「いいよ。水無月琴香それが私の名前。よろしく魔理沙」
「ああ、よろしく」というと魔理沙は、懐から八卦炉
はっけろ
を取り出す。
「それじゃ、先ほど出会いとして勝負だ!恋符『マスタースパーク』!」
「エ?!マジ…」
魔理沙は、取り出した八卦炉に魔力を込め始める。琴香の嫌な予想が当たり、溜めた魔力を解き放ち、直径10m位のレーザーと星形の弾幕が琴香を襲うが初心者とは思えない動きで避けていく。
「単純よ。霊符『
「なぁ!?」
札型の弾幕が地面に当たると雲を突き抜けるような勢いで結界が出来てゆく。魔理沙は、避けきれず飲み込まれてしまう。
「やり過ぎたかな?」
「ぜんぜん、大丈夫だぜ!彗星『ブレイジングスター』」
先ほど手に持っていた、八卦炉は箒の穂に差し込まれており、蒼い光線のごとく、八方天喪陣をスペルブレイクする衝撃で耳が吹き飛んでしまう。
「お、おい!だ、大丈夫か?」
「大丈夫。付け耳だから」
「じゃあ、尻尾も付けてるのか?」
「え?」
魔理沙は、琴香の尻尾を強く掴む。
「痛い!痛いって!放して!お願い!尻尾は、本物だから!!」
「悪りぃ!!本物とは思わなくて」
「まあ、よくある事だけどさ…」
「まあ最後いくか!ラストスペル!魔砲『ファイナ「止めなさい、魔理沙」霊夢!」
魔理沙のスペル宣言をわるように霊夢が現れる。そして、琴香を睨みながらお払い棒と陰陽玉
おんみょうぎょく
を構える。
「あんたが水無月琴香ね。さっきの戦い、魔理沙相手にここまでやるとは、思ってなかったわ」
「お褒めに預かり光栄です。今代の博麗の巫女殿。初代に似ておられて、強い霊力を感じますよ」
「誉められても、私から出るのは、弾幕位よ」
「怖!見逃したりは…「しないわよ」ですよねー」
「まあ、いいわ。急いでるから、さっさと退治させてもらうわよ。霊符『
霊夢の回りに8つの虹色に輝く弾幕が現れる。そのまま、琴香に向かって飛んでいき横に避けるがそのまま曲がって、また向かってくる。追尾弾
ホーミング
である。身を守るために結界を貼るがすぐに破られ直撃してしまう。
「っ!手加減しない方がいいみたいね。本気でいくよ!」
琴香の背中から六枚の翼が現れる。翼は、生えているわけではなく、宙に浮いているのだ。
「夢想天性を使ってきなさい!」
「いい度胸ね…使ってやるわよ!ラストワード!『夢想天性』!」
「簡単に手の内を見せたらダメだよ!えっと、ラストワード!『激流弾幕結界』」
霊夢と琴香は、半透明の姿になり、弾幕同士がぶつかり合う。その余波で魔理沙は飛ばされてしまう。
「ラストワード同士のぶつかり合いがここまですごいとは…」
「私も始めてみたわ、素晴らしい弾幕ごっこをね」
「紫!」
「魔理沙、もう少し離れていなさい。二人を止めるから」
魔理沙にそう言うと紫は、自分が開いたスキマ(ここから出てきたため魔理沙は、驚いたのだ)に手を添えると戦っていた二人の弾幕が急に止まる。
「「紫!」」
「久しぶりね、琴香。相変わらずといったところかしら」
「天夢の葬式以来ね、紫。胸、すこし大きくなった?」
「ななな、何を!!」
顔を真っ赤にする紫。堪忍袋の尾が切れ、霊夢が紫に弾幕を打ち込む。
「何で止めたのよ!」
「当たり前よ!自分で守るものを壊そうとしてたのよ」
「私が倒れたら博麗大結界は消えてたね」
それを聞くと霊夢と魔理沙から血の気が引いていく。突然、魔理沙が立ち上がる。
「あー!思い出した!」
「何よ魔理沙…」
「いや、守矢神社の奴等が妖怪の山を治めたらしいんだ」
「なんですって!すぐいくわよ!」
「待ってくれ」と何時ものような会話をしながら妖怪の山へ飛んでいってしまった。
「若いって良いね。で、紫。私を結界の外に出すの?」
「そうしたいけどね…」
「幻想郷はすべてを受け入れる、かしら。貴女の口癖の」
「フフッ、そうね。閻魔も来ないもの」
「今の幻想郷のルール教えて」
「いいわよ」
その日、マヨヒガはどんちゃん騒ぎだった。
次の日
「頭痛い…」
二日酔いに襲われていた。
侍ナイトです。今回から質問回答をしていきたいと思っています。質問が五個以上になったら質問回答回を作ります。コメント、および質問をお待ちしています。