暖かく見守っていただけるとありがたいです。
初めまして!私はミカゲです!
私は普通の生活を送っていたはずなのに…
普通の食事をして
普通に学校に通っていたはずなのに…
なのになんで通学路の途中で世界が回って真っ白な世界にいるの!?
「やぁやぁ!目覚めたみたいだね!」
突然少年が現れる
「誰?」
「僕のこと?」
「あなた以外にいないじゃないですか!」
「…そんなことは置いておいて「置いといていいんですか!?」質問に答えようじゃないか!「スルー!?」僕は神様だよ!」
「あの…頭大丈夫ですか?」
「君失礼だね。」
「いや、信じる人の方がおかしいですから」
「と言われてもね~」
「というより、なんで私はここに来たんですか?」
「えっとね~クジ引きで君が当たったからだよ。クジに当たった人は異世界に行ってもらうのが決まりでね!君には『アカメが斬る!』の世界に行ってもらうよ!」
「適当ですね…あの『アカメが斬る!』ってなんですか?」
「君の世界のアニメだよ!もしかして知らなかった?」
「もしかしなくても知りません!」
「そっか~でも決まったことは変えられないからね~」
「わけのわかんない世界で生きられるわけないじゃないですか!」
「君に簡単に死なれちゃ困るからな~『帝具』を君にあげるよ!」
「『帝具』?」
「詳しいことは、あっちの世界で教えてもらってよ!まぁ本当は48個しかないんだけど僕が1個加えたから49個になるけどね~」
「そうなんですか。」
「じゃぁ…行ってらっしゃい!!」
「はい!…ってえぇぇぇぇぇぇぇ!」
急に体が落下するような感覚に包まれ士会が一気に下に落ちていく。最後に見えたのは神と名乗った少年の腹が立つぐらいの『イイ笑顔』だった。
そして次の瞬間、気が付けば私の体は地面に叩きつけられていた。
「うぅ~いたい!てかここどこ~!」
そう高いところからではなかったのが幸いし、体にはあまり痛みはない。辺りを見渡せば四方八方『木』ばかり。木のほかには建造物すら見当たらない。
すると、ゴトリと空から急に箱が落ちてくる。
「ん?何…これ?」
恐る恐る箱を開けてみると手紙が入っていた。
「え~っと、何々?『ミカゲちゃんへそこは『アカメが斬る!』の世界の森の中だよ!
帝具は成り行きでもらえるからね~危ないことがあるけど、頑張ってね!
ps危険種がいるから、気を付けてね!
あとこの手紙は読み終わったら消滅しま~す!』…?」
読み終えた途端に手紙は音を立てて灰になり、風に乗って飛んで行ってしまう。
「仕方ない歩くか…」
すると、後ろから草と草が擦れるようなガサガサという音がした。
血の気が引くのが分かる、たぶん私の顔は真っ青だろうあの手紙を見た後でなおさらだ。
「ギャオォォォ!」
突然背後の茂みからイノシシのような動物がが飛び出してくる。私に向かって真っすぐに―――
「キャァァァ!」
追いかけてくるイノシシ?から逃げるために、ただひたすらに走り続ける。少しでも立ち止まったりスピードを落としたら確実に後ろから激突されて重傷になるだろう。必死になりながら私は走り続ける。
「(あれ…? 私、こんなに早く走れたっけ…?)」
一瞬そんな疑問が頭をよぎるが、すぐにそんなことを考えている場合じゃないと走ることに専念する。
同時刻
「ナジェンダさん!侵入者!」
「何人だ!?」
「1人で何かに追いかけられてるみたいだ!」
「ラバ、レオーネ見てきてくれるか?」
「了解だよ!ボス!」
「行ってきます!」
その頃ミカゲはというと…
まだ危険種に追いかけられていた
「誰か助けて~!」
「(やった出口が見えた!)」
すると
「お~発見!」
「女の子だったか~かわいい!」
「一応助ける?」
「そうしますかね!姐さん!」
ブシュと肉が切られるような音がする。
「(嫌な音がする。でも、もう追いかけてくるやつはいなくなった)」
安心しているとだんだん力がぬけて…
私は気を失ってしまった。
バタッ
「どうしよっかこの子」
「体に何か隠してないか見て何もなかったら連れて帰るか」
「じゃあ、その役俺がやブフ「アタシがやるからどっか行ってろ!!」はい」
「(何にも隠してないみたいだ。ただの女の子がどうやってここに…)」
「どう~姐さん」
「何もないから連れて帰るよ!」
「ヤッター」
「早く帰るか。」
ダッ
***
「んっ、ここどこ?」
私が悩んでいるとドアが開いた、すると緑色の髪をした少年が入ってくる。
「お~起きた?」
「(なんか前にもあったような)あの…誰ですか?」
「俺は、ラバック」
「私はミカゲです」
「歩けそう?」
「大丈夫だと思います」
「じぁ、ナジェンダさんの所行こうか」
「ナジェンダさん?」
「たぶん説明されると思うから」
「そうですか」
「行きますかお姫サマ」
「ハァ!?」
「冗談だよ~」
「行きましょう、なんか疲れました…」
「改めて行こうか。」
「はい。」
そして私はラバックさんについていった
歩いてから少し行くと1つの部屋の前に
「ここですか?」
「あぁそうだよ。」
ラバックさんはドアを開けた
「ナジェンダさん、起きたみたいだよ」
「そうか」
ナジェンダさんと呼ばれた人は銀髪のショートカットで、右目には眼帯を付けている女の人だった。
「起きたみたいでよかったよ、急に倒れたらしいからレオーネが心配していたよ。」
「レオーネさんとは?」
「君を助けた奴だよ…君、名前は?」
「ミカゲです。助けていただいてありがとうございます。」
「いや礼には及ばん、しかし…」
「?」
「この場所『ナイトレイド』の本拠地を知られてしまったからは返すわけにはいかないんだ。まぁ挨拶ぐらいはしておこう
ようこそ、殺し屋集団『ナイトレイド』へ。」
「えええぇぇぇ!?」
かくして、私は殺し屋集団『ナイトレイド』へ入ることになってしまったのだ。
改めまして、暖かく見守っていただけるとありがたいです。