復讐の太陽旗   作:海空陸一体

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えっと。
こんにちは、海空陸一体です。
色々と考えていた。
作品を、投稿しました。
文字少ないですが、改稿する時、増えますので。
よろしくお願いします。


プロローグ

201Ⅹ年

 

日本皇国

 

東京湾

 

空は黒く染まり、海は炎に染まっていた。

 

戦艦信濃司令部艦橋

 

 

 

「防空艦秋月中破!駆逐艦五月雨轟沈!」

 

「巡洋艦利根!艦橋被弾!艦長以下全員戦死!」

 

「補給艦摩周沈没!」

 

「本艦の後部艦橋が脱落!副長以下連絡途絶!」

 

 

こんな筈ではなかった。

 

私は歯噛みしながらそう思った。

 

明日に備える、天皇陛下謁見の元、観艦式を実施するため全国各地から国防海軍が集結し、事前協議、演習をしていた。

 

平和であった。

 

それらが、一瞬で地獄に変わった。

 

日本本土に2000発を超える、ミサイル接近。

 

最初は何の冗談だ、と思った。

 

しかし政府だけではなく、在日米軍から連絡で事実で有ることがわかった。

 

東京湾に集結していた日本皇国国防海軍100隻以上の大艦隊を纏める旗艦、戦艦信濃が対空戦を開始したのを皮切りに全艦がありとあらゆる対空砲を開いた。

 

必死だった。

 

もし一発でも見逃したら、皇国臣民にどれだけの被害が出てしまうか。

 

皆、それが分かっていた。

 

だからこそ陸軍防空隊、空軍の防空戦隊と協力し、ミサイルを撃ち落とし続けた。

 

順調であった。

 

第一波、第二波の全てを迎撃した。

 

そこからだ、狂い始めたのは。

 

陸軍、海軍、空軍。

 

三軍共同の防空網に、突如、アンノウンが現れた。

 

私は無視を命じた。

 

正体不明の物より、本土に迫るミサイル群を優先した。

 

軍人として、当たり前の行動であった。

 

防人は命を掛け国を民を守るべし。

 

軍人として必ず誰でも持つ信条である。

 

私はそれに従った。

 

 

だが、アンノウンは全てを破壊した。

 

艦隊が放った、迎撃ミサイルがアンノウンに着弾した。

 

流れ弾であった。

 

いやアンノウンが対空ミサイルの進路に割り込んできたのだ。

 

アンノウンは牙を剥いた。

 

蹂躙であった。

 

対空砲をミサイルに向けていた、国防海軍の艦艇はまったくの無防備だった。

 

アンノウンはそれを無差別に攻撃した。

 

戦闘能力が皆無の、輸送艦や補給艦をも攻撃していた。

 

次々と被弾し炎を吹き上げる海軍を、空軍は守ろうとした。

 

しかし勝てなかった。

 

空軍自慢のイーグルJ2改は米軍のF-22ラプターと互角に戦える戦闘機だった。

 

それが、花弁のごとく墜ちていった。

 

私が座乗する戦艦信濃も光学兵器と思われる、ビームらしき物を受け、後部艦橋が消失してしまった。

 

アンノウンは満足したのか、我々には目もくれず、ミサイルの迎撃を始めた。

 

「いったい...何が目的なのだ」

 

口から言葉が出てしまう。

 

しかし止まらなかった。

 

「貴様は!いったい何が目的なのだ!皇国に何の恨みがあるのだ!」

 

叫ばには要られなかった。

 

艦橋から空を我が物顔で飛ぶ白色の人形兵器を睨みながら。

 

そして私は一発のミサイルが北に向かうのを見つけた。

 

崩壊した防空網から抜けてきた一発だった。

 

アンノウンは何故かそれを迎撃しようとしなかった。

 

「全艦!北に向かうあのミサイルを!」

 

叩き落とせ!

 

そう叫ぼうとした瞬間。

 

信濃の艦橋が業火に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




私、皇国至上主義。
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