ゼロと夜天の騎士王   作:夜迷eins

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なんとか一話が出来ましたが…続けられる気がしません。連載できる人って凄いですね。
勿論この先の話しは出来ていません、プロット?なにそれー。
方向性迷子のこの作品続くと良いですね。


第一話 出会い

Side__H

 

(ん?なんや妙に明るいなぁ。もう朝なんか?)

 

今だ疲れの残る体に怠さを覚えながら、強い光に眩む目を擦り何とか光の元を捉えようと体を起こす。

 

「…なんやこれ?」

 

体を起こして目を向けた先にあったのは、白く輝く光の鏡のような物だった。

 

「鏡?に見えんくもないけど…それやったら私の姿写るはずやろうし…うーん」

 

(なんやろこれ、なんやものっそい魔力感じるし…明らかに怪しい)

 

触らぬ神に祟り無し、取り敢えずは調査が必要だと判断する。

 

「まだ消える気配はないし…先ずは着替えてしまおうかな」

 

帰って来て直ぐ疲れてベットに入ったおかげで制服のシャツ一枚で寝てしまっていたようだ。

よく見るとベットの下には脱いだ制服が散らばっている。

 

「こんなんリィン辺りに見られたら怒られるなぁ…」

 

ここ最近しっかりしてきた我が家の末っ子を思い浮かべ苦笑いする。

 

「まあ片付けは後や、今は服を着よう」

 

こんな真夜中にシャツ一枚は寒い。

今が夏ならまだ良かったかもしれないが生憎と冬も終わったばかりの春先、シャツ一枚ではこの寒さは凌げそうに無かった。

 

クローゼットから適当に私服を取り出して着る。

 

「なんや制服以外の服を着るん久々やなー」

 

ちょっとした感慨に耽けるが何時までもこうしていられないさっさとベット下に散らばる服を片付けて、この謎の鏡を調査しないと_______

 

そう思い振り返った瞬間 

バランスを崩した。

 

「は?え?ちょおっ!?」

 

何が原因か、何のイタズラかバランスを崩して倒れる先はあの光る鏡。

 

抵抗する間もなく光に包まれた体は静かに光と共に消えてしまった。

まるで最初から何も存在しなかったかのように。

残されたのは床に散らばる制服のみだった。

 

 

 

 

Side____R

 

 

「あんた、誰?」

 

幾度目かの失敗の末、ようやく掴めた僅かな成功の予感。

それとは裏腹に盛大に爆発した召喚魔法は予想道理ただの失敗ではなかったようで。

 

何かが召喚に応えたと喜ぶのもつかの間、私の目の前には肩口まで伸びた栗毛色の髪にばってんに止めた髪飾りが特徴的な一人の女性…いや少女かしら?が居た。

 

「あいたた〜。なんやの急に…てかここ何処やねん!なんやめっちゃ人居るし!!?」

 

何やら特徴的な喋りをする少女(喋ると雰囲気が更に幼いので少女にした)はどうやら気が動転しているようだ。

 

「ちょっとあんた。聞いてるの?この私が話しかけたんだからちゃんと質問に答えなさい!」

 

見た所少女はマントもしていなければ杖も所持していないようだ。

ここらでは見た事も無い様な服装ではあるが、貴族ではない様子。

 

「あ…ああ。ごめんな〜、なんや変な鏡に間違って触れてしもうてな?気が付いたらこないな場所に居ったもんやから、ちょお混乱してたみたいや。悪いんやけどお譲ちゃん、ここが何処なんか教えてくれへんやろか」

 

混乱から立ち直ったらしい少女はこちらに気が付くと簡単な状況説明を要求してきた。

その中にいくつか気になる単語もあったが、光る鏡とか、間違って触れたとか、まあそれはいい…一番気にするところは。

 

「だ…だだだ誰が、お譲ちゃんですってぇ?」

 

見た所少女は私と同い年か少し上くらい。

そんな対して変わらなそうな少女に言うに事欠いてお譲ちゃんなんて言われてはヴァリエール公爵家三女として黙っていられないわ。

 

「ん?お譲ちゃん言われるん嫌やったか?ごめんな〜、見た感じ14歳位やと思ったからつい言ってしもうたんや、許してな?」

 

「じゅじゅじゅ14歳!??あんた!失礼にも程があるわよ!!?平民のくせして貴族である私にお譲ちゃんなんて!ましてや14歳だなんて!!そりゃ確かに私は平均よりちちち小さいかもしれないけど?!私はこれでも16歳よ!!!」

 

大分失礼なことを言うこの少女…いえ平民よ!こいつは平民で十分だわ!!

大体なんなのこの平民随分と馴れ馴れしく貴族である私に話しかけてくるし!

 

「16!?…そうか〜。そりゃお譲ちゃん呼びしたら怒るやんな。ほんまごめんな〜。お姉さん勘違いしとったわ」

 

そう言って両手を合わせて困った顔で笑う平民。

 

「ふんっ。分かればいいのよ、大体あんたも私と同じ位の年でしょ。お姉さんなんて…」

 

そう言うと何だか引きつった笑いになる平民。

なにかおかしな事でも言っただろうか?

 

「同い年くらいってことは、私の事16、7歳位に思っとるん?」

 

「そうだけど、違うの?」

 

どう見てもそれ位の年齢にしか見えない。

もしくはもう少し上くらいには見えなくもないけど。

 

「私これでも24やで…」

 

少し困ったような顔でそう言う平民。

その表情が更に幼さを感じさせ言葉の意味を理解する事が一瞬出来なかった。

 

「……へ?」

 

いま24って言ったわよね?

24?それってちー姉様と同い年よね。

同い年って…

 

「ええええええええ!!?」

 

 

Side____H

 

 

うっかり足を滑らせ入った光の鏡の中。

一瞬の浮遊感の後目前に広がる砂煙。

 

(なんや?砂煙?って事はここは外なんか?)

 

ここが外ならばあの光る鏡はゲートであった可能性が高い。

 

「あいたた~。なんやの急に…てかここ何処やねん!なんやめっちゃ人居るし!!?」

 

いつの間にか打ちつけていたお尻の痛みに耐えながらも周囲の状況を確認する。

 

いたる所に、なにやら爆発でも起きたかの様な穴が開いている以外には、どうやら普通の広場のようだ。

そして気になるのは少し離れた所で囲むようにいる複数の少年少女達。

 

(なんやこの子達、全員に魔力反応あるし…あの光の鏡、もしかしてこの子等がやったことなんかな?)

 

触れた者を別の場所へ移動させる転移の魔法。何故自分の前に転移魔法を展開したかは分からない。

もしかしたら前の事件での恨み事かも知れない…そう思い観察してみるが少年少女達からは悪い感情は見受けられない。

 

そんなことを考えていると、なにやら人の近付いてくる気配がしたのでそちらへ顔を向ける。

 

「ちょっとあんた。聞いてるの?この私が話しかけたんだからちゃんと質問に答えなさい!」

 

そこにはピンクブロンドの小さな女の子が少し憤慨した様子で立っていた。

 

「あ…ああ。ごめんな~、なんや変な鏡に間違って触れてしもうてな?気がついたらこないな場所に居ったもんやから、ちょお混乱してたみたいや。悪いんやけどお嬢ちゃん、ここが何処なんか教えてくれへんやろか」

 

少しばかり憤慨してはいるが、少女からは負の感情を見受けられないので今回の件は前の事件の報復ではないと辺りをつける。

 

(どうやら私の事知らんみたいやし、また別の事件に巻き込まれたのか…それともただの事故か、どちらにせよ目の前のお嬢ちゃんはちょっと我の強いところはありそうやけど、悪い子ではなさそうやね)

 

それに、もしかしたら此処にいる少年少女達も自分と同じ様に巻き込まれただけかもしれない。

なんてことを思いながらピンクブロンドの少女に意識を戻す。

 

「だ…だだだ誰が、お嬢ちゃんですってぇ?」

 

先程とはうって変わって少しどころでなく大分憤慨していた。

 

「ん?お嬢ちゃん言われるん嫌やったか?ごめんな~、見た感じ14歳位やと思ったからつい言ってしもうたんや、許してな?」

 

 

身長は同じ位ではあるが自身が平均より少し、ほんの少しだけ低いせいもあり、自身と同じ位の背丈ならば中学生位と判断し、目の前の少女が自分より幾分年下であると思ったのだが、どうやら違った様子。

 

「じゅじゅじゅ14歳!??あんた!失礼にも程があるわよ!!?平民のくせして貴族である私にお譲ちゃんなんて!ましてや14歳だなんて!!そりゃ確かに私は平均よりちちち小さいかもしれないけど?!私はこれでも16歳よ!!!」

 

「16!?…そうか〜。そりゃお譲ちゃん呼びしたら怒るやんな。ほんまごめんな〜。お姉さん勘違いしとったわ」

 

どうやら目の前の少女を大分怒らせてしまったようだ。

まさか16歳だったとは…少女の体型にこっそりと目をやる。

 

(まあ、まだ将来に希望は持てる年齢やな)

 

平坦なある部分にたいし、本人に知られれば爆発でもしそうな事を考える。

 

「ふんっ。分かればいいのよ、大体あんたも私と同じ位の年でしょ。お姉さんなんて…」

 

そういう少女の言葉に、就任先や上司、部下との間で幾度となく行われたあのやり取りを思い出す。

 

「同い年くらいってことは、私の事16、7歳位に思っとるん?」

 

「そうだけど、違うの?」

 

幾度となく行われたやり取り、簡潔に言えば実年例より幼く見られる。女性としては嬉しいことなのであろうが、この容姿のお陰で上司には馬鹿にされこき使われ、部下からは嘗められ子供扱いされる。

一番酷かったのは就任先で子供に間違われ保護されかけたことだ。

 

「私これでも24やで…」

 

「……へ?」

 

少女の年齢を見誤った自分が人の事は言えないかもしれないが、幾らなんでも16歳の少女に同年代にしか見えないと言われると、少々傷付くものである。

 

(一応結構な人生歩んでる筈なんやけどな…そんなに威厳ないんかな…)

 

「ええええええええ!!?」

 

落ち込む自身を包むのは今日会ったばかりのピンクブロンドの少女の驚愕の声。

 

 

これが最後の夜天の主八神はやてと、魔法成功率ゼロのルイズのファーストコンタクトなのであった。

 

勘違いから始まった彼女達の進む先は________

 




地の文とか良く分からない。取り合えず適当に書いていますが楽しめていますか?この作品大丈夫ですかね?
すこしでも楽しんでいただければ幸いです。

因にこの話しはルイズとはやての年齢のやり取りを書きたかっただけです。最初は24でなく23でしたがカトレアさんと同い年にしました。
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