FAIRY TAIL~化猫の宿の双竜~   作:銀色の闇

5 / 47
皆様お久しぶりです。
三週間後にテストが控えていて、勉強しているのですが、
少々息抜きがしたくて、バレンタインの話を書こうと思います。
もちろん、本編も執筆中ですので楽しみに待っていてください。
それではどうぞ。


バレンタイン話2017《私の気持ちをあの人へ》

2月14日バレンタインデー。

それはローマ帝国がまだ強大な力を持っていた時代。

女神の誕生日の日であったそうだ。

当時の風習で女性と男性は結婚していた男女以外、別々の暮らしをしていたとゆう。

当時の14日は女性が桶に自らの名前の紙を入れる日であり、

次の日の15日のお祭りの日に男性がその桶を開け、

書かれた名前の女性と一日パートナーになる。

そこで恋人になったり、そのまま結婚する人たちもいたそうだ。

それ故に2月14日が「女性が好きな男性にチョコを渡す」、という日になるのも必然だろう。

 

 

 

2月13日

 

どうも皆様。

ソウ・クロニカルです。

今日はバレンタイン前日。

今までチョコを食べたことは多々あったけど、自ら作るのは初めてです。

送り主はもちろん錬。

私が初めて恋をした人。

気持ちを伝えることは緊張しすぎて無理だけど、

手作りチョコは上げたい。

そのため今日は妖精の尻尾(フェアリーテイル)の女子寮のキッチンを貸してもらっている。

さすがに錬がいる家で手作りチョコは作れないよ。

覗かれたら終わりだし……。

とりあえず、町でチョコを沢山買ってきたし!

さっそく作ろう!

大丈夫!こう見えてもずっと一人だったから、料理は手馴れてるんだ!

 

~数時間後~

 

 

ソウ「ダメだ」

 

まったく思ったとおりにできない。

まな板には見るからに悪魔みたいなデロンデロンのチョコの塊があった。

なんで?私、割と料理できたはずなのに……。

そこで私は今まで自分が作ってきた料理を思い出す。

・豚の丸焼き(塩振っただけ)

・魚の塩焼き

・鳥の炭火焼き(同じく塩振っただけ) エトセトラエトセトラ……

あれ?私、丸々焼いたやつだけじゃね?

むしろそれしかない。

何だこれは。こんなんじゃチョコみたいな凝ったもの、

出来るわけないじゃないか。

私はキッチンで膝をつき、頭を抱える

 

ソウ「どうしたらいいんだ?」

 

と私が悩んでいると

 

ミラ「あら?ソウじゃない」

 

ソウ「あ、ミラ」

 

ミラがキッチンに入ってきた。

彼女の腕の中にはチョコの入った袋が三つもあった

 

ミラ「どうしたの?あなたは確か、錬の家に住んでいたはずでしょ?」

 

ミラは荷物を台の上において話しかけてくる

 

ソウ「あぁ、実は……」

 

仕方ないので理由を説明する。

すると

 

ミラ「なら、私と一緒に作りましょ?」

 

ソウ「え?」

 

ミラの一言に私は少し驚いた。

彼女が言うには、

 

ミラ「私もギルドの皆に作ろうと思ってたし、それに」

 

ミラは私の耳元まで口を近づける。

そして

 

ミラ「錬には、おいしいものを食べてほしいでしょ?」

 

それを聞いた瞬間私はミラから数歩分飛びのいて顔を赤くしていた。

 

ソウ「そ、それは……」

 

くそぉ!言い返せないぃ~!

で、しばらく私はミラを睨んでいたが、

本人はどこ吹く風。ニコニコしていた。

仕方がないので、ミラにチョコの作り方を教わった。

ついでにと、ギルドの皆の分も手伝わされた。

……なんだろう。まんまと乗せられた気がする。

 

 

 

2月14日

 

バレンタイン当日。

私は自分の服装を確認していた。

別に何か変わったところがあるわけではない。

いつも通りの着物姿だ。

髪だって寝癖があるわけではない。

でも、何か変なところがないか探してしまう。

ただ、チョコを渡すだけじゃないか。

どうしてこんなに緊張するんだ!

と、思っていると

 

錬「ふぁ~。ソウおはよう」

 

錬があくびをしながら洗面所に入ってきた。

急だったので、私は少し飛びのいてしまった

 

ソウ「うおぉ!……お、おはよう錬」

 

錬は短く返事をすると私の横に並び歯を磨き始める。

私は少し、ドキドキしながら同じく歯を磨く。

これで二回目だが錬となるべく一緒に居たかったのでもう一度歯を磨く。

すると、横から強い視線を感じたので見てみると

 

セ「ジーーーーーーー」

 

ソウ「!?」

 

セシリアが扉の陰からこちらを見ていた。

目、目が怖い!

私はすぐに口をゆすぎ、逃げるように洗面所を後にした。

 

錬「?どうしたんだ。あいつ」

 

 

 

 

 

 

 

ソウ「はぁ~」

 

どうしよう朝に会ってあれから渡せてない。

もう夕方だよ。どうしよう。

と、思っていると

 

錬「ソウ?どうしたんだ、帰るぞ」

 

ソウ「れ、錬!」

 

錬が私を迎えに来たようだ。

もう。ここしかない。

ちょうどウェンディもセシリアもいないし。

よし!

私は錬と向かい合うように立った。

そして

 

ソウ「れ、錬。……これ!」

 

私は勢いよく錬にチョコの入った箱を差し出した

 

錬「え?俺に?」

 

ソウ「……うん。手作り」

 

私は顔をそらしながら言う。

どうしよう。顔が熱い。

錬は私のチョコを受け取った。

そして

 

錬「ありがとうソウ!うれしいよ」

 

錬が笑顔でこっちを見る。

私は顔が真っ赤になってしまった。

そして、

 

ソウ「わ、私!先に帰る!」

 

そのまま逃げるように走った。

緊張したし、すごく怖かったけれど、

渡せてよかった。

と、私はとても幸せな気分になった。

手作りを渡すのもわるくない。と思うのであった。

 

 

ただすぐに、錬と同じ屋敷に住んでいるのでこの後どのような顔をして会えばいいのか分からなくなり、ものすごく帰るのを悩んでしまった。

この時ばかりは女子寮にしておけば良かったと思った。




皆さんはチョコもらえましたか?
僕はもらえましたよ~。……母に。
今年はまだ寒い時期が続いていますね。
皆さん、体調管理には気を付けて。
そして、春休みに本編を二話ぐらい出したい!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。