幻想と現実の境界と
最古の異変記述より
「何で私が読まなきゃいけないのよ!」
ここは、博麗神社。幻想郷の境界に立つ神社である。ここの巫女 博麗霊夢は、お払い棒で目の前に居る女性を突つくが容易く取られてしまう。
「さっきも言ったけど、かの地の封印が解けたのよ。だからこそ、音読させてるのよ」
記述に載っていた賢者 八雲
「そんなことしなくたって、相手が妖怪なら、いつものように退治すればいいじゃない」
「何時ものようにいかないわ。消失異変では、塵1つも残っていなかったそうよ。たぶん、消されて終わるわ」
「!」
霊夢は、再度記述を読み直す。幻想郷では、一人に1つ『程度の能力』を持っている。殆どの人は、能力に目覚めないまま一生を終えてしまう人が殆どである。だが中には、世界消滅級のものから空の紙コップを持ち上げる力位のものもある。その為、霊夢は、読み直した。
「だけど、霊夢。文や言葉に惑わされては、駄目よ。この記述は、後世に遺すため用の物、早く言えば表向きね。」
「はぁ!」
霊夢のストレスがマッハで上がってゆく。
「『真実は小説より奇なり』よ。実際は現代に居たわ。200年間、
「そんなにヤバイ奴なの?」
幻想郷は、危険な妖怪も多く居る。紫もその一人である。霊夢の仕事は、異変解決や妖怪退治が基本である。もちろん、命の危険があるものもある。だからこそ聞かなければならないのだ。
「黒幕が居たわ、この異変にはね。まあ、怒らせなければ危険は無いわ。一応、名前を教えておくわ。彼女の名は…」
ここは、幻想郷の霧の湖である。名前の通りひどい時では、前が真っ白になるくらいだ。ここに一人の少女が倒れていた。一目で人ではないとこがわかる。猫のような耳、三本の尻尾が生えていた。
「うっ…ここは、幻想郷?何で幻想入りしているの?」
「動くな!そこの妖怪!」
「!」
少女が上をみると魔女の格好をした少女がいた。魔女は、そのまま、箒で下降してくる。。
「あの~…レイヤーさん?それとも本物?」
「私か?私は、『普通の魔法使い』霧雨魔理沙だぜ」
「魔理沙ね。えっと、『猫のプリンセス』とでも覚えてくれればいいよ」
「そ、そうか。早速勝負だ!魔符『スターダストレヴァリエ』」
星形の光る、発光物体が少女めがけて拡散してゆく。しかし避けるどころかすぐに当たってしまう。
「あのさ、弾幕ごっこを知らないのか?」
「うん」
「マジかよ!しゃーねな。私が教えてやる」
暗黙の了解 少女説明中…
「って感じだ」
「なるほど、お返し 結界『かごの中の弾幕世界』」
魔理沙のスターダストレヴァリエを模した弾幕が現れる。見えない壁に反射して魔理沙に辺り『ピチューン』と音がなる。
「痛たた。いきなり、スペルカードが作れるなんてな。お前すげえな、名前教えてくれよ」
「いいよ。水無月琴香それが私の名前。よろしく魔理沙」
今猫姫の物語が始まる。