transition magic(トォランディーションマジック)

 

と言い終わるとそのままディバイディング・ギアは消えた。

何だったんだ?

さっきの英語を訳すと「読み込み完了」って言ってた気がするんだけど……何の?

兎に角今の状況を確認しないと

 

錬「さっきのは?」

 

俺はこの世界のミラに聞く

 

エド:ミラ「あれは王都魔戦部隊隊長、エルザ・ナイトウォーカー。またの名を「妖精狩りのエルザ」」

 

ナ・ハ・ウ・シ・セ「「「「「な!?」」」」」

 

ナ「え、エルザが敵だと……」

 

錬「わからないでもない」

 

俺がそう言うとナツ達がこっちに振り向く。

そして俺の襟首をつかみ

 

ナ「どうゆうことだ」

 

ナツがすごい剣幕で言う。

こえぇ~よ。

とりあえず俺はナツの手を掴み襟首から離す

 

錬「こっちのエルザは正義感が強い奴だった。ならその逆は悪になるのは何となく予想はしていた」

 

俺がそういうと皆、下を向く。

仕方ない、頼りになるはずのエルザが敵になっているのだから。

兎に角、状況がごちゃごちゃしてきたのでエドラスの皆に今の俺たちの状況を話すことにした。

最初は半信半疑だったようだがナツが自分たちが知っているナツじゃないと理解したので皆信じてくれた。

あと、俺が錬だって言うと皆驚いてたけどな。

すると、エドラスの俺が俺のジーパンを引っ張った

 

エド:錬「ねぇねぇ」

 

錬「?どうした」

 

エド:錬「お兄ちゃんがアースランドの僕なんだよね?」

 

錬「まぁ~、そうだな」

 

と俺は苦笑いで肯定する。

違う世界とはいえ、自分自身に「お兄ちゃん」と言われるのはなんだか複雑だ。

と思っていると、急に眼を輝かせはじめ

 

エド:錬「じゃ!大きくなった僕もお兄ちゃんみたいにカッコよくなれるかな?!」

 

錬「え?そ、それはわからないけど……頑張ればいけるんじゃないかな?」

 

と言うと「頑張るぞ!」と急に叫びだした。

そして

 

エド:錬「大きくなって、強くなって、ウェンディねーちゃんを幸せにするんだ!」

 

と、とんでもないことを言いだした。

その発言は俺は拾わないし、ツッコまない。

絶対だ。絶対だ!

誰が何と言おうとツッコまない!

で、その後いろいろあって俺たちは王都に向かう。

ちゃんとあいつらに場所と方向も聞いたし、

あとは向かうだけだ。

ハッピーたちは魔法が使えないことを悔しがっていた。

俺がブーステッド・ギアを使えるようになれば投与ができるのだが、

と、思っていると

 

皆「ぎゃーーーー!」

 

錬「?って!」

 

なんとナツ達が巨大なピンクのカエルみたいなやつに追われながらこっちに来た

 

錬「何連れてきてんだよナツ!」

 

ナ「わりぃ~~~!」

 

ウ「錬さん何とかしてください~~!」

 

錬「あぁ~、もう!しかたねぇ~。ディバイディング・ギア!」

 

【Divido!】

 

俺はディバイディング・ギアを出し、そのままカエルに突っ込む。

そしてカエルの目の前で飛び上がり、カエルの顔の前まで高く飛び上がると、

腕を振り下ろす

 

錬「龍皇の鉄拳(りゅうこうのてっけん)!」

 

こちらに返ってくる反動を吸収し、さらに鉄拳の威力をあげて殴る。

カエルはそのまま彼方に飛んで行った。

すると

 

エド:ル「へぇ~、あんたやるじゃん」

 

と、何故かエドラスの怖いルーシィが現れた

 

エド:ル「おい、錬。今変なこと考えてなかったかぁ?」

 

錬「いえいえ!って、なんで俺を呼び捨てに?」

 

俺がそう質問すると「いつも、そう呼んでいるから」だ、そうだ。

で、何故ついてきたのか聞くと「別に、お前らが心配だったわけじゃ、ねぇ~からな!」と顔を赤くしてテンプレのツンデレをした。

中の人があの人なだけにやっぱり似合うなぁ~。ツンデレ

 

エド:ル「にしてもお前のその武器どっから出したんだ?」

 

と、エドラスのルーシィがディバイディング・ギアを見ながら言う。

俺が説明すると、やはり驚いていた。

ついでに俺の魔法も教えるとさらに驚いていた

 

エド:ル「じゃ~、何か?お前は何もないところから魔力を生み出せるのかよ」

 

錬「まぁ~、そうなるかな」

 

エド:ル「それ、この世界じゃ間違いなく狙われる魔法だろうな」

 

錬「まぁ、相手に与えることができないと宝の持ち腐れだけどね」

 

と、そんな話をしていると町に着いた。

エドルーシィが言うにはこの先魔法の武器がないと困る。とのことでナツ達の魔法の武器を買うことになった。

この世界では魔法は”物”として扱われている。

そのため自分の体内に魔力を所持していないのだ。

俺の魔法を聞いた時もエドルーシィは信じられないような顔をしていた。

しかも、今この世界では魔法を使うことは禁止され、魔法の道具を所持しているだけで犯罪になるらしい。

物騒な世の中である。

そのため俺たちはエドルーシィに案内され魔法の道具を扱う闇市に来ていた。

ナツは炎を扱う魔法の道具封炎剣(ふうえんけん)なるものを、ウェンディは空裂砲(くうれつほう)なる風の魔法を購入した。

で、肝心のお値段だが

 

店員「占めて二万ですが、おまけして一万八千にしましょう」

 

ナ「結構高いんだな」

 

ナツの言うとおりである。

俺たちの世界では魔法の道具など割と百円単位でも買える。

つまりそれだけこの世界では魔法が大切で、貴重だということだ。

で、これまた肝心のお金だが……

 

エド:ル「ところでお前ら、金はちゃんと持ってるんだろうな?」

 

ナ「アハハハハ!そんなの持ってる訳ないだろ~」

 

エド:ル「笑いごとか!」

 

ウ「私もポケットにビスケットしか……」

 

ウェンディ。なんでポケットにビスケット入ってるの?

ま、取り合えず俺が払うか、

 

錬「俺が払うよ」

 

セ「え?錬さんお金持って来てませんよね?」

 

ナ「じゃぁ~、どうやって払うんだよ?」

 

俺はナツに「任せろ」と言って一旦外に出た。

そして店の裏に回りディバイディング・ギアを出す。

そして空気を吸収し、魔力を貯める。

そこで俺は前にグレイが言っていたことを思い出す。

造形魔法はイメージだと。自分の魔力を形にするにはイメージが大切だと。

そして俺は今ディバイディング・ギアに溜めてある魔力を結晶のように形作るイメージをする。

すると……

 

making(メイキング)!】

 

とディバイディング・ギアから音が鳴り、白色の結晶ができ始める。

で、このことで、実際に俺は造形魔法みたいなことができることが分かった。

相変わらず俺チート~~……

と思っていると、いつの間にかセシリア達なみの大きな結晶になっていた。

俺は魔法を止め、それを持って店に戻り、店員に差し出した

 

錬「ほい。純度100%の白いラクリマだ。これと交換してくれ」

 

エド:ル「はぁ!?な、なんだよこの巨大なラクリマ!」

 

錬「さっき作った。」

 

エド:ル「はぁ!?!」

 

エドルーシィがものすごい驚いていた。

店員も目が点になっていたが「むしろお金を払いたいぐらいだ!」と言いだした。

どうやらこれぐらいの大きさのラクリマはこの世界では数十万するらしい。結構高いね。

で、ラクリマとナツ達が欲しがっていた武器を交換してもらい、俺たちは店を出た。

で、そのあとエドルーシィがこっちの世界のルーシィがどんな人物なのかと聞いてきたのでカフェで話をすることになった。

ルーシィについて話すとエドルーシィは大爆笑。

どうやらまったく自分では想像していなかったようだ。

と、話していると

 

「貴様らそこを動くな!」

 

俺たちが後ろを振り向くとそこには王国軍がいた。

 

「フェアリーテイルを捕まえろ!」

 

一人の軍人がそう叫ぶと一斉に王国軍がこっちに向かって走ってきた。

それを迎え撃とうとナツが封炎剣を使用する。

しかし盾でそれを防がれてしまった。

さらに一気に膨大な魔力を使ったことでもう使えなくなってしまった

 

ナ「錬!助けてくれ!」

 

錬「しょうがねーな~!ディバイディング・ギア!」

 

【Divido!】

 

俺はディバイディング・ギアを両腕にだし、王国軍を殴り飛ばしていく。

一人には顔面に拳を叩き込み、次のやつには鳩尾に一発叩き込んだ後に右から左足で踵を使った回し蹴りを決める。

次の奴は魔法の盾を使ってきたのでディバイディング・ギアで盾を吸収しながらぶん殴る。

と、こんなことを延々と続けていると、

ウェンディが空裂砲のふたを思いっ切り開け、そのせいで大きな竜巻ができ、俺たちは吹っ飛ばされた

 

ナ「何やってんだ!ウェンディ!」

 

ウ「ごめんなさ~い~!」

 

皆「ぎゃーーーー!」

 

で、竜巻に吹っ飛ばされた俺たち。

開いていた民家に入ることで何とか王国軍を撒くことはできた。

で、ナツ達はこの世界の魔法について今更ながら使いにくいことに気付いた。

今更だ。もう一回言う、今更だ。

と、思っていると

 

王国軍「見つけたぞ!フェアリーテイル!」

 

皆「!」

 

見つかったか!と思っているとどうやら外にいるらしく、ドアを開けると、

 

ル「ちょっと!離してよ!」

 

こっちの世界のルーシィがいた。

 

皆「ル、ルーシィ!?」

 

エド:ル「わ、私!?」

 

俺たちが驚いていると、ルーシィは反撃しようと鍵を手に取る。

ナツはそれを見て「助けねぇーと!」と言い走りだし、

ウェンディはこの世界では魔法が使えないとルーシィに叫ぶ。

しかし、

 

ル「開け!天蝎宮(てんかつきゅう)の扉!スコーピオン!」

 

なんと星霊を呼びだしたのだ。

そのままスコーピオンは王国軍を倒し、「アクエリアスとデートに行くから!」と言い残し去って行った

 

ナ「ル、ルーシィ……」

 

ル「え、み、皆!やっと会えたーー!」

 

と、ルーシィがこっちに走ってきた。

で、そのままエドルーシィと目があったのだろう。

そこで急に止まり

 

ル「わ、私~~!?」

 

と、叫んだ。

ある意味で、俺たちは劇的な再会をしたのである。

 




銀ちゃんと!

ヤミちゃんの!

「「金銀ヤミヤミプロダクション!!」」

ヤミヤミ~。みなさんお久しぶりです。最近寒いか暑いかわかりませんね。銀ちゃんです。
「ヤミヤミ~。どうもみなさんお久しぶりですヤミちゃんです」
今回も遅くなってしまいすみませんでした。
僕自身が忙しく、部活の大会も近いのでこんなに時間があいてしまいました。
「そうですね。もう六月ですし」
そうだね。二か月近く経つのに皆さん本当に待っていてくれてありがとうございます。
「そういえば、今回錬はチートを大幅に発揮しましたね」
まぁ~、主人公だし。
「その一言で終わらせるんですか………」
他に何か言葉があるかい?
「ないですね」
でしょ?てなわけで!次回、錬の新たな魔法が発動する……………かも
「かもなんですか……」
それではみなさん次回まで!


「「ばぁ~い、にゃら!」」

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