はやて「……」
ビー
はやて「どうぞ~」
シャマル「失礼します…」
はやて「シャマル?どないしたん?そんな暗い表情で」
シャマル「はやてちゃん、隊長副隊長全員を集めて貰えますか?」
はやて「何か訳ありみたいやな。ちょっと待ってな」
アナウンスでなのは達が呼ばれるとすぐに部隊長室に集まった。
はやて「それでどないしたん?」
シャマル「まずはこれを見てください」
フェイト「何これ?何かの時間みたいだけど?」
なのは「ちょっとずつ増えてるね?」
ヴィータ「これがどうかしたのかよ?」
シャマル「これ…カケル君のお昼寝の時間なの」
シグナム「よくわからんが普通ではないのか?」
シャマル「カケル君…お昼寝の回数と時間がどんどん増えているの。夜寝てる時間も入れたら異常な位に」
はやて「なんやて?」
シャマル「気になって身体検査してみたの」
フェイト「結果は!?」
シャマル「保護されたときと全く変わってないの」
なのは「よかった…」
はやて「ちょいまち!普通、身長体重が変わってるはずやで!」
シャマル「カケル君は成長してないの…それなのに寝る時間は増えているの…このままだと…」
はやて「このままだと?」
シャマル「近いうちに昏睡状態に…」
カラン
リィン「嘘ですよね…」
はやて「リィン…」
リィン「嘘ですよね!!シャマル!嘘っていってくださいですよ!」
シャマル「……」
リィン「そんな…」
はやて「とにかく何とかしないとな。とりあえず今夜からの警備任務にまずは備えてや」
なのは達「了解!」
なのは達は警備任務に集中することになった。そしてカケルはそのまま数日眠り続けた。
カケル「お~!!お空の上だ~♪」
数日後、カケルはアースラの中にいた。警備任務の間に機動六課は襲われ施設を破壊されてしまい、アースラに拠点を動かした。
リィン「楽しいですか?」
カケル「お~!!」
そんなカケルを見ていたリィンは辛さを表に出さないでカケルと一緒に過ごしていた。
カケル「お~?リィンお姉さんどうしたの?元気ない」
リィン「そ、そんなことないですよ!」
カケル「お~。ならいい~」
ビー!!ビー!!ビー!!
リィン「カケル君、リィンは出動してくるです」
カケル「お~!!頑張って~!!」
リィン「はいですよ!」
機動六課の部隊、管理局の部隊合同でゆりかごへの決戦に挑んだ。
カケル「お~!!」
カケルが艦橋で外の様子を見ていると…
カケル「お~!!みんな帰ってきた~♪」
なのは達が帰還してきた。が…
ビュン!!
空を飛ぶ巨大ガジェットが現れた。
カケル「あぶない!?」
カケルは降下ハッチに向かい…
カケル「ピーちゃん!」
ピー「ピー!」
カケルはソウルバードに乗ると外に出た。
カケル「ファルコンサモナー…百獣召喚!!」
♪~
新たなパワーアニマル、ガオファルコンが現れると…
カケル「百獣合体!!」
ガオファルコンを中心にガオジェラフ、ガオライノス、ガオディアス、ガオマジロの五体のパワーアニマルが合体した。
カケル「ソウルドライブ!ガオイカロス!!」
ガオイカロスの中に入り…
カケル「誕生!!ガオイカロス!!」
新たな精霊王が誕生した。
カケル「いくぞ~!」
ガキィン!!ガキィン!!ガキィン!!
カケル「強い~!」
ビュン!!
カケル「ディフェンスモード!!」
キィン!!
ガオイカロスは羽で体の前を隠すと巨大ガジェットのビームを弾いた。
カケル「天地逆転!ホーンクラッシュ!!」
ガオイカロスはディアスシーザスで敵を掴むと投げ飛ばした。
カケル「まだまだ!悪鬼貫徹!!ネックスラスト!!」
ズカン!
カケル「強蹴一閃!!ライノシュート!」
ガオイカロスは右足先からガオマジロを出すと空中で丸まりそのまま蹴り飛ばし…
ズカン!
カケル「究極天技!!イカロスダイナマイト!!」
跳ね返ってきたガオマジロをオーバーヘッドキックで更に蹴り飛ばした。
ズドン!!
右足先でガオマジロをキャッチすると巨大ガジェットは破壊された。
カケル「お~!!勝っ…た?あれ?何か……ね…む…」
ガシャン!
ピー「ピー!!」
ヨー「ヨー!!」
合体が解けるとピヨちゃんズがカケルをキャッチするとアースラに運んだ。
カケル「すぅ…」
リィン「カケル君…」
ピヨちゃんズによってカケルはアースラに運ばれるとシャマルによって医務室に搬送された。
はやて「どうなん?」
シャマル「…多分このままの可能性も…」
リィン「そんな!」
フェイト「一番の功労者なのにね…」
なのは「なのに私達は何もしてあげられないんだね…」
リィン「嫌ですよ~…」
リィンがカケルの枕元で泣いてると…
カケル「お~…リィンお姉さん?……何で泣いてるの?」
リィン「カケル君!?」
カケル「お~…何か……凄く……眠いの…」
リィン「大丈夫ですよ…リィンが側に居てあげるですよ」
カケル「お~…なら……寂しくない…」
リィン「いい子いい子…ですよ♪」
カケル「お~……おや…す…」
カケルはそのまま眠ってしまった。
リィン「お休みですよ…カケル君…」
リィンは涙を流しながらカケルにおやすみを言った。
一月後…
リィン「カケル君、今日もいい天気ですよ」
カケルはリィンの希望により八神家に引き取られた。
リィン「今日はおやすみですから一緒に居られるですよ」
リィンはカケルに話しかけて何度も色んな事を語りかけた。
リィン「いい天気ですよ…」
リィンが外を見ながら呟くと…
カケル『お~!遊ぶの~!』
リィン「カケル君!?」
リィンは咄嗟にカケルを見るが眠ったままのカケルがいた。
リィン「早く起きて遊ぶですよ♪」
リィンは優しげな表情でカケルを見守り続けた。