ま、どこまでいってもアイマスの小説だと思う 作:オタクになりたい
よくあるプロローグ
「ほむ、私は死んだとな?」
「え、ほむらちゃん?」
「死ねよ」
現在、転生の間(らしい)。いきなりアホなことを抜かした目の前にいるのが神様(自称)。俺は、齋藤 淳(さいとう じゅん)。神様に間違えて殺されてしまった可哀想な一人だ。
「つかさ、本当に二次創作みたいなことってあるんだな」
「案外多いぞ?」
「何やってんの?いやマジで」
聞くところによると人間の怪死は全て神様のミスらしい。俺もその一員の仲間入りしたって訳だ。
「話を戻すぞ。俺もそこそこ長い時間、神様として働いてきたが実は初めてなんだ。転生させるの」
「多いって言ってたじゃん」
「俺は、天界の精密機械って呼ばれているんだ」
「くそどうでもいい」
「まぁ、転生させるのは初めてなんだ。だから特典は諦めてくれ」
「いや。無理だろ」
特典をもらわない場合どうなるか。
例1『問題児が異世界から来るそうですよ?』
まず箱庭に呼ばれませんが?
例2『ハイスクールD×D』
悪魔や堕天使に殺されろと?
例3『魔法少女リリカルなのは』
親方!空から魔砲が!
「原作に関わらなきゃいいじゃん」
「なるほど。その発想はなかった」
「原作には絶対に関わるがな」
「じゃあ、なんで『関わらなきゃいい』とか言ったし」
「なんとなく」
「衝撃のファーストブリッドォォォォ!!」
「ひでぶっ!」
ーーーーピンポンパンポーンーーーー
しばらくお待ち下さい。神様が、意識を失っております。(ギャグ補正と言う名の力で)
「はっ!ここは?私はジョージクルーニー?」
「いや、違うから!」
神様は、大体1時間ぐらい気を失っておりその間俺は暇を強いられたいた。もしかしたら、2時間ぐらいかも。時計がないから分かんないや。
「えーと、どこまで話したっけ。そうそう、特典ないけど原作頑張れよってとこか。安心していいぞ。気を失ってるときに、どこなら安全に転生出来るか聞いてきたから」
「どこだ?」
ゴクッ。余りの緊張感に生唾を飲んでしまう。怖いじゃん!もしかしたら、本当に死ぬじゃん!生まれて即死亡確定とか嫌じゃん!
「『アイドルマスター』通称『アイマス』だな」
「安全だけど、俺プロデューサーになるの?」
アイドルマスター。通称アイマス。
2005年にアイドルプロデュース体験ゲームとしてアーケードで稼働を開始。
現在では、アニメ、漫画、小説、ドラマCDと多岐に渡って展開されている大人気商品である。
「違うんだなー。これが。お前にはアイドルになってもらう。」
「さすがに無理だろ。第一、曲どうするの?」
「そこで特典ってほどではないが、オマケをつけてやろう」
「頑張れば特典出来るんじゃないの?」
「だから、それは諦めて」
『諦めたらそこで試合終了ですよ?』
俺の脳内で某バスケット漫画の名台詞が思い浮かんだが、あそこまで言うのだ。特典は無理なのだろう。妥協することも大事である。
「オマケってのは、お前のウォークマンを持っていかしてやろう。」
「…それだけ?」
本当にそうならショボいと言わざるを得ない。
「まさか。更にウォークマン内の曲を転生先から消してやろう」
「え?強すぎだろ」
ウォークマン内の曲が転生先から消える。それは、ウォークマン内の曲が自分の曲として使えるのを意味する。しかも、全ての曲がCDデビューもしくはYouTubeやニコニコ動画で人気を出したものなのだ。
売れないということはない。売れるとは限らないが。
これは大きなメリットである。
「お前が上手く歌えるとは限らないがな」
「多分、大丈夫。歌い手で稼いでたから」
神様は、ならちょうどいいオマケだったんだなと言った。
「まぁ、そうだな。ちょうどいいよ」
「なら、そろそろいってこい」
いつの間にか神様の手の中にはボタンがあり、今にも親指がボタンを押しそうだったが、二次創作を読み漁っていた俺は何をしようとしているか察し壁にもたれ掛かる。
「残念だったな!しようとしていることはお見通しだ!」
「そっちがな」
躊躇いもなく、神様がボタンを押すと壁が、もう一度言う、壁が開いた。勿論、壁にもたれ掛かっていた俺は真っ逆さまで落ちていくはめになった。
「てめぇぇぇぇぇ!!」
「はっ!(嘲笑)」