はやて「さて、カケル君?さっきの合体はなんなんや?」
カケル「ガオマッスルだよ?」
はやて「なんでウチ等に教えないで合体したんや?」
カケル「変なはやてお姉さん♪僕、ちゃんとガオマッスルの事話したよ♪」
はやて「…確かに」
確かになのは達は別の合体を聞いていた。
なのは「カケル君、パワーアニマルの合体パターンを教えて?」
カケル「パターン?」
フェイト「合体の組み合わせだよ」
カケル「よくわかんない」
はやて「カケル君、ガオゴリラの宝珠を貸してくれへん?」
カケル「ムリ~。ガオゴリラ達は神経質だってピヨちゃんズが言ってた~」
はやて「はぁ~。ここにきてまたカケル君頼みやね…」
カケル「お~!!がんばる~」
なのは「ガオマッスルって強いよね?」
カケル「えっとね、力のマッスルって呼ばれてる」
はやて「キングは?」
カケル「技のキングだよ」
ヴィータ「誰が言ってたんだ?」
カケル「ピヨちゃんズ」
はやて「後は…ガオイカロスやっけ?」
カケル「うん」
はやて「何て呼ばれてるん?」
カケル「えっとね…天の精霊王」
フェイト「天の精霊王?どういう意味だろ?」
謎が残ってしまった。
その日、機動六課で事件が起きた。
はやて「……」
はやてが書類仕事などをしているとその報せは届いた。
シャマル『はやてちゃん!大変です!』
シャマルが通信で緊急事態を報せてきた。
はやて「ど、どうしたんや!」
シャマル『カケル君が倒れました!!』
はやて「なんやて!?」
はやては急いで医務室に向かった。
医務室
カケル「う~ん…」
カケルは熱でうなされていた。
フェイト「カケル…」
はやて「シャマル!」
はやてがやって来ると医務室には隊長陣が集まっていた。
シャマル「はやてちゃん…」
はやて「どんな具合なん?」
シャマル「過労です。かなり疲労が溜まり熱をだしてます」
なのは「私達…カケル君にかなり無理をさせてたんだね…」
ヴィータ「いつも元気にしてるから気づけなかった」
シグナム「無理もない。普段はトレーニング、出動が重なっていたんだ」
フェイト「私達が気をつけなきゃいけなかったのに…」
フェイトはカケルの手を握った。
はやて「もう少しカケル君への負担を減らさんとな」
なのは「そうだね」
しかしそれを嘲笑うかのように…
ビー!!ビー!!ビー!!
警報が鳴り響いた。
はやて「またかい!」
なのは「どうしよう!?」
はやて「行くしかないやろ!」
フェイト「忘れたのはやて!パワーアニマルを喚ぶにはカケルが必要なんだよ!」
はやて「しまった…」
カケル無しではパワーアニマルを喚べなかった。
カケル「お~…警報…行かなきゃ」
カケルはベットから降りるとよたよたしながら歩き出すが…
フェイト「カケル!ダメだよ!!寝てなきゃ…」
カケル「お~…悪い子が暴れてる…止めなきゃ…」
フェイト「カケル…」
こんな小さな子に、ここまで気を使わせていたかと思うとなのは達の心は痛んだ。
カケル「急ぐ~…」
なのは「ダメだよ!!」
カケル「がんばる~…」
シグナム「主…」
はやて「どないしたら…」
カケル「いく~…」
ピー「ピー!」
ヨー「ヨー!」
ピヨちゃんズはカケルの両肩に止まると羽をばたつかせ、カケルを持ち上げた。
カケル「お~…ピヨちゃんズ、ありがとう…」
なのは「待って!」
ピヨちゃんズがカケルをヘリまで運ぶとなのは達も後を追いかけた。
ガシャン!!
街では巨大ガジェットが暴れていた。
はやて「せめてもの救いは一体だけやって事やね」
カケル「がんばってくる~…」
シャマル「カケル君、休んでてください。私が行きます」
カケル「でもシャマルお姉さん…まだガオハンターに…慣れてない…」
シャマル「それは…」
はやて「カケル君、ここはシャマルに任せてや」
カケル「わかった~…」
シャマル「行ってきます!!」
シャマルは外に出るとパワーアニマルを喚びガオハンターに合体して乗り込んだ。
シャマル「降臨!!ガオハンター!!」
ガキィン!!
ガオハンターはリゲーターブレードで何度も巨大ガジェットに攻撃した。
シャマル「あんな…小さな子が頑張ってくれてるのに私が頑張れないでどうするの!」
シャマルは自分を奮い立たせて挑んだ。
シャマル「悪鬼突貫!!リボルバーファントム!!」
リゲーターブレードが回転して巨大ガジェットを貫いた。
カケル「お~…シャマルお姉さん…かっ…た…」
シャマルの勝利を見届けると気を失った。
フェイト「カケル!」
そのままカケルは機動六課に運ばれた。