ソードアート・ストライン-鋭意製作中-   作:seresu

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この章はこのクエストがメインです。

このクエスト完了後、第3章フロアボス攻略編に入ります。
で、第1層は終わりです。

パートいくつになるのか・・・。


エピソード10  フロアボス情報開示クエスト -前哨-

 

要請に伴ってアルゴと合流した私達に告げられたのは、アルゴが見つけたクエストが“フロアボスの情報を開示する為のクエストである”というものだった。しかもその為なのか、初期で判明しているだけでもお使いの規模が尋常ではなかった。件数も然ることながらエリアがとにかく広い。スタートであるはじまりの街から最前線であるトールバーナ、はては通常は行く事の無いはずれの村である“フリンジ”まで、あまりの広さに思わずクエストの放棄を検討したくなった。

 

そこで、アルゴ・コペルとも相談しパーティ共有アイテム(ストレージ)を使う事にした。

 

まず、第1層を大きく3つに分け担当者を決める。その上で、自分が担当するエリアにおいて、アイテムの集荷・配達をする。その際に配送先がエリア外であった場合、当該アイテムを共有枠に移動する。そして、他エリアの担当者に連絡する。

アルゴの担当エリアにおいてアイテム集荷の際に戦闘が必要かつ強敵と予想される場合は、私かコペルどちらか近くにいる方が赴きアイテム入手次第共有枠に入れる。その際、届け先にてアルゴは待機しておく。ただし、配送先が元々のアルゴの担当地区もしくは戦闘に趣いた人の担当地区だった場合。戦闘に趣いてない人の担当地区が配送先の場合は担当者が趣いて待機する。

 

以上を基本とし、あとは都度臨機応変に対処していった。

 

 

 

1日中かけずり回り、ようやく終点が見えて来た頃、このクエスト最大の問題が発覚した。そう、ボスの存在が明らかになったのだ。各種配達時に次のお使いの内容等の情報が明かされていったわけだがここに来て、最後のお使いの対象アイテムが第1層外れにある遺跡の中に納めてあり、なおかつ守護者がいる事が発覚したのだ。

 

ボスの存在に辟易した所に追い打ちをかける様にマズい状況まで発覚した。

なんと、迷宮区にてボス部屋が見つかりそうだ、というのだ。

ほぼ確実に明日中に攻略会議が開かれる事になるだろう。

そうなって来るとフロアボス戦は明後日ということになる。

 

そう、現在進行中のクエストの残りを明日中に片付けなければならなくなったのである。

 

当初、このボス戦はソードスキルを極力使わずに長期戦で挑むつもりだった。

集中が続くのか?という問題はあったものの、スキル硬直(ディレイ)さえなければどうにか出来ると考えていたしその自信もあった。

なぜなら、クエストのボスである以上1パーティ(6人)で倒せる設定だろうと思われるからである。

 

だが、時間的猶予がなくなった事でソードスキルの使用が必須…短期決戦必須…となってしまった。

 

 

そこで、残りのクエスト…ボス戦手前までをこのまま私とコペルで行い、アルゴにはトールバーナに向かってもらい、今回のクエストの存在を攻略リーダーに伝えボス戦の延期(多分1日が限界だろう)と2回目の攻略会議の開催を頼み、その上でキリトに応援を頼む事になった。

 

クエスト続行の際、私達はボスのいるエリアまで先行しておく事にした。理由は当該エリアのMobの排除である。pop率の非常に低いエリアであるため、一度排除してしまえば半日位敵のいない状態が維持されるのだ。その為、追いかけて来る予定のキリト達はMobに煩わされる事無く追いつく事が出来るはずだ。

…え、ベータ情報じゃないですよ。お使いの際にさんざん通った(私の担当)エリアです。

 

 

ここまでの取り決めを行った後、翌日に備え、寝ておく事になった。

 

 

 

 

エピソード10 End Next エピソード10裏




なんとか水曜中に投稿出来た。

えっと、オリジナルの村が出てきました。村の名前はまんま“外れ”を意味しています。外ベリとか外周って意味の単語から引っ張ってきました。


次回こそ予約投稿で投稿したい…。

次回も裏、キリトサイドです。当然、アスナさんもいます。


2016/3/25 23:00頃 一部内容を追記

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