カントー地方・マサラタウン
「セシリア!今日は、オーキド博士からポケモンをもらう日でしょう?」
「ぅ…ぅん」
セシリアは、眠い目を擦りながら起きてきた。
「ほら、準備をしておいたわ」
「ありがとう。じゃあ、行ってくるね」
「待って、パパの写真を…」
セシリアは、勢い良くオーキド研究所に向かった。
「あなた…どうか、セシリアを守って…」
オーキド研究所
「オーキド博士~こんにちは」
「おお、セシリアか。良く来たの~!さ、こっちじゃ」
二人は、研究所の中を進んだ。
「セシリア、この3匹からどれを選ぶのかな?」
セシリアは、ゼニガメ・ヒトカゲ・フシギダネをゆっくり眺めた。
!ガッシャーン!
「何事じゃ!」
音のしたほうに向かった。
オーキド研究所・裏庭
「オーキドか?」
「何者なの!?」
セシリアは、叫んだ。
「俺か?俺は、GRAMP団のホムラ!」
「GRAMP団!?」
「ああ、そうさ!さあ、ここにいるポケモンを全て頂こうか!」
マシンが動き出した。
「やめるんじゃ!」
セシリアの足元に3匹のポケモンが寄ってきた。
胸元のペンダントが光出した。
「ゼニガメ、高速スピンであのマシンを壊して!ヒトカゲ、ひのこであの鉄をとかして!フシギダネ、つるのムチでモンスターボールを取り戻して!」
(なんと…3匹同時に指示を…高位のトレーナーでなければ扱えぬはず…)
3匹は、攻撃を繰り返した。
「フン、どうせ体力がもつわけないだろう!たとえ、もったとしても、弱い攻撃が効くわけないだろう!」
セシリアは、その言葉を聞いて焦った。
ペンダントの光が増した。
「セシリア、もういい!これ以上、3匹を…」
「いいえ!行けるわ!」
(ペンダントの光が3匹の力を強化している?まずい…)
BON!
「くそっ!今日は、引き上げてやる!」
ホムラは、クロバットに掴まった。
「待って!あなたは、マグマ団のはず…壊滅させられたんじゃないの!?」
「かつてはな!しかし、復活したのだ!世界征服のために!さらばだ!」
クロバットが黒い霧を吐いた。
「ゴホッ、待ちなさい!」
セシリアは、ホムラのあとを追いかけようとした。
「セシリア、今日のところはよい。それに、この霧は、吸いすぎるとよくないのじゃ。」
オーキド博士は、そう諭した。
「よく追い払ったのう」
オーキド博士は、セシリアに言った。
「え…、な、なにがあったの?」
セシリアは、状況が把握出来なかった。
「覚えていないのかい?」
「ええ…ペンダントが光出してから…」
オーキド博士は、ペンダントを見た。
「これは…25年前にこの町を旅立ち、様々な地方を旅して、暗躍していた組織を壊滅させたトレーナーのものじゃ。誰からもらったのか?」
オーキド博士は、ひどく驚いた。
「行方不明のパパから…」
「なんと…!トレーナーの娘とは!君には、この3匹をあげよう」
オーキド博士は、3つのモンスターボールとポケモン図鑑をセシリアに渡した。
「GRAMP団…、まさか、ギンガ団、ロケット団、アクア団、マグマ団、プラズマ団が手を組んだ組織!?」
セシリアは、大声で言った。
「セシリア、それらの組織が手を組んだら、非常に危険じゃ!頼む、GRAMP団を倒してくれ!」
オーキド博士は、セシリアに求めた。
「わかったわ…、『パクス・ポケ』実現するために!」